タダノツカサ

人生の経験のうち大半を愚行に費やす者 | 20字小説を書く人 | 時々音楽を語る | 稀に本の感想 | 合言葉は「Have a good day!」

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  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

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    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

  • ただの20字小説集

    「限られた文字が紡ぎ出す、無限なる物語」 シロクマ文芸部応募作品を含めた、これまで発表している20字小説をまとめています。

  • 父の背中

    父と歩いてきた日々を、忘れないための生きた証。

最近の記事

  • 固定された記事

心は常に穏やかであれ

人生に不安は付き物だ。 天気のように晴れていたのかと思いきや、急な土砂降りに遭遇したり。 群れを成していたはずの鳥が一羽だけ、その場所から取り残されたり。 考えたらまるでキリがない。 そこに正解など存在しないのだ。 色が数え切れないぐらいあるからこそ、 人の考え方、価値観なども多種多様に存在する。 己の人生も、自分のため、あるいは人のため。 それぞれ目的があっていいじゃないか。 肯定があれば否定もある。 けれど、そこで一定のバランスを保つのは難しい。 難

    • 負け犬の遠吠え | 20字小説

      この期に及んでまだ喚くか。 憐れな駄犬よ。

      • 質問を質問で返すな

        「次長、T社から例の商品について納期の問い合わせを受けたんですが、どう返事したらよろしいですか?」 『あぁ、そう。で、タダノくんはどう返答したらいいと思う?』 「え…えっと、それは…」 私には、この世で是が非でも関わりを持ちたくないと思う人間がいる。 ただ、それをいくつか分類すると、1桁に留まらず2桁にのぼり詰めてしまいそうになってしまう。そう考えた時に、自分はどこまで人間嫌いが進行しているのだろうかと不安になって仕方がない。 そんな中で強いて一つだけ挙げるとするな

        • 木枯らし0.5号

          季節を90度変えようとしている風に包まれると 慣れない冷たさに心が思わず折れてしまいそうで 誰の暖かさが恋しいと思うほど無性に欲したくなる 夏のぬるい空気でしっかりと湿ってしまったマッチが 0と1の間ですらわからないと世間が騒いでいる間にも 落葉すら見せない姿になるまで乾いてしまわぬよう 誰かの体温と誘惑で心と懐を満たそうとしている この思考は果たして甘いものと捉えられますか? 隣の近所様からお裾分けして貰うのを待つみたいに 貧しい心持ちで相手に期待の眼差し

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        心は常に穏やかであれ

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        記事

          まぼろし | 20字小説

          昨日まで すぐそばにいたのが、 ウソみたい。

          まぼろし | 20字小説

          旅立ちの夜を前に

          「はぁ…結局最後の最後も、消化不足になってしまったなぁ」 『しょうがないよ。何事においても、うまくいくようにできていないからね』 「けど、最後だけは何がなんでも、有終の美を飾りたかった」 『その気持ちだけで十分だよ。むしろ、ここまで付き合ってくれてありがとう』 「なぁ、本当にこれでよかったのか?」 『何が?』 「今までだって、満足の得られる結果が出てこなかったのに。それでもおまえは、満足してるのか?」 『もちろん…って言いたいところだけど、正直なところ、もっとい

          旅立ちの夜を前に

          父がのこした一度きりの笑顔

          今月の3連休、私は実家に戻っていた。 特にこれといった用事はなく、一応は母に再就職が決まった旨を中心とした諸々の報告と、置きっぱなしにしていた礼服や冬物のコートなどの荷物を回収するぐらいの目的で向かったのである。 8月中旬頃、世間的にお盆休みとなっている時期に戻って以降、一度も戻っていない。というか、一般的にはこれが普通なのだろう。私は一人暮らしを始めたばかりの時期は、3日以上の連休があるたびに「欠かさず」という頻度で実家に戻っていた。 やがて一連の生活に落ち着きが芽生

          父がのこした一度きりの笑顔

          エックスデーとテクノ・スーパー・エクスプレス

          いつまで、こんな不安定な日々が続くのだろう。 そう思いながらも、大都会を結ぶ一本の車輌に乗っている時だけは、自分の周囲に起きていることすべて忘れ、至福のひとときを過ごしていた。 昨年あたりから、今年の5月に前職を辞めるまでの間。2、3週間に一度のペースで実家と東京の自宅を行き来していた頃、私は車での移動だけでなく、地元から新幹線を利用して東京の自宅に向かうことが、たびたびあった。 ちなみに守銭奴の連中揃いな会社側はそれに付随する交通費など、人事異動が発令されて以降、捨て

          エックスデーとテクノ・スーパー・エクスプレス

          遠くの君へ | 20字小説

          寂しくさせてごめん。 今、会いに行くから。

          遠くの君へ | 20字小説

          招かざる客 | 20字小説

          ようこそこども達。 ここがおとなの世界だ。

          招かざる客 | 20字小説

          歪な感情 | 20字小説

          始まってもない恋に 執着なんて意味がない。

          歪な感情 | 20字小説

          最終到達地点 | 20字小説

          己を貫いた先に、 理想の自分が待っている。

          最終到達地点 | 20字小説

          「書く」ことの情熱が消えた日から

          はぁ…昨日あげた記事、全然手応えがなかったなぁ。 一日空けてしまったから、余計に数が減ってしまった。 加えて今回に限っては1桁しかないし、スキなんて一つも付かない。 やっぱり自分の実力って、こんなものだったのかな。 元から知名度があるわけでもないし、むしろ皆無と言った方が早いくらいだ。 最初に投稿した自己紹介の記事もほとんど伸びていないし、ここから増える兆しも見えてこない。 これはもう、ビギナーズラック失敗と認めた方がいい。 やっぱり自分には、書くことは向いてい

          「書く」ことの情熱が消えた日から

          我孫子 | 20字小説

          「ガソンシ?アビコの間違いじゃなくて?」

          我孫子 | 20字小説

          しわよせ | 20字小説

          ここぞという時に 幸せ以外の何かが訪れる。

          しわよせ | 20字小説

          キミとボクの距離 | 詩

          キミはいつも明るい性格だから友達が多く、 ボクはいつも暗い性格だから友達が少ない。 キミは勉強ができるからいつも誰かに褒められて、 ボクは勉強ができないからいつも誰かに怒られた。 キミはいつも皆んなにもてはやされて、 ボクはいつも誰かからもてあそばれた。 キミは賢いからいつも誰かのために機転を利かせていて、 ボクは愚かでいつもつまらないことしか思い浮かばない。 あれからキミは大人になって何か変わりましたか? あれからボクは大人になって何かが変わりました。

          キミとボクの距離 | 詩