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#忘れられない恋物語

「恋」をテーマにした小説、マンガ、映画、ドラマや、みなさん自身の「忘れられない恋」の体験談、オリジナルの創作作品などをお待ちしています!

急上昇の記事一覧

短編小説📕親との距離

「両親と物理的に離れた方が良い」 そう、主治医の先生から言われた。 私は1番辛い心境だった。 自分でもよく乗り越えたと思う。 親と真逆の生活をしてみた。 私が行動するのは深夜2時〜6時間とかで…。 世間一般的には規則正しいとは言えない時間。 けど、どうしても親から逃げたかった。 私はまるで、喜怒哀楽を失ったロボットみたいだった。 自立するにはどうしてもお金が無くて。 家にいると無表情で…。 私はなんだか、壊れていく気がした。 心が… 私の心が折れかかっているような。

好きバレの怖さとヤキモチの辛さ、どっちが勝る?!🩵✨️

七海恋です🩵✨️ 突然ですが、 好きバレの怖さとヤキモチの辛さ、 どっちが勝りますか??🩵✨️ 恋愛経験がなかった頃は、 ほんっっっっとうに、 好きバレが怖かった😭 未知すぎて!😭😭 付き合ってない今が楽しすぎるのに 関係が変わってしまうの怖かった😭 今はヤキモチの方が辛いし 好きな人とられたくないので 好きバレしまくってます🤣🤣🩵✨️ 今日は、私が小6の時の、 好きバレが怖すぎたエピソードです🤣🤣🩵✨️ ⬇️かつて書いていた愛着障害児日記というお話のリメイクです

絶望に追いつかれない速さで

生理が二週間遅れて母親から腹巻きが送られてきた、と好きな人が言った。腹巻き仲間ができた。 私は15のときから腹巻きをしている。お腹が冷えやすいので夏場はシャツの下に必ずインナーを着て、秋冬は腹巻きだ。あれがあるのとないのでは全く暖かさが違う。異性とキャッキャウフフになりそうな日は付けていない。 でもとある六年は、格好つける日が多かったのでとんと着用しなくなった。その結果、ではないのだろうが、好きな人と付き合えることになり(彼女の許可を得て)腹巻きを再開した。 この人とず

虚偽 (詩)

恋も愛も、きっと幻想 作りごと あなたを信じてここまで来たけど もう限界ね ただ時間だけが 無意味に過ぎ去っていく 目に見えないものを いったい、どうやって信じたらいいんだろう 報われないものに いつまで囚われてるの? 心がすり減っていくだけ 何も残らない 全て忘れて 今日は、もう眠りましょう

失恋はカボチャプリンのように

カボチャプリンを食べるといつも思い出す失恋の味。苦い思い出だけど時々食べたくなる濃厚なこの味を私はこれからも求め続けるのだろう。いつかこのカボチャプリンの苦味を感じなくなったら失恋から完全に吹っ切れたことになるのかもしれない。 **** あなたとの出会いは卒業前の大学生最終学期だった。課題も多くプレゼンテーションも多い授業だったのでなんとなく気だるいなという気持ちで参加していた。 金曜日に取っていた授業はこれひとつだったし、次の日は休みだったのに毎週金曜日は重たい気持ち

教育で使えるというのは嬉しい

人が何か発言、行動するのには必ず理由がある。 当たり前に思うかもしれないけど、 どんな理由があるのか、第一に考えた事はありますか? 子どもが『学校へ行きたくない』と言ったら、 どうしたら行けるようになるかと考えたり、 リフレッシュにどこか連れ出したりしていませんか? まずは話を聞かなければいけない。 それをしない。 どうして? 小説の中でそういう場面がありますが、 そこを評価してもらえたみたいです。 嬉しいのですが、届かないと意味がない。 どうしたら知ってもらえるのだろう

