へた詩
たとえ一人で暮らしていても、 一人だけで生きてるのでなく
たとえ二人で暮らしていても、 二人だけで生きてるのでなく
たとえ三人で暮らしていても、 三人だけで生きてるのでもなく
大草原のように広がる 人の群れと 遠い・姿なき父母たちがいなければ 私はなく 私がここにいなければ 新しいものたちは生まれられない・・・・・・・
人の群れの中にいても、 ひとりだけで生きてるように思えてくるとき
暖かなぬくもりをもってそこにいる 犬猫たちのような小さな生き物,
さらにささやかな 羽虫のような命でさえ・・・
たった今 ここの世にともにあることに
おもいをはせてね