安里 志麻(アサト シマ)

徒然なるままに、私が私でいられる様に。 毎日沢山の出来事に心をすり減らしてしまうけれど 大切な出来事やあなたを忘れずにいられるように noteを始めました。 書くものはまだ定まっていません。 noteでご飯を食べれる事が理想。 フォロー、コメント大歓迎です よろしくお願いします!

安里 志麻(アサト シマ)

徒然なるままに、私が私でいられる様に。 毎日沢山の出来事に心をすり減らしてしまうけれど 大切な出来事やあなたを忘れずにいられるように noteを始めました。 書くものはまだ定まっていません。 noteでご飯を食べれる事が理想。 フォロー、コメント大歓迎です よろしくお願いします!

最近の記事

あの恋は幻だったのかもしれない

好きだった その声も笑顔も優しさも 私だけのものにしてしまいたかった 少しくらい 想ってくれてると勘違いしてたの だからこんな予想以上のダメージ喰らってる その声は 私の名前を呼ぶためじゃなかった その笑顔は 私だけに向けられたものじゃなかった その優しさは 私以外にも向けられるものだった どうして同じようなパターン いつも繰り返しちゃうんだろう あの一瞬のときめきが あの一瞬のしあわせが 天にも昇る気持ちだった 舞い上がってた 同じ気持ちだなんて 自惚れもいいとこだ

    • 名残惜しいけど、ばいばい

      今まで散々惚れた腫れたの話を書いてきた。 大抵の人は時を経て過去になって、優しい思い出になるのだけど。一人だけ、今でも思い出すとなんとも形容し難い気持ちになる人がいる。 一緒にいたのは秋から冬にかけての、僅か3ヶ月程の事だった。 4つ年上の彼は、初めて会った時、なんて優しい笑い方をする人だろうと思った。 語尾が二段階くらい伸びる北陸特有の話し方は、力が抜けていいなと思った。 横顔を見るとチラリと光るピアスもなんだか良かった。総じて心が緩むのに、時間は全くかからなかった。

      • 生きる、愛しきものと共に

        ただ元気で笑ってて欲しいって そう思える人が居ることは財産だって 私は私ひとりでは生きてこれてなくて だからって誰かの人生を生きてる訳でもなくて 例えば全部は覚えてはいられないような 誰かの思いやりとかふとした言葉 大切なあなたのやさしさやちょっとした悪戯でさえ 全部私の糧となっているんだろう あんなに忘れたくないと思った出来事も 忘れたくて泣いた出来事も 時は全てを風化させて それでも残るものは、僅か 全ては持っていけない 大事なものは大事に抱えなきゃ零れ落ちてしま

        • 背筋を伸ばして会えるように

          たくさんの人に慕われる貴方の その優しさに 当たり前のように甘えてばかりだった 思い返すと 嫌になることの多かった現実の中で 貴方はただ清らかに 見返りを求めない愛を教えてくれた人だった 環境は変化し会わなくなって 電話に出れない事が増えて 確かに大切だったはずなのに 私は自分の事ばかりだった いつも気にかけてくれていたあなたの優しさを 全然大切に出来てなかった事に 今更気付く 忙しい毎日の中で 思い出すことが少なくなっても 私の幸せを願ってくれていた事だけ 忘れずにい

          故郷への慕情はそれだけではない

          どうしようもないクソガキだった私を知ってる人に会いに行った。 20年近く会わずにいたら、相手は50歳のおじさんになっていた。 学校をサボりがちだったり、家のことですさんだ私を、ちゃんと大人の立場で心配してくれる。 そんな、素敵な人だった。 沖縄を出てからたまに電話やメールをすることはあったけど、最後に会ったのは今から十何年も前、21歳の帰省の時で。 最後に連絡を取ったのも、LINEで繋がって、相手が沖縄で自分の店を出すよという時。 それも10年近く前になると思う。 そ

