ダ・ヴィンチの経験論(手記を読んで) 「経験は決して間違うことはないが、判断だけが間違う」 直接観察と実証を繰り返し、自らの目で見て確かめることを重視した。 近代科学の方法論の先駆けともいえる姿勢、芸術と科学を分けず、観察による知と創造的表現を見事に統合した彼には敬服しかない。
労働が価値の外化だと言うヘーゲル的な人倫世界はおわった。それはフリーランス市場の拡大を見ても一目瞭然。 逆に経験論の『印象』を志向するヒューム的な世界観には頼れるものがあると思う。 社会学で言うところの『場所性』。