真木悠介『時間の比較社会学』(岩波現代文庫) フィジー島人が新しい族長の就任を「世界の創造」とよび、古代アッシリアの王が宇宙の再生者をもって自認していたように、原初の権力はまず新しい時空の創造者であった。――p.128