旅狂いのわたしと、飛行機に乗ったことのない彼と

「趣味は」と聞かれたら、「旅行です」と一瞬で答えられるくらいにはいろんな場所を訪れてきました。ひとりでも、友達とも、家族とも。ひとりで飛行機に乗る時にも、入国審査も、少しの緊張を隠して平然と振る舞えるほどには、旅慣れたと言えるかもしれません。バックパックひとつでヨーロッパから帰り、入国審査の電子ゲートをいつものように通過、するすると税関まで辿り着いてバーコードで通り抜けること今年もすでに3回め。毎月どこかを訪れては、noteにもしたためてきました。だから友人は驚きます。私が結

【上野】AGIOイタリアンダイニング

実はね、一度チャレンジしたんだけど満席で入れなかったお店。 今日は予約して行ってみたよ! 一度フラれた相手とデートする感じ?? めっちゃ楽しみ。 最初の乾杯からワインだよ。 なぜならば、お店に入る前にコンビニでビール一本ずつ飲んだから。笑 あ、その前にもハイボール500缶一本ずつ。笑 この感覚、初めてで斬新すぎる。 本当はね、カベルネソーヴィニョンのボトルをオーダーしたのに、在庫切れだって。 残念。 結局、サンジョベーゼのワインにした。 軽くて飲みやすかったよ!

愛着障害児あるある🩵✨️学校が居場所🤣🌸✨️

七海恋です🩵✨️ かつて書いていた愛着障害児日記というお話の リメイクです🩵✨️ わたしが、小6の頃のお話です🩵✨️  「冬休みだ! よっしゃ〜! 」  って、みんな言うから、  なんとなく私も嬉しそうに叫ぶんだけど、  本当に長期休みが楽しみな人なんて存在するの?笑  私は学校と「ぎゃぅず」が  唯一の居場所感あるから、  居場所がひとつへって、辛いんだよね。  それに、好きな人と会えないのが一番辛い。  私さ、好きな人と連絡先交換してないんだよね。  聞けなく

【復習リスト⑶✨】液化石油ガス保安規則についてもひとつひとつ整理して、答えを絞っていく🔥:高圧ガス第二種販売主任者試験対策 No.45

前回の復習✨ 販売業者の登録🏙️✅一つの経済産業局の管轄区域内に 二つ以上の都道府県に販売書を設置 ✅経済産業大臣であるが 産業保安監督部超に権原委任あり 3,000kg以上の貯蔵施設👍✅設置の許可(都道府県知事) 特定供給設備の技術上の基準⛑️✅貯蔵設備に貯槽等が含まれる場合 →貯蔵能力1,000kg以上に適用 ✅第4章 特定供給設備の申請・届出等の手続き バルクとは? バルクとは、LPガスでは 「ガスボンベの数倍の大きさ」をいい 容器は、移動可能なもの 貯槽

推しくんとの別れ話

ー今日の午前ー先週のやり取りを経て 推しくんに言いたいことがたくさんあったけど 何を言っても責めてる口調になってしまいそうで 逆効果のように感じた 聞きたい本質と伝えたい本質が文面だとクリアにならない それと お互い業務時間内に 私用で込み入ったメールをするには限界があるから 返信では用件を手短に伝えた 私 「推しくんの『今度』が いつを指しているのかわからないけど、 結局何も変わらずそれまで待っているだけなら、 多分私の心が渇くような気がします まだ私に素直な気持ちが

告白〜二十億光年のの記憶解凍|#短篇小説

 この短篇小説は、以下のnoteの続篇となっております。 🩵これまでのお話🩵  ↓ ↓ ↓ 告白  沙良は俊彦と連れ立って、駅の改札から再び出た。 (―――こんなふうに、切符を無駄にするなんて、初めてだな)

お持ち帰られ喫茶店❼|めぐみとめぐり、ぐるりとめぐる。

夏休みになった後、こどもが忘れものを学校へ取りに行くように、秋になった後、夏が忘れものを取りに行くことがある。残暑、と呼ぶには幾分遅すぎる時期である。ふたつの気圧がぶつかり、秋雨が熱を覚まして行く。 秋が深まる。 虫の三重奏の調べに乗って、金木犀が空気を彩り、香る。そんな秋の空気に包まれると、おもいだすことがある。 めぐりとめぐりあった日のことを。 タイトルから続く言葉遊びに、ちょっと何言ってるかわからない人は、このまま読み進めていただきたい。さて、ゆくか。 全国五

