号泣させるS・ダルドリー監督にご用心! (2回目のリトル・ダンサー。ネタバレあり) その3
拳を上げ戦ってきていたのに、息子のためのその手をおろす。それは、周囲を敵にまわすことでもあるから、ずっとこの町で生まれ育ってきた父親にとっては、とてもハードルの高い試練だっただろう。
結局。
ビリーは、見事入学考査を突破し、ロイヤルバレエスクールに入学するため、ロンドンへと旅立つ。直接は描かれていないけれど、おそらく才能あふれるビリーは、奨学金を得ることができたのだろう。
ワーキングクラスの家庭ゆえ、自家用車は持っていないと思われる。また、同行するお金もないみたいだ。