ウソでも ホントウでも どっちでもいいよ 戯れに惑わされて いつか醒める夢でも 今が楽しかったら それでいいよ
抜け出せる余地を ほんの少しだけ残して 思考の網目に 絡まって あと少し 好きでいたい
たまに 何もかも投げ出して 逃げ出したくなるけど そうも言っていられないから 目を瞑って深呼吸して 現実に還ってくる
自分に置き換えなきゃ 想像力が働かないなんて 安易な言い訳をして 誰かの気持ちを 蔑ろにしたり うっかり 傷つけたりしないような 優しい人になりたい
忘れてしまえば楽なのに また思い出して 胃がムカムカする 悲しいとか辛いとか 感情的なモノじゃなくて これはきっと 苦い記憶の後味みたいなもの
傷つけ合う言葉よりは キレイゴトの方が良い 終わりが決まっている 刹那的な関係なら キレイにさよならしたい
ウソじゃないけど 100%の真実ではなくて たぶん 半分くらいは偽善で キレイゴトの塊だけど それでも ちゃんと本心だよ 私の声が 正しく届けば良いのに
不要な感情は 切り捨てて 出来る限り フラットな状態でいたい
私の中では 整合性がとれてること 傍から見たら 理解されないかもしれないけど 自分さえ納得してたら 外からの見え方なんて 大した問題じゃ なくなりそうな気がする
たまたま だよ 選択肢なんてなかったよ 偶然たどり着いた現状を 深く 重く 受け止めて なんとなく 自分で選んだ結果… みたいな錯覚に 自ら騙されてるだけだよ
気づいても 言わないこと 言わなくても 見透かされてること 少しずつ 重みを増していく 存在感に 侵食されてゆく
目に見えるものがすべて …ではないけれど それがどれだけ 不確かなモノだとしても 私から見える部分は 私だけのモノだから 信じるのも ついて行くのも 身を委ねて 堕ちていくことすら ぜんぶ自由だと思ってる
絶対 なんてなくて 日常は不確かなことばかりで 明日 なにかが激的に変化して 当たり前の日々が 途切れてしまう 可能性だってある 自分の気持ちを後回しにして 取り返しがつかなくなってから 悔やんだりしたくないから 自分にとっての最優先だけは 常に見失わずにいたい
何もしてくれなくていい 傍にいてくれるだけでいいから どうか いなくならないで… そう思ったところで 夢から覚めた 相手は もう会えない懐かしい人
人の縁は 繋がるのも 途切れるのも ほんの一瞬 瞬きするタイミングの誤差で 視線が重なるか 逸れるかで 決まると思ってる
ただ 好きな人を 好きでいたいだけ