FUKUKOZY
建築専門誌の編集者→バーチャルへ
91年生まれ。リアル / バーチャル空間について考え…
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『STATUS AND CULTURE——文化をかたちづくる〈ステイタス〉の力学 感性・慣習・流行はいかに生まれるか?』【読書記録】
最近は、気づいたら1週間が終わっていて、土日もいつの間にか終わっていて、という日々を繰り返している。何も変わってないかのような目まぐるしさで過ごしているかと思えば、いつの間にか子はつかまり立ちを始め、そこら中のスイッチや気になるものを探索するなど、驚くべき成長を遂げている。 親の世界の変わらなさに対して子から見た世界の進化、子自身の変化はとてつもないものがある。というわけで久しぶりにざっくりとした読書録。 『STATUS AND CULTURE——文化をかたちづくる〈ステ
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建築の先に見える感情『アルド・ロッシ 記憶の幾何学』『メランコリーと建築 — アルド・ロッシ──アルド・ロッシ』【読書記録】
最近は4時半頃に一度叩き起こされて、薄明るくなった窓の外を見ながら、再び少ない時間二度寝する睡眠不足の日々を送っています。 最近、建築家アルド・ロッシに関する著作を読んだので、備忘録。 『メランコリーと建築 — アルド・ロッシ』(ディオゴ・セイシャス・ロペス 著、服部さおり、佐伯達也 翻訳、片桐悠自 監修、2023年、フリックスタジオ)『アルド・ロッシ 記憶の幾何学』(片桐悠自 著、2024年、鹿島出版会)1990年に建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞し、世界的