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アメリカに来たら登録をおすすめする金融サービス7選

私は米国のMBAの進学のために来たので、まずはSocial Security Numberがない状態でアメリカ生活が始まりました。この後説明するオンラインバンクの方が利率が4%超えと高いので、最初に一旦デビットカードを作りつつ、Chaseバンクの口座を開けたのが、渡米したその月にやったことでした。


(1)Chaseバンク

Chaseバンクのような銀行の場合、オフラインで店舗を構えているため、アメリカも実店舗のある銀行の口座の金利は日本の銀行と大差がありません。

Chaseバンクのアカウントを作成したいという方は、こちらからアカウント作成してみてください。次に、ソーシャルセキュリティナンバーをインターンが決まって取れた後、オンラインバンクの利率が高いため、Sofiのアカウントを開設し、Marcusのアカウントを作ろうと試みました。

(2)Wise

ソーシャルセキュリティナンバーを取得して、働き始める前に関しては、Wise Cardを重宝することが多かったです。こちらは日本円からドルに変換する際の手数料が安い、かつ世界中の通貨に変えられるので、ぜひWise Cardは一枚持っておくことをお勧めします。ここから作れます

ソーシャルセキュリティナンバーの申請に関しては、進学先のMBAの学校に言われるがままに申請しました。またWebで検索すると、すぐに記事が引っかかるので、大きな問題になることはそんなにないように思います。参考までにここをみながらやると良いと思いますhttps://www.detroit.us.emb-japan.go.jp/files/000369516.pdf

自分のアメリカ就活についてもどのように進めたのか?知りたいという方は、こちらをご覧ください。ソーシャルセキュリティナンバーがあることによって、できることが広がるので、一旦インターンをし、そこでソーシャルセキュリティナンバーを手に入れることをお勧めします。

(3)Sofi/Marcus(オンラインバンク)


話を戻して、肝心のオンラインバンクへの登録に関してですが、Sofiもmarcusも利率が、2024年7月時点では、4.6%だったかと思います。ただしほとんど金利がつかないかつ、変化しない日本の銀行口座とは違い、アメリカの場合、金利は変化しますので、ご注意を。またこれも日本の銀行なら預けた金額が1000万円までなら保護されるように、これらのオンラインバンクにもこのような保護がFDICからなされる対象となっているみたいでした。
Sofiの登録に関してはこちらです。そしてMarcusの登録に関してはこちらです。

Sofiに関しては、最初State ID(パスポートではうまくいきませんでした。運転免許書がアメリカである人は、それでいけるはずです)がなく、登録ができなかったので、いったんState IDを取得して、その後に登録をしました。しかし、Direct Depositという形で設定をしないと、4%を超える利率は適用されないことを知り、この設定がややこしそうだったので、設定することを見送りました。

Marcusに関しては、登録を試みて、3回ほど登録できてないと言われて、理由はセキュリティの観点から言えない。そしたらどうやったら登録できるようになるんだよ、1ヶ月後にまた登録してくださいとまるでドラクエの村人Aが同じ発言しかしないのと同じ状態に。カスタマーサポートに関して、ネガティブな印象が残りました。逆にSOFIのカスタマーサポートに関しては、チャットベースでしたが、丁寧に対応してくれて、具体的になぜ登録がうまくいかないのか?を説明してくださり、サービスの利用を開始するスタートの段階からだいぶ印象の差がありました。

ただし、単にSaving Accountに預金しておくだけで利率が4.6%適用になるMarcus。Sofiに関しては、Direct Depositの設定をするなど、特定の条件を満たさない限りは、この基準の利率が得られないということで、カスタマーサポート対応にはなかなか納得しきれないものの、連絡を繰り返して、登録を試みていたというのがあります。クレジットカードヒストリーなどが影響しているのか?全くわかりませんが、気長に、何度か時間を置いて、登録に挑戦しようと考えています。アメリカに来て、心の持ちようを変えたのは、一度やってダメなのは当たり前。一回で物事が進む、返信があるなどとと決して思ってはならないということです。アメリカにおける、自分の信用スコアについては、こちらのサイトから確認することができます。興味のある方は、一度確認してみると良いと思います。

