linguistics research and writing
元・短大助教授。元・法務省認定日本語学校校長(計3校で)。著述業・随筆家。言語学教材・日本語教材・国語教材・ビジネス日本語、および民話・昔話・ことわざ・暦などの研究・開発・執筆などをしています。
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「原稿執筆・論文執筆の際の七不思議」- - -何度見直したつもりでも、必ずといっていいほど誤字・脱字・訂正箇所を発見してしまう理由について
1. 慣れによる見逃し 原稿を繰り返し読んでいると、内容が頭の中に定着していきます。この「慣れ」の影響で、脳は「次に何が書かれているか」を予測するようになります。これによって、自然と読み飛ばしたり、細部に注意を払わなくなったりするのです。 脳は「既に知っている情報」に対して省エネモードになるため、同じ段落や文を何度も読んでいると、すでに理解済みの情報を「新たに注意深く読み直す必要はない」と判断します。そのため、誤字や細かい表現の問題に目が行きにくくなり、誤りが見逃されるの
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