『体験格差』を読むとのこと
休日に一緒に出かけたり、自宅で料理や酒を振る舞ってもらったり。仲良くしてもらっている上司との私的な付き合いが続いてはや数年が経つ。
そんな上司家には小学2年生の長男がいる。初めて会ったのは3,4歳の頃か。以来、彼と俺とは、お互い友達としてコミュニケーションをとる関係性を築いている。年齢なりに生意気なところもあるが、俺がプレゼントしたキーホルダーをランドセルにぶら下げてくれたり……とにかくかわいく、子ども嫌いだった俺にすら「子どもを持つのも悪くねえかもな」と思わせてくれる存在