          故郷への慕情はそれだけではない

          言葉は巡っていつか私の腑に落ちる

          片思いばかりの人生だった。 いかんせん男の人に惚れやすくて、私の言う些細な一言に笑ってくれたら。くだらなくても、笑わせてくれたら。もうそれだけで大好きになった。 彼は私を志麻ちゃんと呼ぶ。 日々呼ばれ慣れたこの名前も、彼の口から発せられるなら世界一可愛い名前だなって思える。 「志麻ちゃんホンマもういい加減にせぇて」 あぁ、その目尻の下がり具合、無防備すぎるくしゃくしゃの笑顔。ありがとうございます。たまりません。 「私は一向に真面目だしふざけてるつもりはないのよ」 「

          言葉は巡っていつか私の腑に落ちる

          宝石みたいな海だった

          すごく好きだった上司の転勤が決まった。 すごく好きだったけど気持ちを伝える勇気はなかった。 すごく好きだったから薄々気付かれてはいたと思う。 だけどどうにかなる様な二人ではなかった。 それでも私の最初で最後のワガママを受け入れてくれたのは 少しぐらい、揺れてくれてたからだと思いたい。 横浜に行こう。 そう決まったのは彼が関東に転勤して3ヶ月後のこと。 海老名のサービスエリアとか中華街だとかみなとみらいだとか。 私が諸用で東京に行くって決まってから、ついでみた

          宝石みたいな海だった

          あの満天の星空を抱きしめて

          あの頃。 コギャルブームを少し過ぎて、今ほどではないけれどプリクラに申し訳程度の盛る機能がつき始めたあの頃。 ラルフローレンのカーディガンを羽織り紺のハイソックスを履いて、髪の毛を少し巻けばそれなりに見えた、そんな時代の女子高生だった頃。 毎日毎日、私は燻っていた。 学校に行けば友達はいたし、バイトもしてそれなりに自由になるお金も出来たのに。 何かが足りなかった。ずっとどこか満たされずにいた。 思春期特有のそれ、と言ってしまえばそれだけなのだけど それにしたってあの焦燥感

          あの満天の星空を抱きしめて

          紫陽花を見るたび君を想う

          私には学がない。 こんな事を言うと自分を卑下しているかの様に聞こえるが、実際にそうなのだ。 だから頭の良い人に出会うと素直に尊敬するし、知らなかった事を教えてもらえると嬉しくてもっともっと、となってしまう。 ヒロくんはひとつ年上の、優しくて穏やかな人だった。 何でも笑ってくれて、軽口も言い合えた。 だから私はすぐ調子に乗って、彼にはいつも甘えてばかりいた。 みんなで飲みに行って、デザートに抹茶のパフェを頼む。 食べ始めてから、ヒロくんのチョコレートパフェの方が美味しそ

          紫陽花を見るたび君を想う

          はじめての記憶

          母がいない。 お昼寝をしていた私は、おそらく玄関の閉まる音で目を覚ました。そしていつもなんとなしに聞いていた生活音がしないことで母が居ないことを悟り、絶望する。 時間という概念はまだない。 けれど毎日のルーティンとして、おそらく我が家の団地から道路を挟んですぐ真向かいの、馴染みの八百屋さんに行ったのだろうと結論づく。 母め。 私を置いてさくっと買い物を済ませるつもりだな? そっちがそのつもりなら、こっちも驚かせてやろう。子供だからって、一人でどこにも行けないと思ったら大

          自己紹介♡

          はじめまして。 安里 志麻(アサト シマ)です。 何者かになりたい でも私は良くも悪くも私でしかない そんな私の中に渦巻いてる色々を 誰かに見てもらいたくて 面白かった出来事も綴りたいし 愛だの恋だの沼っただのも綴りたい。 そんな思いでつらつらとnoteを始めてみます。 反応下さると飛んで喜びます☺️ 1.幼少期~青年前期 生まれは沖縄、ほぼスラム街と呼んでも過言ではない地域で多感な時期を過ごしました。 どのくらいスラムかと言うと、住んでるアパートは家賃2万7千円の激