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AIと読書 | 私の幸福論を翻訳し合ってみた

「黙示録」に存在の矛盾と両義性をみたロレンス——D・H・ロレンス『黙示録論』を読む

3週間前

人間は必然性という役割に生きることを欲する——福田恆存『人間・この劇的なるもの』を読む

2か月前

◆昭和32年に結成された「蔦の会」という「戦後に福田を慕って集まった若い人たちの勉強会」の参加者のうちに、「佐藤信夫(言語学者)」がいた(川久保剛『福田恆存 ―人間は弱い―』180頁,ミネルヴァ書房,2012)。 言葉への鋭敏な感覚を示し続けた二人 私に示唆を与え続ける先達

自由について

愛情と、贔屓のひきたおし 福田恆存の芥川論その他

【私の幸福論】刺激の強い幸福論

◆「そして人間の自由とは、演戯の自由のほかのなにものも意味しません」(福田恆存『藝術とは何か』41頁,中公文庫) 「演戯」を抽象化すれば意識的な仮面と意識的な素顔である。つまりまずは明確な意識で二つに分けること、分節することが必要となる。生真面目の融合無分別はこれと対極にある。

◆20代のころに読み大きな影響を受けたのは、福田恆存『人間・この劇的なるもの 』(新潮文庫)であった。二重性(ときに二律背反になりえる質)という二つの旋律が織り成す生の形式(要請)が、現在の完全燃焼のうちに人は演戯を獲得する。必然のうちに未然を見て、未然のうちに必然を予感せよと。

日本語では照れくさいので~引用のドラマ(2)

2週間前

書店パトロール68 べらんめぇ!福田恆存、なんてぇ読むんだい?

2か月前

「この星の記憶」

¥800

宿命的なアイロニーとしての「比喩」の文学——福田恆存の芥川龍之介論

5か月前

福田恆存「一匹と九十九匹と」 逆説的倫理学のススメ

正統とは何か カトリシズムの無免許運転

人間、この劇的なるもの

福田恆存と三島由紀夫の違い

リアリティ、この劇的なるもの

¥100

黒岩徳将句集『渦』一句鑑賞と十句選

7か月前

辛口そして幸い

神無くして原罪あり  ー芥川と太宰ー

福田恆存の一文から「芸術の天才」について考える

「悪しき先例」を踏襲する宮内庁──ご負担軽減を名目に、昭和と平成の宮中祭祀簡略化。いまこそ陛下を救出する落下傘部隊が必要だ(2009年02月03日)

1か月前

行間に割りこむ

8か月前

陛下を救出する方法はあるのか?──政府の「皇室制度」改革に幕を引いた天皇誕生日会見 4(2017年10月04日)

2か月前

感想 チャタレイ夫人の恋人

「私の幸福論」教養について

近代文学者としての福田恆存

¥150

燃えるストイシズム(大原富江・「婉という女」)

6か月前

コロナ禍で音楽家を辞めて一般企業に就職→異例のスピード出世、それでも夢を諦めきれなかった私が取った行動とは? ヤマモトダイキ~過去編②~

「ハムレット」と「こころ」 ー近代文学の始まりにおける"宿命"ー

日本に素晴らしいところがたくさんあるところと、日本には致命的ともいえる欠陥があるところは相互補完ができないこと どれだけ日本に他国から見ればうらやむようなものがあったとしても、それで日本の弱点が帳消しになることはない 弱さを認めることは想像以上に難易度が高いことと思う

5か月前

死んだミューズ

「ヴェニスの商人」(福田恆存[訳])

福田恆存に学ぶ

自然や社会が人間、個人に与える害に対する防衛装置をできるだけ完璧なものにしようと努めること。近代文明について、おそらくこれ以上適切な定義はもめられまい 近代の文明とは人間に降りかかる害を極力減らそうというシステムということだろうか? 文明はあくまで人のために存在しているもの?

5か月前

日本人は西欧が試して成功した保証付きのものばかりを輸入してきた それ故か、未知に挑もうという冒険心を失ってしまったのではないかと聞いた 近代日本人の脆弱性とは正しいかどうかわからないことに挑もうとしない一方で自らは正しくて何でも知っていると思いあがっていることだと福田は述べていた

6か月前

【文字】もしも、歴史的仮名遣いを使っていたら?

緊張に耐えられない個人の弱さ、これが日本人の弱さだと聞く 精神の自立を好況時のみ求め、不況のときは贅沢だの、理想論だのと言い、幼稚で未熟な姿勢を公正なものとして受け入れろと開き直ったところに日本人の未熟さがあるとも聞く 個人が責任放棄が個人の責任過多をも生んでいる

6か月前

『文藝春秋』で「保守とリベラル」連載担当します。

1年前

自分の考えは人間のことを考える所謂「人間観」を根源に置いていると思う 福田恆存に惹かれているも彼が人間観から出発しているからかもしれない 国家や政治を考えるのも、経済や貨幣について述べるのも、福祉を学び、保守の方々の話を聞いているのも人間観に関わっていると思ったからだ

6か月前

一人二役、二つの要素があってようやく一つの安定が生まれる 政治と文芸というものも二つ揃わないと、安定した筋の通った話ができなかったと聞いた 片方だけをどれだけ磨いても、一人前になれないことが現実には結構多い 自分を見るだけでなく、自分以外も見る。両方を見てようやくわかることもある

6か月前

日本は民主主義の国。民主主義が破綻をしている場合でも同じことは言えるのか? 民主主義は理想の社会とは思えない。最善よりも最悪を防ぐためのものだと福田は述べていた 最悪を防ぐためのものが最悪を引き起こしているなら、本末転倒の可能性もある 前提の見直しはやはり大事ではと思う

5か月前

『福田恆存の言葉』感想

8か月前

【批評の座標 第13回】舞台からは降りられない――福田恆存の再上演(渡辺健一郎)

シェイクスピアとジェームズ一世―福田恆存の尊王バイアス

10か月前

3月第3週の「本の話」 おすすめ3選!

10か月前

日本人には偽善や欺瞞、事なかれ主義に至りやすい悪癖があると思われる その悪癖を対処する手段を作れずに歴史を作ってしまい、それは変えられないものだと諦めきっているように感じる 天性の楽天家であり、明確な立場も主張も持たずに都合よく振る舞い、美徳という言葉でごまかしていないか?

6か月前

オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』

10か月前

今年の初読み「人間の生き方、ものの考え方」-福田恆存 

1年前