梶薪七竈

小話を創作するのが好きかなっ。ジャズやアメリカーナな楽曲をギターで演奏するのが趣味。いつの日か物語の湧出する泉にたどり着けたならと。宮内悠介、山尾悠子、宮崎夏次系が近年お気に入り。好きなギタリストはパットメセニー。ヘッダー画像は現在メビウス。

梶薪七竈

小話を創作するのが好きかなっ。ジャズやアメリカーナな楽曲をギターで演奏するのが趣味。いつの日か物語の湧出する泉にたどり着けたならと。宮内悠介、山尾悠子、宮崎夏次系が近年お気に入り。好きなギタリストはパットメセニー。ヘッダー画像は現在メビウス。

マガジン

  • レプリコンワクチンについてのnote記事過去帳

    ひとりでも多くの人に関心をもっていただきたく、関する情報を選び冊子にしてみました(現在作業中)。食料危機、国家民族間の反目、戦争、子孫が暮らしてゆく生存圏の破壊、経済システム上でのせめぎ合いの末世界のどこかで人が死に殺されてゆく。不安と隣り合わせで私たちは生きているのだと感じますが、迫りくる最も大きな不安は私にとって、この周辺のことです。意思を原動力に、記事を書き表していてくださった方々、ほんとうに、ありがとうございます。

  • 短めの小説 エッセイ その他まとめ

    300文字~1000文字程度の文章をまとめてみました。

  • 本のご紹介

  • 比較的長めの文章

    ジャンルを問わず約1000文字以上の作品をとりあえずここにまとめています。 シリアスな文章のほうが現在多めです。

  • 音楽関連

    音楽に関する記事全般です。

最近の記事

  • 固定された記事

本のご紹介 天使の愛

1992年、講談社から発売された アートワーク 横尾忠則 メッセージ 中森樹庵 によるビジュアルブック。 「天使の愛」 現在は新世紀版となっている。  まえがきにあたる文章を鎌田東二、あとがきを横尾忠則が綴っておりいずれも興味深く、後者では制作過程や出版に至るまでの経緯にもふれられている。  天使のアートとメッセージを伝えるべく、さまざまな存在のサポートにより、宇宙の意志によって誕生した書籍である。  小生、精神世界の旅人であった頃があり、20世紀以降の導師と目されるよう

    • 真偽のほど解説ついでにスピ

       自作詩の解説 制作過程でなぜそうしたのか どのように考えたのか を綴る記事が検索して探してみて、ほとんど皆無なので興ざめかもしれぬがサラッと書いてみる。筆記者のおつむの程度も必然知れるものとなろうが、稀に見るくらい珍しいことなのだが、ウエ(笑)のほうで書いてほしいと言っているので。テキストは下記。 古い思い出に 醒めていることより親しいものとして 夢のなかの あなたの 名前 を こころに刻んだ 三年が経過して わたしに 居をうつすことが訪れ ながいあいだ 三文字の漢字の

      • 古い思い出に

        醒めていることより親しいものとして 夢のなかの あなたの 名前 を こころに刻んだ 三年が経過して わたしに 居をうつすことが訪れ ながいあいだ 三文字の漢字の繋がりであるだけだった それだけの佇まいの  ともすれば忘れそうにもなっていた それは ある日 はじめて あなた になった まごうことなきそのひとで あること 赤い 縁の女性であること を 知ってはいたけれど 内緒にしてた バイオリン を奏で コレット を愛読し  文字 を書き散らすこと が

        • チルアウト・クワイエット・アコースティック緩くアッパー系

           気分、躁・鬱の間の調整が効くような とのことのためにプレイリストをあげてみようかな・・・どこかからか訪れた人の音楽探索のきっかけに数度だけでもなったりしたならば 嬉しい。狭い個人的な見地からの記事であり専門家の優れた音楽紹介書籍が豊富に入手できる環境があるだろうし、制作に関わっているミュージシャンの裾野は拡大しその絶対数も飛躍的に増え、近年はスポティファイなどのレコメンドAIが優秀で なんかこんなの流行んないんだけれどね。  チルアウト・クワイエット・アコースティック・緩

