はすのうえ 暁光
生の舞台作品や役者について感じたままを残します。趣味用なので忖度なし。五感に届く芝居を愛するひと。
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【カーテンコールの記録】舞台『少女都市からの呼び声』THEATER MILANO-Za③/8月6日東京千穐楽公演 — 安田章大という担い手 —
東急歌舞伎町タワー内の劇場・THEATER MILANO-Zaにて、オープニングシリーズ第3弾として上演された、作・唐十郎、演出・金守珍の舞台『少女都市からの呼び声』。 初日観劇時と、7月17日ソワレ公演観劇時の感想を下記に残したが、その後も数回観劇をした。 本記事では、東京千穐楽公演のカーテンコールでのことを記しておきたいと思う。 その前に。 筆者は、舞台公演における“千穐楽”に、芝居としての特別感は感じない。 「千穐楽だから力が入る」「千穐楽だから出し切る」とい
【観劇記録】舞台『少女都市からの呼び声』THEATER MILANO-Za②/7月17日ソワレ公演 —舞台という海の波に挑む役者たち—
ナマモノの舞台には、波が見えることがある。 時に怖いほどに静寂で、時に穏やかにやさしく揺れ、時に酷く荒れ狂い、時に力強く舞う、波。それにいかに挑み乗り続けるかが、役者の生き様であると思う。 初日にはなかった、様々な波が、見えた気がした。 東急歌舞伎町タワー内の劇場・THEATER MILANO-Zaにて、オープニングシリーズ第3弾として上演されている、作・唐十郎、演出・金守珍の舞台『少女都市からの呼び声』。 初日観劇時の感想を下記に残したが、二度目の観劇で印象が変わった