二期会「蝶々夫人」(7/18東京文化/宮本亞門演出/高田賢三衣裳/エッティンガー指揮東京フィル)。第1幕二重唱が真実の愛だということを全ての基点とした演出。ピンカートンは死ぬまで自らの愚行を後悔し、成長した息子が母の愛の軌跡を理解する過程として物語を描く。強い説得力と美しい昇華。
兄嫁の叔父様にあたる〝高田賢三〟さんが、新型コロナウイルスの感染でお亡くなりになった。私は、いろんなお話しを聞かせて頂くばかりで、お会いしたことは無い。しかし、私の兄は大変お世話になりました。ご遺体とも面会することは許されないのが、嘸かし無念であろうことは想像にかたくない…合掌