短歌|冬がはじまるよ

・・・。 そんな世界線で生きたかったという、 私の願望です😅 #なんのはなしですか 男女比2:1の高校から同6〜7:1の学科(文系なのに😓)というコースをたどりましたので🥲 【この記事のタイトル参考マッキーが若いよ当時22歳か⬇️】 #なんのはなしです歌 (【】内で短「歌」を詠んだという話) タイトル参考:槇原敬之「冬がはじまるよ」 (1991年11月発売って、33年も前で槇原さんまだ22歳なのか😅) #どうでもいいか 短歌を「なんのはなしです歌」に入れる

隣には恋人と猫の温もり

最近ぐっと寒くなりましたね、と思ったら昼間は暑かったりもしますね。 最近読んだ短歌の記録です。 ・関わりを持った瞬間終わってくことが決まってたみたいな恋だ ・相槌を打った君の目笑いたくなるほど納得していなかった ・受け止めたフリをしていた。物分かり良いフリをして失い続けた ・愛に慣れただけのくせに愛されていないだなんてよく言えたよね ・何もせずパンが膨らむようにこの心も蘇生できたらいいのに ・猫の目に映ったものは真実に変換されてく不可思議がある ・ひとひとり愛

きみと、Paris in Love の残り香。

今思えばここでステイにすべきだったのだ。 好き、と言われると困る場合もあるけれど、推し、はいい。恋愛感情なく人として好かれていると、少し大胆に心を許して安心して関わることができた。 明日は出社する?と毎日のように確認してくるようになっていたきみに、私からも明日出社?と尋ねるようになった。明日こそリモートする、と言うきみに、別に自由にしてくれていいと思いながらも、えー来てよー、(きみの名前)いないとつまんないじゃん。と目を見て笑って返すようになった。そう言うときみは必ず来て

短編📕言葉にできない気持ち

私には、もうそういうの関係ないんだって思っていた。 だけど、感情を揺さぶられる自分がいて。 正直、驚いていた。 どちらかと言えば、自分はそこまで心の扉は開かない。 時間がかかる方で。 でも開いたら飾る事もできなくて…。 器用でも無ければ不器用でもない。 いつも考えすぎてしまう。 でも今日は違う。 久しぶりの感覚を思い出してしまった。 動かないように結び付けていた心がほどかれて飛び出して来た。 だって…本当にもう、縁がない。 その気も無い。 その為に行動する気もない。 そのは

一年半後の同棲に向けて思うこと。

目に入った、これが羨ましい。布団にくるまって今日は言葉を残します。 なんだこのロマンチックな…。 基本的に私はロマンチストです。小学校の時からちゃお、なかよし、王道の12歳。を読んだり、こっそりwiiのYouTubeで親が買い物に行ってる時にキスシーンを調べていた(小学生のいつか笑) 壁ドンに憧れていた時期もありましたが、実際にふざけて少し気になっていた人にされた時、ドキッとはしたけどキュンとはならなかった伝われ。 結構私は割と可愛いと言われるとケロッと付き合ってしまうタイ

不倫をすると、スーパーマリオの無敵状態になってしまうから。

不倫。このことは民法では違反になるが、そこに到るまでの道のりがある。 結果より過程の方が重要であり、状況によっては、「うんうん、そういった事情なら仕方ないよね」と時には共感することすらある。 だけど、私は火遊びはしないと心に決めている。 もう理由は単純で、一度でも経験するとハマってしまうから。  人間は欲深い生き物だ。  かつては、喉から手が出るほど羨ましかった「心を許せるパートナー」 私にとって、慣れ親しんだ関係は、とても愛おしい関係性だ。   自分の尻をポリポリ掻い

