「高田賢三 夢をかける」展に行ってきました
東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の「高田賢三 夢をかける」に行ってきました。
展示はすごーくシンプル。
生まれてからこれまでの年表と、所々に関連した写真やポスターなどをはさみつつ。左右両脇にずらりとファッションが並びます。
いつだったか、昔のファッションショーの映像で見た白いドレスも実物を見ることができました。
毎度思うのですが、こうしてトルソーにかけてあるのもいいけれど、人が着て動くと全く違う物のように見えます。やっぱり”服”だから、着てこそ美しさが発揮されるものなのかな、なんて思ったり。
大き目のフロアにずらっと作品が並びます。
こういうのこそ、モード展ならでは。
壁の一部にブランドを象徴する花柄が。
このフロアも凝った装飾などはなく、とにかくシンプル。
自分のお気に入りはこのスタイリング!というように、もし着るならどれか?なんて考えながら見るのもモード展ならでは。(普通の絵画展でももしもらえるならどの絵にするか?なんて考えながら見てます笑)
柄に柄、花柄にチェックとともするとどぎついスタイリングになりそうなのに、品の良さを感じるのは、やっぱりデザイン力とかブランドが放つエネルギーというところなんでしょうね。素敵です。
このスタイリングが発表された時代ってどんなだったんだろう?
そしてこのスタイリングを見て、どんな印象をもったんだろう?
きっと今とは違う空気感なはず。当時のセンセーショナルを想像しながら、目の前で同じ作品を見られるなんて、考えたら贅沢な時の感じ方ですよね。
ディオール展はすごく良かった、イヴサンローラン展もすごく良かった、ならKENZO展も良いのでは?モード展にはずれなし!
なんて勝手に思っていてけっこう期待して行ったのですが…うん、良かった。良かったのだけれども、展示数はかなりあっさり(と感じました)。もうワンフロアくらいあるかな…と思ったところで終了でした。
同じ会場の2階で開催されていた「となりの不思議」展と「田口薫」展もおもしろく興味深い作品で、お目当てだったKENZOよりこっちの方が長く鑑賞していたかも。もう少しアートに触れたいという気持ちに、トータル1館で完了した気分でした。。
でもやっぱりモード展っていいなぁ。
もっといろんなブランドでやってほしいなぁ。と希望をこめて。
今日もありがとうございます。
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