猫の恩返し

詩と音楽記事を主に書いています。文章を書くということが好きなので、小説、エッセイ、小論…

猫の恩返し

詩と音楽記事を主に書いています。文章を書くということが好きなので、小説、エッセイ、小論文、イラストなどにも挑戦していきたいと思っています。ペンネームは猫を飼い出してから、人生が好転していったことに由来しています。よろしくお願いします。

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  • 詩集

    いろいろ詩を書いてきたのでそれを集めてみました。

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    詩や音楽記事以外にもいろいろ書いてきたので集めてみました。

  • 音楽記事集

    いろいろ音楽について書いたりしてきたのでそれを集めてみました。

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MICHAEL JACKSON個人的15選

マイケルジャクソンも個人的に秋のイメージかなと思ったりします。一番初めにマイケルジャクソンを熱心に聞いたのは1996年でしたか。その一年前にビートルズに出会って洋楽を聴き始めて、その後主に1970年代の洋楽、イーグルス、ビリージョエル、カーペンターズ、クイーン、サイモンとガーファンクル、などを経てそろそろ1980年代に行こうかなと思っていたら、先にハードロックのボンジョヴィがガツンときて、一気に80年代というかハードロック旋風が僕の中に吹き荒れたりしてました。で、その暴風雨の

    • スーパースター

      大谷翔平が生まれた 1994年7月5日 僕は高校1年生で たぶん うつ病のリズムの底で もがいていたか うつ病の合間の 日常を生きていたか どっちかだろうけど 想像出来るかい? あの日生まれた赤ん坊が 世界的なスーパースター になっているなんて 時々 僕はどこで いつの時代を 生きているのか わからなくなる カレンダーに貼り付けた 不安のままに 閉じ込めた部屋から 抜け出して 浦島太郎みたいに 世界を彷徨って たどり着いた時代で 同じ名前の スーパースターが 僕の背中を

      • 真ん中

        毒出しが終わるまで しばらく 混乱は続くが やっと みんなが感じる方向へ 物事は進む 終わる瀬戸際で ようやく 今までがとにかく 酷すぎた いくらなんでも 嘘が多すぎた 終わらない方向へ 真ん中が 舵を切ったのだ だから 安心している これ以上はまだ 何も言えないが とにかく よかったよ 嘘はこれから たくさん 崩壊していくだろう 今はそれしか言えない どこまでも 正しく 捕らえられる 直感を携えて これからも生きていたい

        • 解放の夢

          書けない音が 廊下を歩く 言葉は霧のように 辺りを暗くする 光が欲しい 星空が欲しい 言葉に戯れ過ぎた孤独 解放 夢 もうないのに 家に帰る 感情がどろどろ 下の方に溜まる ブラッドハンドが ゆらゆら ゆらゆら それが私だとは 認めないまま 上手くいかない スイッチばかり 壊れた殻の中に 愛の泉を 相性悪いなんて 嘘だよ シミュレーションナンバー タグが外れ 風に乗って 落書きに消える 悪いとは思ってない 生きるために 誰もが優先したがる 始めから ずれたところに

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        MICHAEL JACKSON個人的15選

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          誕生日【3】

          誕生日が普通の顔して 通り過ぎてゆく 子どもの頃は あんなにも特別だったのに 初めてをいくつも 過ぎた後 経験値はレベルを上げて ちょっとやそっとでは 揺るがない 私を作り上げたのか だったら もう少し上手く 生きたいものだが 上には上の風が吹いて 結構辛いものがある だけど その分 視界は広がる あんなにも遠く 小さく それでも 輝いていた日々の 誕生日 今は古い アルバムの中で 笑っているよ

          誕生日【3】

          90年代個人的邦楽10選Ⅷ

          少し間が空きましたが「90年代個人的邦楽10選」の第8弾をしたいと思います。結構出したはずなのですが、次から次へと湧いてきてこのシリーズ今現在で下書き3本くらいになっております。やっぱりリアルタイムでこの時代を10代とかで駆け抜けた、いや家で過ごしていたから、何だかんだで印象に残っている音楽が多めですね。自由にいろいろやらしてもらっていたから感性も何か広がって、いや飛べなかった分音楽を聴いて飛んでいたような気分だったのかな。ジャンルや季節は結構いろいろで統一感はあまりないです

          90年代個人的邦楽10選Ⅷ

          朝のカーテン

          自分と一致しない すべてを遠ざけたい 合わせることに 疲れた 孤独に疲れた 考えだけが 前を向く 感じることは 置いたままに しなければならない それをどれだけ 脱いだら 風を感じるだろう しかし 自我の鎧は 纏ったままで 風は僕を貫くだろうか 外れることにも 意志がいる リスクを取っていく 覚悟もいる それがないまま 逃げ出したら 追っ手は あらゆる顔をして 後をついてくる 経験済みだ 踏み留まる朝の カーテンを開けて 意識も 言葉も フローにして 光を浴びた 深いところを

          朝のカーテン

          快速列車【小説】

          「お前、まだこの見積書間違えてんじゃないか? 何度言ったらミスをなくせるんだ。自分の立場分かっているのか? お前の代わりはいくらでもいるんだ。そのことをよおく考えるんだな」  朝から課長に呼び出されては、いつもの説教。俺の間違いをことさら誇張して、怒鳴りつけては自分ストレスを発散させるってのがこの人のバランスのとり方か。  デスクに戻ると同期入社の片瀬が 「またやったのか? ミスをするお前も悪いけどな。俺はこの前お前と同じようなことしたけど、ほとんどおとがめなしだった。よほど

