村上春樹『1Q84』(新潮社)は、私が期待した話ではなかった。麻原彰晃を典型として描き出さず「天吾と青豆、天吾と父」の<対幻想>の物語だった。しかし対幻想は吉本隆明『共同幻想論』で衝撃を受けていた。村上父も関係ある、法然から親鸞への浄土思想がオウム問題への解答だと、私は結論した。
畑で穫れたスナップエンドウの豆を豆ごはんにした。豆を炊飯器に一緒に入れて炊くレシピが多いけど、色が悪くなるし美味しいと思わないから好きではない。豆を塩で茹でて、茹で汁ごと豆を冷やして、その茹で汁とお酒で炊いて、炊きあがり後に豆を混ぜる方が豆の色が鮮やかで豆の風味が効いて美味しい。
俺の青豆、どこ〜?