山田和樹指揮日本フィル(1/17サントリー)。威風堂々1番と揚げひばり(周防亮介vn)は華やかさと静寂の対比。エルガー2番は、1番よりもはるかに緻密で複雑に描き込まれた音の絵巻を、明快な設計で解き明かしつつ、そこに情がこもる。まばゆいが、やがて消えていく光輝を見るようだった。
ゴーシュはいろいろな人・動物とかかわってすこしやさしくなった。最後にかっこうにしたひどいことを謝っていた。すごい勇気がいることだから人に謝ったり気持ちをつたえたりすることは。 … セロ弾きのゴーシュ 日本フィルハーモニー交響楽団