短編小説📕忘れられない涙

なんだか泣きそう。 そう思った時にはもうボロボロ涙を流していた。 理由なんて無い。 ただ、思い当たる事はある。 『心』が自分に助けを求めていた。 きっと、周りに求め過ぎてしまった。 誰かに助けてもらいたくて、手を出しているのに、決して掴んではもらえなくて。 終いには相手に不愉快な思いをさせてしまう。 今度は期待しない。 していないから何も話さない。 でも話さないと、 「本当に暗いよね。生きていて楽しい?」と言われてしまった。 どうして?そんな事を言われるのは。 一体、

優しい人 (詩)

誰にでも平等に優しいのね それがキミのいいところ でもね、ちょっと不安になるの 特に、あの子には優しくしないで 私が傷ついてること、気づいてないでしょう? キミの優しさに触れる度 複雑な気分になるわ キミの真意が分からない 私だけに優しくして 私だけを、見て   ( Xの深夜の二時間作詩に投稿しました)

私に初めて彼女ができた話

高校時代、彼女ができた。 私にとって初めての恋人だった。 私は私のことを好きな人が好き。彼女が自分のことを好きだとなんとなく気づいていたから、告白は二つ返事で了承した。同性同士とか世間の目だとかは、その時の私たちにはどうでも良かった。 いざ付き合ってみると、いわゆる「普通」の恋愛とは違った大変さがあった。 当時の彼女は男の子のような見た目だったし、男の子になりたがっていた。スポーツも万能だったので、同級生の女子たちが「かっこいー!」「(彼女)となら付き合える!」とふざけ

noteを始めてから これまでの日記

「もっと自分を褒めても良いんじゃない?」 そう言ってくれた友達がいた。 ずっと下地にあった事。それは、 『自分を別人みたいに表現したい』つまり、 表に出る事だった。 世の人に自分という人間を見てほしかった。 そして必要だと思われたかった。 以前働いていた仕事を辞め、 周りからは大バッシングを受けた。 「自分に生まれて幸せなのだ」と思いたかった事もあるだろう。 ただ粘って。粘って粘って…結果、自分を表現する場所を見つけた。 思い切り表現した。 バカにする人もいたし、めちゃくち

まごころパズル|#詩のようなもの

「まごころ」というのは 「真の心」と書くよね 変わらない心もあれば 移りゆく心もあるけど ありのままの「真心」を 貴方に届けたい もっともっと 好きになれれば良いな もっともっと 心を通わせたい 貴方の「真心」は どんなかたち? パズルみたいに 合わせられると良いね ・・・ ▶Que Song パズル/チエル

手のひらの信号〜ショートショート|#ツナグ物語

   正規雇用でなかったある職場で、私の仕事ぶりを買ってくれる上司がいた。  彼は、パートの事務方の女性たちを束ねる仕事も兼務していた。  「〇〇さん、今度電話応対の研修をするんだけど、講師をしてみてくれない?」  とある日彼から打診された。  講習をする対象が、同じパートの女性たちだったので、そこで講師をするのは正直気が引けた。前職がマナーに厳しかったため、周りより少し目立っていたとしても。  「外部に頼むより、良いかと思ってね」  と彼は言った。経費削減の流

第2回 | 美少女コンテスト投票所

  あなたのお好みの女の子を1人お選びいただき、コメント欄に番号をお書きください。1人1票です。 ※複数回答は無効票になりますので、ご注意ください。 エントリーNo1 | 🌸サクラ🌸 🌸サクラ🌸 仙台出身 スリーサイズ 87•58•85 エントリーNo2 | 🌻ヒマワリ🌻 🌻ヒマワリ🌻 和歌山出身 スリーサイズ 90•57•84  エントリーNo3 🍁カエデ🍁 🍁カエデ🍁 京都出身 スリーサイズ 78•60•89 エントリーNo4 🌹ツバキ🌹 🌹ツバキ

あの恋は幻だったのかもしれない

好きだった その声も笑顔も優しさも 私だけのものにしてしまいたかった 少しくらい 想ってくれてると勘違いしてたの だからこんな予想以上のダメージ喰らってる その声は 私の名前を呼ぶためじゃなかった その笑顔は 私だけに向けられたものじゃなかった その優しさは 私以外にも向けられるものだった どうして同じようなパターン いつも繰り返しちゃうんだろう あの一瞬のときめきが あの一瞬のしあわせが 天にも昇る気持ちだった 舞い上がってた 同じ気持ちだなんて 自惚れもいいとこだ

