「音楽と哲学の憂鬱と官能」福尾匠×菊地成孔をオンラインで視聴した。ニューアカの全盛期にニューアカって言葉も知らなかった無知な自分が、ずっと憧れていたのはまさにニューアカだったのかも。浅田彰は読んでないけど、柄沢行人は本棚に一冊あった。文芸かぶれでマリクレールを愛読してた頃だね。
【本】菊地成孔「スペインの宇宙食」。音楽、フェティッシュ、食、映画。 エピキュリアンが書く、My Favorite Things。止まることを知らぬお喋りな文体にたじたじになる。悪趣味と優雅さの間に張られたロープを渡る。子供のころの思い出話はフェリーニの映画のようだ。