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定期預金大賞2024秋/「大阪シティ信用金庫」


秋の定期預金特別キャンペーンもどうやら出尽くした感がある。
日本国債の金利上昇を受け、どの金融機関も定期預金の金利を大きく引き上げてきた。
今日はその中でもおすすめの定期預金を紹介しよう。


定期預金のメッカ・大阪


天地開闢以来、大阪では定期預金の利率競争が熾烈だ。
一説によれば、
大阪には土着の信用金庫と信用組合が星の数以上にあるため、競争の原理が働いて預金金利が跳ねるとも言われている。
理屈はともかく消費者にとっては嬉しい話しである。

人件費のかからないネット銀行がお得な定期金利で権勢を拡大しているが、
大阪のリアル金融機関はそれと遜色ない定期金利でアナログ世代に優しく寄り添ってくれている。



大阪シティ信用金庫 3年/0.6%

筆者のおすすめはズバリ、大阪シティ信用金庫さん。
庶民が現実的かつ世間的に利用可能な金融機関としてもっともオススメしたい。


ご愛顧感謝定期預金2024年
3年 0.6% 募集期間10月7日〜11月29日

(詳細は各自上繋Webページを確認されたし)
といった内容となっている。

現下、個人向け国債10年もので0.57%前後の金利となっている。
そうした情勢の中で大阪シティ信用金庫さんの定期預金を推す理由は2つ。
まず0.6%という国債を上回る金利がまず魅力。
次に3年という満期期間も、短かすぎずかつ長すぎず中庸の徳たるや至れるかなだ。

確かにこれから先、0.6%を超える定期預金は登場してくるだろう。
しかしながら、大きく超える金利が出るかと聞かれれば、「出ない」と即答。
筆者はそう観ている。
なぜなら過去25年のビッグデータを精査するに、
1%を超える定期預金利率は「2%超えのインフレ」が絶対条件となっている。
2025年のインフレ予想値は押し並べて1.75%以下。
とてもではないが2%以上の物価上昇局面はやってきそうにない。
そもそも、日銀の金利引き上げ政策はインフレを抑えるための政策である。
したがって、これから先インフレが緩和されていくことはあっても、インフレが急加速することは考えにくい。
だから「3年 0.6%」という定期預金金利がリアル店舗における臨界点に近いと考えるのだ。




手堅い金融機関


大阪シティ信用金庫は預金総額2兆5000億円以上。
自己資本比率も必要以上にしてすなわち十分。
店舗網が大阪市内24全区を網羅している唯一の信用金庫だ。
まずもってこれから3年で大きな問題は生じないと観る。
だからこの大阪シティ信用金庫さんの3年0.6%の定期預金をオススメするのだ。



愚者は株式に溺れ、賢者は定期から学ぶ

定期預金は早晩ネット銀行の独壇場になる。
いわゆる「定期預金のXデイ」だ。
それに対する最後の砦となっているのが、大阪の金融機関。
ネット銀行の高金利定期に負けない金融商品を捻り出して、ネット銀行に対抗している。
だがこちらもそろそろ臨界点が近づいている。

リアルからネットへの定期預金の完全移行がなされると「定期預金のXデイ」でどうなるか?


完全アナログ世代の定期預金がぽっかり浮くこととなる。
日本における完全アナログ世代のボリュームはすこぶる分厚く、そのリアル定期預金がぽっかり浮くとそれはもはや「巨額」となる。
「定期預金のXデイ」によってぽっかり浮いた「巨額」が「あそこ」に向かって流入するのだ。
このタイミングを見逃す手はない。

現下日本においては、有価証券投機・・が花盛りで、
ともすれば、定期預金というものは軽視ないし無視されがちだ。

だが定期預金という金融商品の動向は、株式相場を観るためのマストファクターである。
これを機会に大阪シティ信用金庫に定期預金を開設するのがオススメである。

利息以外にも得るものがギョウサンあるはずやで。






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