嫌なことがあったとき、きみといると忘れられる。きみとどうしても話したくて、しゃべりたいから明日くるなら教えて、社内Slackすると、どこから取ってきたのと笑みが溢れてしまうような可愛いスタンプが送られてきた そういうところ好きだなと思う

天使は光とともに

『言葉の槍』は『言葉の槍』を生むだけ。 負のサイクルに入ってしまったら抜け出せなくなってしまう。 どうするの…? 本当にいなくなってしまったら。 生んでしまった槍を、無き物にする事に全力を尽くすのか。 画面に呟いた言葉を削除するのでしょうか。 傷付いたらキチンと言葉にして誰かに言わないとスッキリしなかったり、 言葉にしない代わりに恨んだり怒ったりする気力だけはあって。 自分の求める言葉と、興味の無い言葉の差は、 天秤にかけたらハッキリと分かるもの。 『100と0』 そう

ヒカリ

たっぷり寝たはず おはよーございます。 それでは本日も 今朝は寒いです **** 寒ソラのした あなたの眼に写った朝のヒカリ 横でずっと見ていたい え。何か着いてる? 脳内で考えていたことを ワタシは口にしていた うん、ずっと見ていたいの。 ふふ。 その笑顔もずっと見ていたい。 ****** おはよう 行ってらっしゃい 行ってきます

#どうしてこんなにクズなんだ「アプリ」編

これは「非モテ女子」がアプリによって勘違い街道を爆走してしまったが故に、あらゆるクズ彼たちと遭遇し、そしてボコボコに振られていく話を、なるべくコミカルに、そしてなるべく心の傷を掘り返さないように綴っていく物語です。笑 もしも、「あなたにとって恋愛とは?」そう聞かれることがあれば、ワタシは真っ先にこう答えるでしょう。 「ネタの宝庫です」と。 今まであらゆる媒体で元彼の話を書いてきたワタシですが、とうとうこのnoteにまで書く日が来るとは・・・。どれだけ擦り倒すんだと思われ

付き合ってないけど、彼とさよならをするまでの話。1

どうしようもなく好きだった人がいた。 その人とは付き合う関係にはなれなくて、私がただただ好きだった。 友達以上恋人未満... 恋人同士にはなれない曖昧な関係だった。 お互い都合が良くて、居心地のいい関係なんて長続きするはずなく終わりは必ずくる。 だけど、そんな風なダメな恋愛だったのに私にとっては、大切な恋愛だった。 きっと誰かに言ったら笑われてしまうかもしれない。 付き合ってもいないのに、別れるっておかしな話だけどその彼と出会ってさよならするまでを書きたい。 ◇◇◇ 20

短編 | 星の数と同じ涙

 長い間付き合った彼と別れた。よくよく考えたら、彼と付き合うのがただの習慣になっていることに気がついたのだ。いつ切り出そうと思っていたら、彼のほうから別れを告げられた。  あぁ、やっぱりあなたも私と別れたかったのね、と思ったから安堵した。こちらから別れを告げるよりも、相手から告げられるほうが諦めもつきやすしね。

¥300

「指切り約束」―#霧の朝 シロクマ文芸部参加作品

あなたと走る霧の朝 私は まだ あなたの 姿を 目を凝らして 探し続けてる 川霧は 水面を覆い 白鷺の 立姿も 溶かしこんでしまう 高く 鋭く鳴く声だけが 鷺の寝床を 教えてくれる あなたは この川岸を いつも ランニングしてた。 ペールブルーの ナイキジャケットが 遠ざかるのを よく 見つめてた 私に気が付くと 走るのを 辞めて 大きく手を 振ってくれる 「一緒に 走ろうよぉ」と手招きする 二人で 肩を並べて走る 朝日が 遠くの空から 顔を出す 雲は 紫 茜色 黄金