        • 固定された記事

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        • レプリコンワクチンについてのnote記事過去帳
          19本
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          78本
        • 本のご紹介
          10本
        • 比較的長めの文章
          23本
        • 音楽関連
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        • くますけ・うさこの部屋
          12本

        記事

          いにしえ、そして小話の墓地から(300文字×6)

           うらめしや~~っ(笑)とかなんとかでスキを貰えなかった300文字小話の皆さん、大挙して「我らに陽光を注ぎたまえぇぇぇリベンジさせたまえぇぇぇ」となんか申している次第でして、雷でも落とすなりほっといたほうがいいのかなっと思ったがそこは作者ですのでそうはせずに。コホンっ(汗( ̄▽ ̄;))。  note初めてひと月ほどくらいまでのそういうのをコピペ。いやっつはあぁそれにしてもコピペって楽だなっ。  ひとつでもスキもらえたらみんなでおすそ分けするそうでして(笑)、ひとつでこのプロジ

          いにしえ、そして小話の墓地から(300文字×6)

          ジャミラ哀歌(初代)

          ジャミラが詩を吟じるそうです。ではお願いします。 肩を聳やかし 国際平和会議場に立っている あの惑星に不時着し 異形の適応進化を遂げたわたしは わたしを見捨てた某国への復讐心に燃え誇らしげに立っている 夏の暑さに負けないめっぽう強い身体を持ち 印度象の5000倍の力持ち が そこんとこだよそこゆく奥さん旦那さん 水にはめっぽう弱い ここだけの話 郷のおふくろにも弱いんだけどね サービスで吹きかけ気味で耳打ちしとくからさっ おとずれた格闘の瞬間 ハリボテのように街をなぎ倒す快

          ジャミラ哀歌(初代)

          ’90年代メインストリーム近郊にしてみれば

           その頃は一番音楽にハマっていた季節だったはずで音楽オタクの先輩がレコード屋に就職しジャズ喫茶やロック喫茶に入り浸ってもいた頃だった。学内の友達からラヴィンスプーンフルのこれがよい、ベルベットアンダーグラウンドだシャーデー「スムースオペレーター」だバッキーピザレリと息子がサポートするステファン・グラッペリがとってもよいんだよ知ってた?と持ち掛ける登山部の先輩にジョニ・ミッチェルだプロコフィエフ「戦争ソナタ」だラジオエチオピアが混信?久保田麻琴だ猛暑にはラヴェル「ボレロ」だコル

          ’90年代メインストリーム近郊にしてみれば

          デルフィニウムの庭

          「ちょうどデルフィニウムの庭を歩いているときだったわね、膨らんだスカートが広がり落ちてゆくいつもの噴水、裾が風に撓む曲面の戯れ、そして虹が浮かぶこと。ふと魅入られていた私たちは足元でカエルがこちらを見上げているのを知らずに」 「そうだった、礫や岩混じりの痩せた緩丘その西の端、集落への水が溢れ大きく迂回し他へ流れゆくのは平たくうっすらとした通り道が閊え機嫌を悪くした為。どうか助けてほしいって」 「あなたは家の納屋まで戻って円匙や斧なんかと手繰り束ねたロープやホースまでを背負い抱

          デルフィニウムの庭

          老鴉柿

           先端のそれがうすく黄色に色抜けて木製棚にこじんまりと落ち葉を散らかすのでああ何年かたったのだあれから長いな、植物園にセンニチコウやオキナグサを卸す際には儲けをほとんど掛けなかった精霊がその眼に宿っているご主人は「はじめの樹にロウヤガキを選ぶなんてお勧めしないなあ」その主幹と張り出した脇枝に名人芸をして針金が巻かれていたその鉢は今は拘束も解けひこばえがツンと伸びる。  主だった姿形は林檎の果実ほどの容積でありながら老木のようであり、すておきほうって経過した時節の多さにひこばえ

          イルカがせめてきたぞっ

           ちいさな頃うちに「なぜなに学習図鑑」という図鑑が何冊かあった。そのなかに高等知能生物であるイルカが人類の侵略をはじめる挿絵があり、しばらく心配で夜も眠れなくなったことを思い出す。学習図鑑だったら家族は気前よく本を買ってくれた。  よく子供向け商品のヒットにつながるには、サイフを持っているのは両親であることを意識せよというような言説があったと思う。  この「なぜなに学習図鑑」は図鑑を擬態したオカルト本やSF本であったのではと。すこしのちに読んだ楳図かずお の恐怖漫画も怖かった

