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非経験者の父母の子供が少年野球を始める#1
少年野球(スポ少)に入った経緯
大谷効果
最近野球に興味を持った子に影響を与えている存在としてはやはり、大谷選手でしょう。うちの子供たちも、影響を受けてます。特にWBCでの活躍からなような気がします。
長男の突然の「野球熱」
中学生の長男はテニス部なのに、急に「野球熱」が入って友達と公園などで野球(ごっこ)をするようになりました。
時期的にも2023年のWBCの付近からなので、たぶん長男だけでなく長男の友人たちにも大谷効果があったものと思います。
そう考えると、大谷選手の影響力はすごいですね。
この長男の「野球熱」に次男、三男も感化されて次第に「野球熱」が入り始めました。
ゲーム効果
そんな「野球熱」に拍車をかけたのがゲームです。
もともと、うちのPS4には「実況パワフルプロ野球」が入っていました。
だいぶ前にダウンロード購入したもので、大谷選手がまだ日ハムにいるので2017年頃のパワプロだと思います。
今まで全く見向きもしなかったパワプロをいつの間にかプレイするようになっていました。
体験会
そんなこんなで「野球熱」が高まってきたところで、少年野球の体験会の誘いがあり参加した次第です。
体験会は、普通の野球ではなくティーボールという止まったボールを打つもので初心者の子たちでも楽しめるルールなので次男も三男も楽しめたようです。
体験会は1回でしたが、それ以降、何度か体験参加で少年野球の活動に参加しました。同じ学校の子がほとんどなので、知ってる子もいて、皆色々教えてくれたり、フォローしてくれたり楽しくできたようです。
入団までの決断
体験参加しているうちに一緒に参加してた次男の同級生の子が先に入団を決めてしまいましたが、次男は練習についていけるか不安で迷っていました。元々外に出たがらない消極的な性格の次男でしたので、親の負担が大きいと聞く少年野球ではありましたが、少しでも積極性を持ってほしいとの思いで後押ししました。
ほかの父母の方や、監督さんからも話をしていただいて決心がついたのか1か月ほどの体験参加を経て正式に入団しました。
三男はフラフラしてたので、入団はどっちでもいいやと思ってましたが、三男も入りたいとのことで次男と三男そろって入団という運びとなりました。
始めるにあたっての準備
野球というスポーツ、始めるにあたって、まぁとにかく金がかかる。。。
自身もテニスやってたのでラケットなど道具にそれなりの金がかかるのはわかっていましたが、思った以上でした。
しかも、いきなり二人分。
一部、やめてしまった子のおさがりもらったりもしましたが、買い揃えるものは多くありました。
ユニフォーム
まず、ユニフォームは1種類じゃありません。
ズボンは、共通で1着あればいいですが上のユニフォームは「公式戦用」「セカンドユニフォーム」「練習着」と3種類用意する必要がありました。
ほかの地域でもこんな感じなんでしょうか???
幸い「公式戦用」と「練習着」1セットは、おさがりでいただけたのでよかったです。ただ「セカンドユニフォーム」は背番号とローマ字の名前を入れるのでおさがりがきかず、指定のスポーツ用品店で注文購入しないといけないため結構なお値段でした。(確か、1着8,000円くらいでした)
3種類のユニフォームのほかに、ズボン、ベルト、アンダーシャツ、ソックス、ストッキング(公式戦用、練習用)、帽子を買う必要があり、これを2セットです。これだけでも結構なお値段です。
さらに親用の帽子、練習着も購入。
靴
野球で、靴といえばスパイクをイメージしていましたので次男と三男で1足ずつ買うのかと思いましたが、アップシューズなるものも必要とのことで2足ずつ、計4足買うことに。
ちなみにアップシューズは、練習や試合の時以外の移動の時などに履くものらしいです。
(普段スパイク履くとスパイクのイボイボが削れちゃうので)
普通の運動靴でもいいとのことでしたが、ユニフォームやらバッグやらまとめて買う勢いでアップシューズも買ってしまいました。
スパイクもアップシューズも1足6,000円前後だったと思います。
三男のスパイクはセール品でちょうどいいサイズがあったので2,000円で買えました(笑)
グローブ
少年野球といえど、グローブもそれなりの値段がします。合皮のおもちゃレベルのものであれば数千円で買えますが、ちゃんとした皮のものは1万円以上。三男は、ほかの子が小さくなって使わなくなったグローブをもらいましたが、次男は16,000円のミズノのグローブを買いました。
バット
バットはJ.S.B.B(全日本軟式野球連盟)公認のものが必要とのことです。
大体これも新品で1万円前後くらいからでしょうか。
バットは、次男、三男共におさがりもらえたのでグリップテープの巻替えだけで済みました。
バッグ
昔の野球部のイメージだと肩からさげるエナメルバッグのイメージでしたが最近はリュック型が主流のようです。
ユニフォーム購入の指定スポーツ用品店にて、合わせて買いました。
意外にも価格的には量販店より安かったです。
次男が4,000円くらい、三男が3,000円くらいでした。
その他
その他として、夏の活動用に飲み物や弁当を入れる子供一人一人が持つクーラーボックスを買いました。サイズとしては7L(500mlのペットボトルが6本入るくらい)。
