【医療コラム】【子育てコラム】【48歳からのコラムニスト】子育て小児科医そして児童精神科医

現役小児科医そして児童精神科医として4人の我が子の子育てしながら総合病院勤務しております。

【医療コラム】【子育てコラム】【48歳からのコラムニスト】子育て小児科医そして児童精神科医

現役小児科医そして児童精神科医として4人の我が子の子育てしながら総合病院勤務しております。

最近の記事

【医師コラム】児童精神科医が語る子育て 受験うつ②

■受験うつの症状とは  今回は前回の続きです。前回は、受験うつとはどういう症状のことを言うのかをお伝えしてきました。今回はさらに掘り下げていきたいと思います。 受験うつの症状とは、ストレスがかかって、頑張ってもうまく成果が上がらないともなると、 「受験が近づいているのに、まったく勉強する気が起きない」 「問題集や塾の授業に集中できなくなった」 「あれほど繰り返し勉強したところなのに、思い出せない」 「寝たのに寝た気がしない」 「食事をしても砂の味しかしない」もしくは「食べ

¥100
    • 【医師コラム】児童精神科医が語る子育て 受験うつ①

      ■受験うつの定義  「受験うつ」とは受験勉強が思い通りにいかない、自分には価値がないなどと思うことが典型例です。強いストレスを受け続けることで脳の機能障害が発症機序となります。多感な時期である10代~20代前半は、周りの大人にとっては些細なことが深刻な悩みになり得ます。自身の状態を正しく理解して、言葉にすることができればいいのですが、できないことも少なくありません。

      ¥100
      • 【医師コラム】子育てコラム 子どもに身につけさせたい読書習慣

        子どもの読書活動は、「子どもの読書活動の推進に関する法律」によって、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものとされています。 そこで今回は、我が子たちの話も交えて、読書週間を身につけることで、どんな効果があるのかをついて解説していきます。 ■今の日本の読書の現状

        ¥300
        • 【医師コラム】子どもに必要な道徳教育

          親として、自分の子どもが思いやりの気持ちや、人に迷惑をかけないという気持ちを持ってほしいと強く願うことは当然のことだと考えています。ですが私の児童精神科外来に訪れる発達障害の子どもは、特性として時に自己中心的であり、場や状況に合わない主張を押し通そうとします。そういう子どもを持つ親として悩ましい課題です。もともと子どもにはそのような特性があるので、彼らはその特性が非常に強すぎるだけという見方もできますが、それだけでは納得できないというのが人というものです。 そこで今回は、思

          ¥300

        マガジン

        • 医療とお金
          2本

        記事