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アート 音楽 アニメ 写真 ファッション 建築 インテリア 映画 おやつ 猫 ˚* ੈ✩

最近の記事

展覧会『髙田賢三 夢をかける』 描いて 掛けて 翔けた ひと。

会期終了が迫っている、髙田賢三の回顧展へ行ってきた。 オペラシティに行くのは、去年の川内倫子展以来かぁと思ったら、それは一昨年だった。 もう2年も経ったのか…と、ちょっとガクブル。 KENZOは、民族衣装っぽいテイストや、刺繍、色の組み合わせが好きなブランドだった。と言っても、多くを語れるほど詳しくはなく、古着を1着持っているだけ。 でも、なんか可愛いのないかな〜って古着を探しているとき、KENZOの服はよく目に留まっていたし、それは今でも変わらずだ。 2020年に亡くな

    • 『葬送のフリーレン』 オーケストラコンサート@パシフィコ横浜 8.21

      フリーレンのオケコンに行ってきた。 正直なところ、家を出る前は行くのがちょっと面倒になっていた。でも、行けば感動必至なことも分かっていて、そしてやっぱり、私は泣いた。 1曲目はもちろん「Journey of a Lifetime」. 作品のメインテーマ曲であり、サントラの1曲目でもある。 ステージにはスクリーンが吊るされていて、楽曲に合わせて編集されたアニメ映像が流れた。 「Journey of a Lifetime」で流れたのは、メインキャラの紹介映像。 フリーレン →

      • 映画 「ルックバック」 − この映画を作ってくれた全ての方に、感謝と拍手喝采を −

        たった58分の上映時間。 その時間の中で私は、一体どれだけ泣いたのだろう。 1回目鑑賞 6月28日(金) 小松駅へ向かう始発の「かがやき」の中、外の雨を眺めながら、ふと、「金沢で降りて、ルックバック観ちゃう?」と思い立った。 まさか、初めて旅する石川県(しかも金沢)で、到着早々に映画館へ行くことになるとは思っていなかったし、公開初日の朝いちで観るなんて、予定外にも程がありすぎて、ワクワクした。 ------- 58分間のうち、涙が出ていない時間の方が少ないんじゃないか?っ

        • ミヒャエル・エンデ 『モモ』 読了! 旅の偶然は必然か?

          5/12から読み始めて、約1ヶ月半。 旅先の金沢で、モモを読み終わった。 私のモモは愛蔵版。重たいし、嵩張る。 1泊2日の旅に、わざわざ持って行くのはどーなの?と思ったが、残り50ページほど。 金沢で読み終えるのもいいなぁと、思ってしまった。 ••• モモとの出会いについてはコチラ ••• 旅行1日目の夜、寝る前に少し読むことに。 続きは18章から。 そのタイトルを見てドキッとした。 「まえばかり見て、うしろをふりかえらないと……」 私はこの日の朝、映画「ルックバック」を

        展覧会『髙田賢三 夢をかける』 描いて 掛けて 翔けた ひと。

        • 『葬送のフリーレン』 オーケストラコンサート@パシフィコ横浜 8.21

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          美術展「民藝 MINGEI」 −友と過ごす最後の時間−

          行くか否か、正直、決めあぐねていた民藝展。 "民藝"は好きだ。 ただ、2022年に「民藝の100年展@東近美」、2023年に「柚木沙弥郎展@日本民藝館」と続いていたから、民藝は好きだけど、まだそんなにお腹減ってない・・・みたいな感覚でいた。 「気が向いたら行こう」くらいに思っていた私の背を押したのは、長年一緒に過ごしてきた旅の友だった。 友との今生の別れが決まった途端、急激に寂しさがやって来た。お世話になった友と、ちゃんと、最後のお出かけをしなければと思い立ち、全くの予定外

