自分で自分を嫌いになるような恋愛はよくないって誰かが言ってたな

はじまり

最初に交わした言葉は覚えていない。 だけど、出会ってわりとすぐの段階からきみの記憶はある。4月、全体研修のクラスで初めての華金の飲み会の日、入社初日に案内のあった組合に入っていないことがバレて研修終了後にクラスの3分の1以上が呼び出しを喰らって、飲み会に遅れた。組合に入っていない人数は割といて何教室かに分かれたけれど、その教室がきみと一緒で、クラスの飲み会に組合の愚痴を言い合いながら一緒に遅れて行ったんだった。 そしてその日の2次会。きみは裏返しに置いていた私のスマホを見

買い物した時にあれ作ってあげよう、これ買ってあげよう。と頭によぎるのは君だけど、ただ歩いてるとき、ぼーっとしてるとき、ふとした瞬間に思い出して心がじんわり温かくなって不思議と笑みが溢れるのはきみなんだよ

私のために変わってくれる？

（私の名前）のnoteのアカウント、知ってるよ。 それとなく最近の様子聞いたけど、そんな人がいるって俺に話さなかったよね。話さなかったってことは、やましいってことでしょ。 次の人に行くなら、早いほうがいいかと思って。 すべてが違う、と思った。 まず、きみの話は君に何度もしてきた。もちろん触れられたことがあるとか口説かれていたとか、そんな話はしていないけれど、何度もきみの名前を出して、仲が良いことが伝わる話をしてきたと思う。それでも「（きみの名前）の話は、よくしてたでしょ。

LINEで送信取消してたら「通知で見てたよ」とか「ん？（どうした？）」って気にしてくれる、そういうとこだよ。