「友達に教えたいリスクとお金の話」の第3章は終盤に入りました。 株式や債券など、リターンが不確定な資産には、公的年金や生命保険会社が長期投資をしています。確実にリターンが得られるわけではないのになぜでしょう。3-6はその疑問に答えています。
「友達に教えたいリスクとお金の話」では「コラム2 リスクを数値化すると?」を公表しています。標準偏差の計算式を入れるとドン引きする人が多そうなので概念の説明だけに留めました。投資理論の世界には数式が多いですが、概念だけしっかり理解できていれば個人投資家さんには十分です。
「友達に教えたいリスクとお金の話」の第3章は3-7の「まとめ」「復習クイズ」で終わります。第4章ではファンドマネジャーがどのようにしてファンドを運用するかを解説しています。第3章から第10章までの本書は来年に書籍化する予定です。お楽しみに。
「友達に教えたいリスクとお金の話」(3-4)は引き続きリスクとリターンの関係について。金融商品選びに限ったことではなく、私たちは仕事や結婚など、一定のリスクを「とる」ことによりリターン(見返り)を得ようとします。平凡な選択はリスクが少ないですが、リターンも平凡になるかも。
「友達に教えたいリスクとお金の話」3-2はちょっと踏み込んで投資理論の初歩を学ぶ「コラム」の1回目です。数式も出てくるので「難しい」と感じるかも。最初は読み飛ばしてもOKです。詳しく知りたい方はゆっくりとかみしめて読んでみてください。ご自分で計算されると頭に入るはず。
「友達に教えたいリスクとお金の話(2)」で問1 確実に儲かるものを教えてくれる人が金融のプロだと思う。>正解「いいえ」これに違和感を感じた方は(3-1)を読んでください。「確実に」と「預貯金より儲かる」が両立すると思っている方は、金融詐欺に騙されやすいので要注意です。