近所の図書館が、映画をテーマに小特集をしています。そのなかにKERAさんの「キネマと恋人」を発見。あまたある映画本のなかに、戯曲があるとうれしい。
ケラリーノ・サンドロヴィッチの『江戸時代の思い出』。悪夢のような事件が起こっているのに、登場人物たちは、過剰に反応せず、流してしまうところが、怖ろしさをいよいよ倍加させる。この当たりのさじ加減というか、間合いが黒い哄笑を生んでいるのかな。
ナイロン100℃の『江戸時代の思い出』を観に行く。先月は、千穐楽間近の公演に追いつくのが精一杯で、この舞台はもう中日ちかくになってしまった。久し振りの下北沢。『ヒトラー、最後の20000年〜ほとんど、何もない〜』は、好きだったな。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000164.000046095.html
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出『骨と軽蔑』初日を観る。アートとエンターテインメンを結ぶ作り手として、今もさかんな活動に瞠目した。その詩情は、ノエル・カワードやトルーマン・カポーティと繋がっているのではないか。ぜひ、ご覧いただきたい。
3月31日博多座にて鑑賞。ケラクロス「骨と軽蔑」虫が人の運命を変えてしまうのが面白かった。遺言状は書き換わり来るはずのない召集令状が届く。現実も取るに足らないと思われている小さな存在や出来事が大勢の人の運命を変えているのかもしれない。虫と敏腕編集者の二役ミロンガの衣装が良かった、