小泉しのぶ(小学校教諭×起業家→教育委員会×起業家 )
東京学芸大学教職大学院卒。現在教員一年目時に起業した、一般社団法人まなびぱれっとを運営しながら教員4年目として現場で奮闘中。教員1年目に寄り添う「はじめてのせんせい」プロジェクトやイベント等を通して、教員と教員以外の人が混ざり合う未来の実現に向け邁進中
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誰とどこでも学べるに形に向けて空間作りとコミュニティ作りへの挑戦【教室のフリーアドレス制とオープンスペース改革、授業改革の1年間の軌跡】
1年間かけて挑戦してきたことの1つに空間づくりがある。 子ども達がコミュニティのメンバーであることを自然と自覚するために、できるだけ多くのことを自分で決められるようにしたかった。僕の中で、将来子ども達が自律して学び・コミュニティを作っていくためのスキルを身につけて欲しいと思い、学びの空間から責任をもってもらいたかったのだ。 そこでまず始めたのが席の形を決めることだ。席の形は子ども達と相談して日直が一周したら投票によって形を変えるというものになっていた。これまで裁判型、床型、
オープンスペースを広場にしない!板橋第十小学校×まなびぱれっとの挑戦【初めての文部科学省からの採択事業「COーSHAプロジェクト」】
板橋区立板橋第十小学校は各学年のフロアにオープンスペースがある。4年生もオープンスペースがあって、何度も何度もその姿を変えてきた。 1学期は僕の私物の学級文庫700冊を配置したことで、本が手に取りやすい環境は作ることができたが、それ以上のことはできていなかった。2学期になり授業の在り方が変わっていく中で、オープンスペースもその在り方が問われていた。最初に目をつけたのは本棚だ。本棚を本棚としてだけ使おうとするとどうしても空間が狭くなって、ただ子ども達が活動できなくなるだけにな