父母の記憶 煙の臭ひ 幼き日 江の川沿ひ 製紙煙突
昨夜、土砂降りの雨の止み間にお月さまが姿を現してくれた。優しく穏やかな光に、見守ってるよと囁いてくれたように思えた。きっと、父母だ。
6月は亡き母の誕生月 生きていれば今年90歳 亡き父も 再来月が誕生月 母と同い年で やはり今年で90歳 2人が 今の私と同じ年の頃は 何を考え どんな未来を 想像してただろう 母は子供たちの未来を 父は定年までのカウントダウン きっとそうだったはず