          美術展「民藝 MINGEI」 −友と過ごす最後の時間−

          美術展_フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」

          両手を広げて、目の前の色彩にダイブしたい そんな衝動が幾度も湧き上がった展覧会 訪れたのは、春霞前の快晴だった。 はじめましての、茅ヶ崎市美術館。 フランシス真悟さんのことは、この展覧会で初めて知った。 別の美術館で、チラシコーナーを横目に通り過ぎようとしたとき、本展のチラシが一瞬だけ視界に入った。そのまま帰ろうかとも思ったが、“気になった感覚”が気になり、戻ってチラシを手にしたのがきっかけだった。 「戻ってよかった!」 チラシを見て、これは絶対に好きなやつだ!!と確信

          美術展_フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」

          SPECIAL OTHERSライブ@日比谷野音 2024.05.19

          久々に行った、スペアザのライブ。 「5月×野音×スペアザ」なんて、「最高」であることはライブが発表された時点で確定している。あとは「最高」の後ろに「!」がどれだけ沢山つくか、くらい期待して全く問題のない、相性抜群の組み合わせ。 結論から言って、これ以上ないんじゃないかと思うほど、最高潮に楽しくて、「幸せ」までも感じたライブだった。 セットリストはまるでフェスのようで、代表曲づくし! 入場口周辺はフラッグガーランドや小さなミラーボールの装飾があって、それもフェス気分を高めてく

          SPECIAL OTHERSライブ@日比谷野音 2024.05.19

          美術展『マティス 自由なフォルム』 -よろこびのイロ、たゆたうカタチ-

          大好きな場所/国立新美術館で、 大好きな画家/アンリ・マティスの展覧会。 晩年の新境地「切り紙絵」に焦点をあてた本展の開催、コロナで延期が発表されたその日から、ずっと、ずっと心待ちにしていた。 色彩と造形が織りなす、溢れんばかりの生命力に、こちらの心は感動の波に…のまれると言うより、一緒にぷかぷか浮遊するような心地良さと、嬉しい気持ちに包まれた☆彡 今回の展覧会を通して、一番感じたこと。 それは、「実物を観ることの醍醐味」だ。 もちろん、絵画でもそれは感じるけれど、「切り

          美術展『マティス 自由なフォルム』 -よろこびのイロ、たゆたうカタチ-

          ミヒャエル・エンデ 『モモ』 との出会いと不思議な出来事

          昨夜、そういえば!と思い出して聴いた、101分目からの100分de名著。 (「名著」と打ちたいのに何度も「銘茶」になった笑) アーカイブ配信ギリギリ滑り込みセーフ。 およそ100分という、なかなかに長い時間にも関わらず、あっという間に感じるほど面白く、興味深い内容だった。 中でも、若松英輔さんのお話が特に印象に残っている。 本当に自分に必要なものが何なのか、一度考えた方がいい。それが解れば、人間はそれを見つけることができると思う。 「何が必要か?」を探す前に、「何かに行っ

          ミヒャエル・エンデ 『モモ』 との出会いと不思議な出来事

          「夏目友人帳」 劇伴コンサート 〜いとうるわしき夢より〜

          アニメ「夏目友人帳」の15周年を記念した劇伴コンサートに行ってから、今日でちょうど一週間が経った。 カメラ日和の晴天で、散歩には不向きな強風の横浜だったけど、久々に訪れた街を歩くのは楽しかった。 コンサート会場は、神奈川県民ホール。 来年、老朽化による休館をするそうで、現在の建物を訪れるのはきっと、今回が最初で最後。モダニズムを感じる外観がなかなかにカッコ良くて、結構好き。直線の建物と丸い街灯の対比も佳きです。 照明や壁のギラギラに目を奪われていたのも束の間、その先にはな

          「夏目友人帳」 劇伴コンサート 〜いとうるわしき夢より〜

          映画『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』 🏐猫の日の前日に🐈

          生きている間に叶えたいことが、また一つ叶った。 ものすごく、ものすごーーーく楽しみにしていた、ゴミ捨て場の決戦。 リアルタイムで新作を観ることができるのは、本当に嬉しい。 アニメ「ハイキュー!!」は、好きすぎて、今まで何度繰り返し観たことか。 音楽を聴く気分じゃないけど何か <音> が欲しいとき、ラジオのようにハイキュー‼︎を流すこともしばしば。台詞が頭の中に入っていても、観ると楽しいし、胸が熱くなる。 アニメで完走すべく、原作は未読。 烏野vs音駒の試合がどんな展開になる