少し金融サービスの話から脱線し、余談ですが、アメリカで何度か病院に行き、薬をもらうこともあったのですが、ウォルグリーンという薬局で薬をもらうときでさえ、今在庫ない、別の店舗には多分あるから、聞いてみてくれ。保険適用の薬ではなかったものが処方されていたから、保険適用に薬はならない。全額自腹になるけど、それでも今日受け取るか?(受け取るにしても30分は待ってもらうけどね)などなど、とにかくプロセスがサイロ化していて、ユーザーの体験としては居心地が悪いことが多々起きます。日本のサービスに慣れてしまっていると、大きなギャップを感じるはずです。

気長に、原因を探りながら、一個一個また修行させてもらえたと解釈しながら、日々の課題に取り組むことが重要だと思います。この修行の過程で、英語での課題対応能力も渡米してきてから、格段に上がったと解釈しています。きっとこれからのアメリカでのビジネスマンとしての活動に、一役買ってくれることでしょう。生きた課題解決型の英会話のレッスンを無料でさせて頂けて、ありがたいなぁと解釈することで、楽しく取り組むことを心がけています。

ここまで実際動いてみて、オフライン、オンラインの銀行口座開発の手順が概ねつかめてきました。

(4)Robinhood

その次にやってみたのは、Robinhoodなどのアカウントを開設して、実際にインデックス投資ができるような商品を買ってみることです。これも関心が湧きました。日本の株式市場の単元株は、どれだけ小さくても100株ほど。しかし、Robinhoodは、それを1株から買えるような仕組みを提供しています。金融商品として、VOOなどの商品も買えるようになっており、まずやってみると良いように思いました。

またこれらのサービスを使ってみるにあたり、日本に戻ることになった際は、銀行口座を閉鎖した上で、対応したほうが良いかもしれません。

開設の段階から、閉鎖する場合についても調べておくというような動きは、個人的には大事なことだと思っています。またむやみやたらといろんなサービスのアカウントを増やしてしまうと、管理できなくなります。サービスの管理に関しても、BitWardenや1Passwordなどのサービスを使い、話が少しそれますが、パスワード管理ツールを使うなどしておくほうが良いように思います。

そしてこれも細かいですが、Apple IDに関して、日本のサービスを利用するためのアカウントと、アメリカのサービスを利用するためのアカウント、二つ持っていることをお勧めします。理由としては、金融系のサービスにその傾向が強いですが、アメリカのApple IDでしか使えないアプリ(RobindhoodやVenmoなど)が存在するからです。こうなるとさらに管理の難易度が上がりますので、前述したようなパスワード管理ツールを使うことを推奨します。

(5)Venmo/Zelle

友人と食事に行った時など、割り勘する際にとても便利なので、Venmo/Zelleは入れておきましょう。Venmo派とZelle派がいるように思います。僕はどちらかというと、Venmo派です。

さらにいろんな金融サービスを使ってみるようになると、日本におけるマネーフォワードのようなサービスが使いたくなります。日本のサービスだけを使うのであれば、マネーフォーワードを使えば良いと思います。ビジネスでもそうですが、事実を把握して、そこから改善することが大切なのは、お金の管理でも同じことが言えると思います。ではアメリカでマネーフォワードにあたるようなサービスとしてどんなものがあるのか?僕も正直まだ使い倒しきれていませんが、いくつか紹介できたらと思います。

(6)Empower

無料のツールなら、Empowerなのかと思います

元々Mintというアプリがあったのですが、これが使えなくなってしまっています。おそらくその後の乗り換え先として、一定Empowerを選んでいる人もいる印象があります。

(7)Copilot


Copilotが有料ならおすすめです。おそらく利用するカード、金融サービスの数が増えてきて、5つ以上などとなってきた場合には、このような有料サービスを使うことも検討して良いのではないかと。マネーフォワードを日本で使い始めた時に、同じような気持ちになったことを思い出します。

個人的に思ったのは、日本、アメリカで使っているサービスの両方を一元管理することができるようなものが欲しいと思いました。そういうサービスを作ることに関心がいる方がいましたら、それぞれの国ごとの金商法の違いなどあり、大変そうですが、目指せWiseのように、特定の国に閉じない、ユーザー体験をデザインする、グローバルプロダクトに挑戦する方をわずかながら、応援できたら嬉しいです。Twitterでよかったらご連絡ください

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Shota Atago/愛宕翔太(Taisho/大将)
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