第683回：アメリカの半導体銘柄、会計疑惑できな臭い下落を続けるさなか、NVIDIAが何故かダウに採用される

いよいよ、混乱必至の11月に突入です。大統領選を控える中、暗号通貨も、株式市場も、日本単独の材料ではなく、米国初の材料に、右往左往する展開が始まりつつあります。まずは昨夜発表された、謎の雇用統計から行きましょう。 参考１）アメリカ 10月の雇用統計 就業者増加も 市場予想大きく下回る 1.2万人しか増えていないって、もう予想もクソもあったもんじゃないですねこれは・・・。前回、異常な数値を叩き出していた雇用統計は一体全体何だったのでしょうか。シンプルに、選挙前に大量のスタッ

第682回：石破辞任と政権交代が期待されるマーケット、またしても海の向こうではイスラエル軍が本格開戦し日経平均は独歩安

つい数営業日前まで、日経平均は40,000円を越え、順調に見えたマーケット。このフローに促され、『選挙は買い』の17連勝アノマリーに引っかかった投資家が、現在、阿鼻叫喚となっております。昨夜の終値で日経平均は約38,070円程度まで下落。今週は一時38,000円割れまで見せたマーケットですが、本購読者の皆様は、売り一辺倒のブレないポジションにより再びの爆益を実現されたものと思慮しております。おめでとうございます。2,000円近く抜けてると思いますが、まだまだ下げはこんなもんじ

松田元サークル「世界の終わりの歩き方」有料プラン「本当にあった怖い話」2024年9月投稿分

第681回：石破政権、発足以来何もしていないのに支持率を28％に引きずり下ろす偉業を達成する傍ら、海の向こうでは世界大戦が勃発し日経平均は続落

朝っぱらから物騒なニュースが飛んでまいりました。自民党本部に火炎瓶を投げ込んだ勇者が逮捕されたそうです。途上国ですかここは・・・。 参考１）自民党本部に“火炎瓶” 首相官邸前の柵に車突っ込んだ男逮捕 火炎瓶を投げ込んだ後に、首相官邸にワンボックスカーを突っ込んでるわけですから、なかなかの蛮勇ですねこれは。即逮捕なのがジワジワきますね。 石破政権に対する抵抗なのか、あるいは野党の左翼化した誰かが決行したのか、真意は今後警察の事情聴取で明らかにされていくところ、少なくとも国

第680回：金融庁、今更アンホステッド・ウォレットは交換業から除外と言い出し、交換事業者を含む関係者を混乱に陥れる

久しぶりに、ビットコイン界隈が面白い動きを見せているようですので、本日は暗号通貨・ビットコイン周りをテーマに、集中して執筆したいと思います。シンプルにビットコイン価格が強くなってきており、トランプ政権が大統領選に勝つ蓋然性が高くなってまいりましたので、間違いなく数年以内に、ビットコインの時代（ビットコイン本位性）が来ることが確信に変わり、そろそろ次の予言をしておかなければならないと感じております。ひとまず、本日の中心テーマを問題提起すべく、日本を舞台に、特にショッキングだった

第679回：雇用統計に金融政策、日米仲良く、なりふり構わぬ選挙対策で、話をどんどんすり替える

つい先程、雇用統計が発表されました。失業率が大幅に改善され、非農業部門雇用者数が、予想15万人程度だったところ、結果としては25万人の大幅な増加となりました。金融市場も良好な雇用統計を好感し、ドル円は149円にタッチ、日経平均株価も4万円手前、39,560円を叩き出すという、狐につままれたような相場付きとなっております。

第678回：石破茂新総裁爆誕、ゲルノミクスかイシバノミクス、呼称を悩む暇も無く、ミクスがないことに気づいた株価は先行して大暴落

『人生には、登り坂と下り坂、そしてまさかという坂があります』、といえば、政治家が結婚式のスピーチで使い古されたセリフではありますが、まさに“まさか”という言葉にふさわしい事態が発生いたしました。石破茂さん、自民党新総裁爆誕です。石破内閣が発足決定し、果たして日本はどうなってしまうのでしょうか。

第677回：メンヘラ相場ここに極まり、バイクラ渦中真っ只中の疲れたあなたに、おすすめのカバードコール戦略

大きな大きなイベントが2つ終わりました。そう、Fedの利下げと、日銀の決定会合です。Fedは50ベーシスポイントの利下げを決行し、日銀さんは中央銀行なのに『（自民党）総裁選を注視』という謎の言葉を残し、仲良しな日経新聞へのリークどおりに利上げを見送った模様です。米国の利下げについては“極めて”重要なので、後ほど本稿でじっくり詳述します。

松田元サークル「世界の終わりの歩き方」有料プラン「本当にあった怖い話」2024年8月投稿分

第676回：米大統領選と、中国経済クラッシュの兆候、ロレックス市場の崩壊

円高です。円高の傾向が続きます。昨夜の夜間取引では、遂に140.80円代まで迫り、130円代を覗くまで秒読みとなって参りました。まあ、それでもまだ円安ですけれどね。日銀先生の容赦ない利上げ連発発言が物議を醸しているようです。

第675回：市場のカナリア、逆イールドの解消が、日経平均の防衛ラインを穿つ

秋ですね。秋の風情を感じます。自然や景観のはなしではありませんよ。相場の話です。『ああ、秋だなあ・・・』、という、実にメランコリーな情緒不安さを全身で感じ取る相場付きになって参りました。毎度申し上げることですが、本稿では、『上げるかも下げるかもわからない』、とか、『上がるけど下がるし、レンジはこれだ』、みたいな、曖昧な表現はできる限り排斥し、“ハッキリ時期とともに相場を書く・読む”をモットーにしていることから、それなりに責任とプレッシャーを感じながら分析をしているのですね。前

第674回：怒涛の8月、アンゴルモアの足音が聞こえる9月

いやはや、強烈な8月が終わりました。何が強烈かって、もちろん、株式市場、為替市場を中心とする、金融市場が強烈でした。僅か数日、5日足らずで7,500円もの空前の下げを演出した日経平均が、今朝の夜間取引の戻り値で39,060円ですよｗｗｗ何だったんだよアレ、下げの起点にまで、結局戻ってきています。まさに下げるなら上げるな、上げるなら下げるなの強烈な相場でした。色んな投資家さんが『儲かった』『損した』とブログを書かれているようで、とにかく皆様お疲れ様でございました。