深い傷の癒やし方

何かに深く傷ついた時 傷を癒すため美味しいご飯を食べに行ったり 気になっていたところに足を運んでみたりする。 もちろんそれも一種の前を向く策だし気は紛れる。 ただ、どうしてこんなに苦しいのかという 感情から目を逸らしている状態ではあるので かえって、なんだかしんどくなったりもする。 今の私は恐らくその状態だ。 人間関係の諸々で趣味の場を離れ 新しく、似たようなことができる場に通い始めた。 もちろん楽しいという思いもある。 身体を動かすとスッキリして爽快感があるし その時間は

かぶとむしになりたくなっちゃうでしょう

こんにちは。こだわり子です。 読んでくださり、ありがとうございます。

短編 | 視霊者の夢

「わたし、守護霊を視ることができるんです」  瞳は熱心に語り始めた。「またか」というのが僕の率直な感想なのだが、彼女の自己主張の強さも知っていた。 「瞳ちゃん、君が守護霊が絶対にいるという根拠はなにかな?」  僕は聡明な瞳に理性的な説明を求めた。  瞳は気色ばみながら言った。 「わたしの目に映るからです。明らかにわたしの目に見えるから、というだけでは不十分でしょうか?目に見えないものを熱心に信じる人がいますが、ハッキリと目に見えるものを疑う人はどうかと思いますが。先生

【掌編小説】それはあなたが猫のようだったから

彼女とは、ほとんど話をしたことがない。 同じ部署で働いて3年目になるのに。 彼女は、誰とでも気さくに 話しができるようなタイプでは なさそうな感じだったが、 同僚とは何気ない話をしているし、 どちらかといえば 明るく振る舞っているように見えた。 でも胸の内は見せていないように 感じていたし、私に対しても同じだった。 ある時、2人で話すタイミングがあり、 仕事の取り組み方や進め方など できることが増えてきていたので 「色々とできるようになってきたね」と そのことを伝え

「面影シルエット」―詩―

救急車で 天国へと  旅立った あなた あなたの シルエット どんな時も 私の側に いてくれる 犬と 散歩に出かければ やさしく 犬を あやしてくれる 誰もいない空に 向かって 甘える声で 鳴く犬 服を 着替えるとき 手の届きにくい 背中のファスナーが ツーィと 一人で上げられる 捨てられずに 大切に しまってある あなたの スリッパ 時々置き場所が  変わってる 気がする お仏壇に あなたが 好きだった カトレアの花を供える いつまでも 枯れることなく 美しさを 

来年、目が咲く年だそう

です🌸🌸🌸🌸🌸 久しぶりに勾玉を買いたいと思い、 いつも行くお店に行ったら、 「占いをして石を決めましょう」と言われ、 手相を無料で見ていただきました🖐️ 今年巻いた種子が芽を出して節分の日から段々運気が上がるらしいです。 節目が分かれる日だそう👀 そうなると良いな。 確かに色んな行動は自分でも出来るだけしたのではないか…と思います。 本当に現状よりも話が進んだら…🙇‍♀️ そう願うと共に、まだまだ日々の努力を怠ってはいけないと✍️ 葛藤しております。 まだ今年は終わっ

お知らせです🖼️🎨

なるみさんの個展が東京で開催されます💐 『素敵な体調の崩し方』の表紙を描いて下さった方です📕 直接会ったら大好きになる人です。 腰が低くて自分という芯をっていて、 何よりも、お人柄が🥲 尊敬いたします。本当に。 なるみさんのような人間になりたいと心から思います。 ユメノギャラリー吉祥寺 2024年12月4日(水)〜9日(月) ※12:00 open〜19:00 *9日のみ16:00まで 雑貨屋さんも近くに沢山あります🖌️ 少し前に関西の方でやっていたのに行けなかったので、