          イルカがせめてきたぞっ

          サバイバル情報

           ネットをほっつきまわってまして、サバイバルに関する情報を。 鵜呑みはせずに読んでください。  ヨウ素の働きに関する研究のこと。 https://golden-tamatama.com/blog-entry-kobayashi-seiyaku-best-item.html  上記ホームページ紹介のマスクに関してはヨウ素がはいっていないとの訂正が後に訂正があったようです。この記事では陰謀論でよく話の遡上にのぼるナノチップのことについて比較的最初のほうで触れられており、怪

          サバイバル情報

          2002年 ウィンスロップ・コレクション

           フォッグ美術館所蔵19世紀イギリス・フランス絵画 2002年度カタログから。  はじめに と 書籍冒頭を喜多埼親(当時国立西洋美術館客員研究員・一橋大学院助教授)のあいさつ。1997年フォッグ美術館の改修工事のためコレクションが外に出る可能性があることを東京新聞文化事業部から伝えられ、19世紀画家の想像力の側面に光をあて企画することを提案、作品の選定、翌年のフォッグ美術館での補完的調査を経て全86点のリストを形成するまでの経緯などについてふれられている。86点のリストは「

          2002年 ウィンスロップ・コレクション

          本のご紹介12

          「夜の魂」天文学逍遙 チェット・レイモ 山下知夫 訳 工作舎 一九八八年発行  「夜空を観察する技術は、五〇パーセントが視覚の問題で、五〇パーセントが想像力の問題である」ーーかつて星空の観察者たちは、視覚に比べてより多くの想像力を交えていた。天空にドラマチックな神話をくり広げたギリシャ人、星の色にエキゾチックな響きの言葉を添えた一九世紀の天文学者たちーー。夜空の闇こそは、あらゆるものの起源であると同時に、人間の精神と心を育んできたゆりかごでもあるのだ。チェット・レイモは、身

          本のご紹介12

          本のご紹介11

          「シュタイナー心経」西川隆範 風濤社  まえがきから少し。 シュタイナーの著書・講義録を順次翻訳してきたなかで、「これ一冊あれば生きていける」「これ一冊で生死を乗り越えられる」と言えるものを訳出しておきたい、と四半世紀前から思っていました。「大般若経」六〇〇巻が「般若心経」二六二文字に纏められたように、「エッセンシャル・シュタイナー」というべきものを纏めておきたいと思っていたのです。 ~~~ のびのびとした生命力が、本書から皆さまの心と魂に湧き出ることを願っています。 平

          本のご紹介11

          すべてのよいこは夢の中

           見る夢の記録。 11月15日 ぼくの頭蓋の内側その天上に黒装束の忍者が四肢をつっぱって張り付いている。フッと吹き矢をこちらに射掛ける。ぼくが「あっなんてあぶないことをするひとなんだ」と思うやいなやドロンと消失する。 11月16日 ゴージャス極まりないダジャレを言おうと夢の中で必死になっている。ゴージャスな経験って何だろう?と真剣に考え始める。ひととおり散々贅沢をやり尽くし上質な体験を知る人ってもしかしてダジャレって思い浮かべないんじゃないか と気づくに至る。もしもひとつ

          すべてのよいこは夢の中

          えっ明日の記録会ドーピングするよね様専用

          「DOOPEE TIME」DOOPEES  ヤン富田プロデュースする音楽の中の架空の少女二人組ユニットのアルバム。発売は’95年。メインボーカルはキャロライン・ノヴァク。  ヤン富田は音楽家で電子音楽家、日本で初めてのスティールパンのプロ奏者。  このアルバムはいわゆるモンドミュージックの系譜に分類されると思う。発売当時おきにいりでとてもよく聴いていました。ヤンさんはアナログシンセサイザーなど相当な数を所有しているはずで、そうして蒐集追及していって生まれたサウンドが皆に評価

          えっ明日の記録会ドーピングするよね様専用