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大嫌いで大嫌いな実家の父母と

朝から実家へ行ってきました

一昨日から降雪量がすごかったので
年老いた両親には重い雪すぎて
片付けるのが難儀だろうと思ったら
実家周りは私の居住地の半分の降雪量だった

なので単にお茶をして母の愚痴をひたすら聞いてきた
娘として、というより
1人の大人同士として聞けるようになったのは
私自身も歳を重ねたということでもあり

うんそれ、去年聞いたよを笑いながら聞けるようになった
同じ話でも何回も話すねと笑う母
あんなに確執があってもこんな時間をとれるようになった

雪があがった外はすごく晴れてきて
私が来るために必要以上に温められた部屋では
背中を刺す日差しが暑くて眩しい

母は一緒に暮らす父のことを今でも嫌いだけど
2時間話し気が済んだ母は
「せっかくうみが来たからお父さん呼んでくるね」と
父を起こしてきた

寝ていたくせに気取られないよう威厳を正す父
もう威厳なんてないから普通にしてください…笑
お互いの近況  
離れて暮らす兄のこと、親族のこと

仕事の話 昔話
写真は20年前に亡くなった実家最初で最後の飼い犬
ねぇわんこ、今私実家で両親相手に笑ってるんだよ
すごいことだよね

父は人の話を聞かず全部自分の話に持っていく
横取りモンスター、そしてつまらない自慢話
「すごいね〜」とは言わない 助長させない
難しいね親子ってね

父にとって私は自慢の娘
でもねお父さん、肩書きとかそういうのじゃなくて
そのままでいいもんなんだよ
父もわかってるはずなのに、下手くそだね

「お父さんは◯◯障害だと思う」と母
うんお母さん、それは私15年くらい前に指摘してる
覚えてないよね、知らなかったもんね

でももうこの歳で受診することもないから
家族としてつきあうしかないね

「うみ、お父さんとお母さん死んだら
 この家の片付けお願いね」

「えっやだよ、荷物ありすぎじゃん 今捨てなよ」
捨てるわけないのは知ってます
でもいい子のうみちゃんはもういないのですよ
どうせやってあげるけどヤダっては言うよ

予期せず昼まで実家にいたのでお昼ご飯へ
私の車で送迎する 支払いは父


母は高齢だけれども、とある芸術系の師範であり
母の作品には今も高値が付く
母はいつも私に作品を譲り渡したがるけど全く興味がない私

でもしつこいから邪魔にならないものはもらってあげた
わかった、親孝行と思ってもらっておくわ

帰り際父がいつも麦酒を渡す
私のバックにはいつの間にか母からのし袋に入ったお小遣い

父母とのクソみたいな嫌な思い出は吐き捨てるほどある
都合のいいところを全て忘れていく父母
それにより偉そうな講釈を垂れて
ふざけるなお前と思うこともある

でもそんな父母にでも愛されたかった私

お父さん、お母さん、
今日のランチ おいしかったね
今日の時間 私 幸せだったよ
はは、泣きそう
帰る時間を大幅にオーバー
予約のネイルサロンへまっすぐ向かう
今月のネイル 色味少なめキラキラ多め

帰ったらもらった麦酒を飲んで書いてます
うん疲れた
でもどこにでもあるいい一日だったかな


子どもが幾つになっても父母を求めるなんて
情けない、自分幾つだとか思っていたけど
その気持ちこそが本当は人の根源なのかもね


ま、ムカつくことも多いんだけどね

冒頭写真のコーヒーカップ
5客セットあったけど 
一つだけ自分のために持ち帰りました



たまにはそれでね☕️





【過去の機能不全家族の様子はこちら】




noteのみなさんのおかげでここまでこれました😌



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