同サイズのクーラーボックスを1個持ってましたので、これはもう1個買うだけですみました。汚れたりするので安いものでよかったので、カインズホームオリジナルの2,000円くらいのものを買いました。
また、同じく子供たちの水筒がなくなった時用に父母が当番で用意するジャグ(7L)を買いました。
夏場は、水分補給が重要なので子供たちに水筒のほか、水を凍らせた500mlのペットボトルや、塩飴、ゼリー(inゼリーみたいなやつ)などを持たせました。この辺の消耗品も、地味に金がかかりますね。
合計金額
初回に、セカンドユニフォームを除くユニフォーム類、靴、バッグだけで2人分で80,000円くらい。おさがりがなかったらもっといってましたね。
さらにそのあと、グローブやら、セカンドユニフォームやらこまごまとした消耗品など合わせるとおそらく12、3万くらいになったと思います。
そこに、両親の少年野球用に買った折りたたみ椅子やバッグ、クーラーボックスなど諸々も含めると150,000円くらいにはなったと思います。今年あった、定額減税分がほとんど吹っ飛びました。。。
非経験者の父母
子供たちの野球への熱量もさることながら、父母の「野球熱」も試されます。
ほかの子の父母(特にお父さん)は、ほとんど経験者なので野球への熱意もそれなりに持ち合わせていらっしゃいますが、自分は経験者でもないですし会社の草野球チームでお遊び程度にやってたくらいなので、そこまで熱があるわけでもないのが正直なところです。
唯一、次男より少し先に入団した同級生のお父さんも非経験者のようで少し安心しました。
野球に対する熱量も違いますし、価値観もおそらく違うので少年野球に協力することに多くの時間を割くことは難しいかもしれません。
(いまいちどういう基準で参加すればいいのかわかりませんが、父親も参加できれば子供たちの練習の手伝いをするようです。強要はされませんが。)
全く出ないわけではないですが、「今週も来週もずっと野球、常に野球」みたいな生活はできません。この辺のスタンスは、おそらく経験者の父母とは隔たりがありそうです。自身の高校時代、部活で「今週も来週もずっとテニス、常にテニス」と部活に拘束されるような経験をしているのでそれもあって、そういうふうに拘束されるのは避けたいと思っています。
もちろん、上達するにはそれなりの『時間を犠牲』にする必要があるのは理解しています。
今後様子見ながらぼちぼちやっていこうと思いますが、自分自身がついていけるのか不安です。。。
入ってみての感想
負担はやっぱりある
次男、三男が入団する際に監督さんや、ほかの団員の子の父母からは、なるべく負担がかからないようにやっているとのことでしたが、それでもやっぱり、給水用のジャグの当番や、子供たちを試合会場へ連れていく当番、練習の手伝い、試合の応援など様々負担はあります。
ただ、やってみて意外にもそこまで苦ではなかったかと思います。(現時点では)ジャグは、用意して置いてくるだけでいいですし、団員の子供たちを乗せて試合会場に行くのも楽しいです。練習の手伝いや試合の応援で毎週、毎週というのは厳しいですが、自分のペース見つけて参加していくなら何とかなりそうです。
テニスに置き換えて考えてみる
野球が好きであれば、そもそも『時間を犠牲』にするという発想もないかと思います。よくよく考えてみると、自分が好きでやってる週2回のテニスに置き換えてみるといわゆる「野球熱」もなんとなく理解ができます。
思えば、高校時代の部活も自らの意思で練習してたというよりやらされてた感が強く、拘束されていたように感じていたんだと思います。
今はやりたくて練習をしてますので、拘束されているとか、時間が犠牲とかという考えは全くないです。経験者の父母の皆さんも同じようなことなんじゃないかと思っています。
まだ、始まって2か月ちょっとなのでこれから、協力できる範囲でやっていきたいと思います。
野球部員が嫌い
蛇足で、かなり勝手な偏見を書いて終わりたいと思います。
自分は、昔から野球部員が嫌いです(笑)
もちろん、すべての野球部員がそうではないと思いますし、大谷選手のように素晴らしい人もいます。しかし、残念ながら自分が接してきた中学、高校の野球部員は上から目線の人が多かったように思います。(改めてですが、すべての人がそうというわけではありませんした)
高校野球なんかは、全校挙げて応援にかり出されるし、設備も自分たちテニス部なんかよりも全然優遇されていました。
(野球部のナイターのもらい明かりで練習してましたね。。。)
なので、そういう優遇された環境において勘違いする野球部員が多かったんじゃないかと考えます。
また、部内の上下関係も厳しいですし、野球の根性論をほかの生徒にも強要してきたりと良いイメージがあまりないです(笑)
でも、少年野球の経験者の父母の皆さんは、わからないこと教えてくれたり非経験者であることを考慮してくれたり親切な方が多いので、全くそういうことは思いません。
今の部活は、上下関係がそこまで厳しくないですし根性論一辺倒の練習でもないので、昔の野球部員とは違うのかもしれないですね。
今後、非経験者の親という立場から見えた少年野球を書いていきたいと思います。
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