          映画『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』 🏐猫の日の前日に🐈

          進撃の巨人10th ANNIVERSARYイベント「ATTACK FES」

          ”生きている間にこれだけは叶えたい” そう強く思っている物事は少ないが、そのうちの一つが、「進撃の巨人」のアニメを完結まで見届けること、だった。 昨年、無事にそれは果たされた。 残酷だったり痛々しい描写が苦手だから、進撃は食わず嫌いしてずっと避けていた。が、どうやら、ただ気持ち悪いだけの作品ではないようだと知り、”試しに”と1話から観始めてからハマるまで、時間はかからなかった。 苦手な描写は、薄目にしたり目を逸らしたり耐えてでも、「続きを知りたい」という欲の方が圧倒的に上回

          進撃の巨人10th ANNIVERSARYイベント「ATTACK FES」

          美術展『キュビスム展 美の革命』 -出会いと試行の光輝-

          いつの間にか、感傷的になるのが得意になってしまった。 でも、それは時に心地が良かったり、溜まった毒素を排出するための浄化作用にもなったりして、割と嫌いじゃなかったりする。 「ネプトゥーヌス」を聴きながら電車に揺られ、外の灯りをただじっと眺めていたら、そんなスイッチがついうっかり入ってしまった・・・けど、違うんだ、今日はそんなんじゃないんだ! ものすごく、いい気分なんだ。 大好きな人たちに、会えたんだ。 ロベール・ドローネーとクプカは、ABSTRACTION展以来だから、5

          美術展『キュビスム展 美の革命』 -出会いと試行の光輝-

          美術展『倉俣史朗のデザインー記憶のなかの小宇宙』 -夢 : 浮遊 : 光 : 言の葉-

          アクリルが好き ガラスが好き 透明が好き 色が好き ◇ 光が好き 影が好き 夢想が好き 創造が好き 「好き」がいくつか引っ掛かるひとにとっては、きっと、どストライク✴︎ たった一つでも何か、良い方への引っ掛かりを感知したなら、その引っ掛かりの源泉に出合いに行ってみるべし!です。 世田谷美術館って、いいですよね。 いつ来ても何度も観ても、建物の美しさについつい足が止まり、入口へ直行出来ず、寄り道をしてしまう美術館の一つ。 建物を観ているだけで、めちゃくちゃ楽

          美術展『倉俣史朗のデザインー記憶のなかの小宇宙』 -夢 : 浮遊 : 光 : 言の葉-

          美術展『生誕120年 棟方志功展』 -生命力×装飾力-

          興奮冷めやらん。 会場をあとにしてからも、身体が はふはふ していた。 アホ毛も逃さず頭の天辺からつま先まで、全身で棟方志功を浴びた。 “ 迸るエネルギー ” この言葉が、棟方志功よりも似合う人物がいるだろうか。 「版画なのに」と言うと誤解があるかもしれないが、まるで肉筆画・・・いや、むしろ、肉筆画を超越した生命力を感じる・・・ように見えてしまう! それくらい力強くてしなやかで、躍動感がある。 作品のエネルギーに圧倒されることは、会場に入る前から予想はしていた。 が、その

          美術展『生誕120年 棟方志功展』 -生命力×装飾力-

          美術展 『横尾忠則 寒山百得』 -風狂に!自由に!-

          秋晴れの上野公園。 トーハク本館や表慶館の威風堂々とした佇まいは、いつ何時見てもカッコイイが、やはり青空を背景にした姿が一番好きだ。 この表慶館で開催中の展覧会『横尾忠則 寒山百得』展。 まず、表慶館でやっていることに驚いたが、その意外な組み合わせは直ぐに大きな期待へと変わった。 展覧会のテーマは、日本や中国における伝統的な画題「寒山拾得」。 このテーマ1つで、新作を102点も描いたという。 その情報だけでも驚嘆なのに、制作期間は約1年半のハイスピードで、キャンバスサイズ

          美術展 『横尾忠則 寒山百得』 -風狂に!自由に!-