          快速列車【小説】

          大学受験②【エッセイ】

          前回までで、高校時代、大学受験を意識し出して何故か過剰に京大にこだわっていたと書いてました。今回はその続きから。 学力がどうであろうと、どこ目指そうとそれは本人の自由だと思いますが、ただ僕の場合はそれプラスうつ病も患いながらのハンディキャップもあったので、そこはちょっともう少し考えを変えてもよかったらかな、と今振り返れば思ったりします。たぶんあの当時高校2年の終わりの学力は京大理学部の偏差値が70くらいだとしたら、僕は53とかで、まあうつ病で休み休みの勉強とかであんまり出来立

          大学受験②【エッセイ】

          フィールド

          金もないのに また大して聴きもしない CDを買う ストレスで脳がバグって チョコレートを 瞬殺する 制御不能な夜に もだえながら 波の向こうに 穏やかな月は 見えるかい? 今は無理 波が逆立って 濁流と化す 私と入れ替わる 何かが暴れた記憶は 曖昧なまま ダイアリーは 解読不能な文字の羅列 そんなもんよ 丁寧に諦めなさい いや そんなの無理 丁寧に諦めるなんて ロボットじゃあるまいし 人間だから 感情の奥の 本能に従って 生きるを続ける 抗い続ける 比べた数値が

          フィールド

          ポストシーズンのDeNAの戦いぶりは称賛に値するものだと思いますし、26年ぶりの日本一もおめでとうですが、やっぱり貯金40以上も作ったソフトバンクが貯金2しかないDeNAに負けたことの歪さが引っ掛かります。せめて借金あるチームはクライマックスに出れないとかの改革はして欲しいです。

          ポストシーズンのDeNAの戦いぶりは称賛に値するものだと思いますし、26年ぶりの日本一もおめでとうですが、やっぱり貯金40以上も作ったソフトバンクが貯金2しかないDeNAに負けたことの歪さが引っ掛かります。せめて借金あるチームはクライマックスに出れないとかの改革はして欲しいです。

          大学受験①【エッセイ】

          長く縛られていました。この言葉に。一回逃げ出して完全に頭から追い出したはずなのに、また不意に復活して何よりもそれがしたいと思えるほどに。僕にとって青春のエネルギーのほとんど、まあかなり長く時間かかりましたが、その人生の有用なエネルギーや時間のほとんどを費やした「大学受験」について今回はいろいろ書いていきたいと思います。「40歳を過ぎて大学に入った話【エッセイ】前編」とやや重なるかもですが、今回はさらに遡り、初めて大学受験を意識した高校時代に人生に大きな影響を与えた「うつ病」と

          大学受験①【エッセイ】

          いい歳して通っている大学の学園祭に、土曜日の補講帰りに少し寄ってみましたが、若い大学生達の圧倒的なオーラ、華やかさ、コミュ力の高さに今さらながらに圧倒され、何か別の惑星の別の住人みたいに、これからの新しい時代の新しい世界の主人公は彼ら彼女たちなんだって思い知らされました💦

          いい歳して通っている大学の学園祭に、土曜日の補講帰りに少し寄ってみましたが、若い大学生達の圧倒的なオーラ、華やかさ、コミュ力の高さに今さらながらに圧倒され、何か別の惑星の別の住人みたいに、これからの新しい時代の新しい世界の主人公は彼ら彼女たちなんだって思い知らされました💦

          デトックス

          Xよりは信頼度が高い テレビや新聞さえも 誰かが情報を 取捨選択した上で 僕らに届けられる SNSはそこを突いて 実は……なんて 展開していく 世の中は複雑だから デジタルデトックスした方が 精神衛生上 いいに決まっている だけど 今は相当部分 情報に寄り掛かる社会だから デジタルデトックスすれば また 見えない 感じないことも 増えてきて 不安もまた── いっそ 神様に AIを手渡して 本当のことだけ 流してくれないか なんて 遠くのことまで 特に知りたくないのに 叫

          デトックス

          制度【エッセイ】

          何回もこのテーマで 書いているかもですがまた。 今日の日本シリーズの結果がどうなったかは まだわかりません。 わかりませんが、 もし横浜DeNAベイスターズが 今シーズン3位になったはいいけど ペナントレースで勝率5割を切っていて 借金抱えたままクライマックスシリーズを 勝ち抜いて日本シリーズも勝って 日本一とかになったら たぶん一発でクライマックスシリーズは 終わると思います。 少なくとも制度は変わるでしょう。 ていうか 現行制度では 勝率5割を割ったチームが 日本一にな

          制度【エッセイ】

          知らない間に

          知らない間に チロルチョコが 29円になっていた 昔は10円とかだったのに 知らない間に 時間は過ぎていて 生きるのに必死だったのだと そう思うことにした 知らない間に 仲の良かった友人も 疎遠になり お互い忙しくて 会うこともなくなった まだ友達だと思っていてもいいかな また会えるよな 知らない間に 季節は夏から秋へ もうすぐ冬になる 知らない間に 歳は取って 知らない間に 死んでいくのかな 時間って 意識しない間に 生きることと入れ替わって 上手く言えないけど あんまり来

          知らない間に