【クラクラ夢日記】ランニング中に商品を売りつけられそうになる夢を見た
走っていたら道が消えた
知らない土地で合宿所のようなところに泊まって、周辺の道を走らされている。
幅が何十メートルもある広い道路を走っていると、同じように走っている人たちが無数にいる。
高速道路が左手の上を通っていて、右手には並行してローカル鉄道の単線が走っているが、自分が走っている間の道はだんだん細くなり、やがてなくなってしまう。
鉄道の踏切があったので渡ろうとすると、そこは山の中の曲がりくねった道で、踏切には遮断機が降りている。
金融商品を勧められる
電車が通過して遮断機が上がるのを待っている間に、どこから出てきたのかスーツ姿の若い女性が、ごく自然な感じでランナーたちを近くの建物に案内する。
ホテルのようでもあり、会社の小さな事務所のようでもある建物の裏口から中に入るとカウンターがあり、保険や投資信託、外国のファンドなど、金融商品のパンフレットが並んでいる。
女性にあれこれ説明されるが、内容がさっぱりわからない。
「今ランニング中なので」と断ろうとすると、
「本当にいい金融商品というのは、忙しくてそれどころじゃないというときにしか出会えないものなんですよ」と女性は変な理屈で商品を推してくる。
「最近、株は上がりすぎてるから」と言うと、
「この30年で株価は30倍になってるんですよ。短期的な相場を気にしないで、とにかく買って長期間持ち続けることです」と言う。
演歌を聴かされて、オーディオ機器を勧められる
それから延々と問答が続き、気分が悪くなって外に出ようとすると、女性が先に外へ出て僕を先導し、別の建物に案内する。
中には色とりどりの照明と、変わった形をしたスピーカー、アンプなどのオーディオ製品が展示されている。
音響機器の性能をアピールするために、男性スタッフがマイクを持って演歌を歌っている。
室内には大きなベッドがいくつも置かれていて、そのひとつで太った大男が両脇に女性スタッフをはべらせ、酒を飲みながら演歌に聴き入っている。
男性スタッフの歌はプロ並みに上手いが、僕は演歌が好きではないので、オーディオ機器を買う気になれない。
ジミ・ヘンドリクス好きを非難される
「俺が年寄りだから演歌を聴かせればいいと思ってるのかもしれないけど、あいにく俺は1960年代後半に中学・高校時代を過ごしたので、ジミ・ヘンドリクスとかジャニス・ジョプリンが好きなんだ」と言うと、スタッフたちは呆れた顔でお互いの顔を見る。
ベッドの上の太っちょは明らかに僕より年下だが、僕にまったく関心を示さず、ひたすら演歌を聴いている。
気分が悪いので出て行こうとすると、女性スタッフに手首をつかまれ、
「ジミ・ヘンドリクスやジャニス・ジョプリンが悪いって言ってるんじゃないのよ、あなたみたいな白髪のジジイが偉そうに彼らの名前を出すのが許せないだけ」と吐き捨てるように言われた。