29歳、プロポーズ待ちアラサーの近況報告

プロポーズ待ち29歳女の近況報告。 私には2年半付き合っている年下の彼がいる。 なんだかんだ、2年間ほぼ毎日電話をして、週1回~2回は会って遊ぶ。 付き合いが長くなってきて、人となりもわかってきて、やっぱり好きだなぁと日々思う。 私はもともと結婚願望がある。 中学生の時から「結婚しないのに付き合う意味わからない」と本能的に思っていて、付き合うなら「結婚できる人」が前提だった。 だから、彼と付き合った時も、好きかどうかはさておき、「結婚する可能性がある人」とは思っていた。

棚の隅奪う、何も乗らない君の選んだ皿

過去の恋人と出先で買った、マグカップ。 前に一緒に住んでいた恋人と使っていたお皿。 同棲のときに、その部屋のガスコンロにぴったりだった排気口カバー。 今住む家のコンロには、合わないサイズ。 1人でコーヒーをいれるときも、料理をするときも使う気にもならないし、使うほど料理を沢山作ったりもしない。 あのとき、購入することには全く抵抗はなかった。 むしろ、とっても素敵なものを見つけた気分だったし、手に入れてすごく愛おしく感じたもの。 それらが、いまはなんの価値も帯びずに、その

現実に還ってくる

たまに 何もかも投げ出して 逃げ出したくなるけど そうも言っていられないから 目を瞑って深呼吸して 現実に還ってくる

不安があっても生き続けて

なかなか難しい事だと思います。 生きて行くのが辛いとか、 今、もの凄く悩みを抱えているとか。 働いていても、 「このままずっと変わらずに、この生活が続いていくのかな。でも働かないと生きていけないし…」 働いていなかったら、 「この先どうなっていくんだろう。お先真っ暗。どうやって生きていけば良いのか分からない」 結局は見えないだけで周りの人の頭の中は ぐるぐるとフル回転している。 そんな時は上司、両親から心砕ける言葉が飛んできたりする。 そこで一度、想像以上に凹んでしま

日々ポエム148

 あなたに  会いたいと 願う  悲しさと  会いたいと 願える 嬉しさを  知りました  初めての恋でした

あと少し好きでいたい

抜け出せる余地を ほんの少しだけ残して 思考の網目に 絡まって あと少し 好きでいたい

もう一度、訴えたい

以前書いた記事になるのですが。 最近仕事で近くの人を見ていると、 結構静かです。 真面目な人たちしか居ないので、 仕事に没頭しているのかとも思うのですが…。 明らかに元気がなくて。 会社は働く場所で。 ある程度の経済力が無ければ何もできない。 友達を作る場所ではない事も分かっいます。 けれど、多少のコミュニケーションは自分から取りに行っても良いかなと思っております。 私はコミュニケーションを取るのが苦手な方です。 でも一応、聞く側になる事は出来るので…。 上手くできて

8年間片思いした野良猫男子の話④順調過ぎる編

こんにちは! 空回り情熱系女子専門"ホントのあなた"解放カウンセラーの、甘寝みな子です。 今回も引き続き野良猫男子くんとのはなしの続きを書いていきたいと思います🐈‍⬛ (後半で野良猫男子ロックマン分析と称した所感も書いてます。) これまでのお話しはこちら↓ そしてその1ヶ月後には、初めて2人きりで飲みに行けました✨ 偶然が重なったんですが、これもともと最初は3人での飲み会の予定だったんです。 もう1人は会社の部署が違う後輩男性で、彼と私がたまたま仕事で一緒にいた時に

【連続小説】初恋の痛みが消えないまま俺はまた恋をする第81話-やまない雨の季節〜紗霧の雨⑤

 初恋の人の両親は、初恋同士で結婚したことを知らされた。紗霧の両親も初恋同士らしい。  しかもお互いに、出会いは中学校だったことも共通していた。 「つまり私たちも結婚できる可能性が、十分にあるってことだよね」  夜空に浮かぶ星たちを見上げ、紗霧は囁くように言葉を宙に泳がせた。  今日はよく眠れそうだった。  貴志の家では、1時間ずつお互いの得意な教科を教え合った。貴志は数学を、紗霧は国語を。  その後はお茶と雑談の時間が流れた。  貴志の好きな星空のこと。紗霧の好きな本のこ