中学教員 ~幸せな世界を創るために~

☆現役中学校保健体育教員 ☆幸せを軸に学校、子育て、健康、働き方、生き方など、様々な観点から発信していきます。

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最近の記事

 「公立と私立の違い:学校編」

​ 昨日に続き、学校教育の未来を考えていく。 ​ 文科省と財務省の隔たり、給特法、教員採用試験の倍率低下、教員不足、働き方改革、ブラック校則などなど、課題は山積しているが、私なりに公立の学校で20年近く働いてきて感じている実態を書いてみる。 ​ 今日はその中でも公立と私立の違いについて。 ​ そもそもどちらが良いも悪いもなく、それぞれのメリットデメリットも捉え方や考え方なので、私個人の意見だが、整理するという意味書いてみようと思う。 ​ 公立の特徴 ・学費が安い ・全国どこの

    • 「教育にお金をかけない日本の実態」

      ​ 今日は打って変わって教育時事のお話。 ​ 職業柄教員ということもあって、毎日教育に関わるニュースは否が応でも耳に入ってくる。 ​ ここ最近、やっと教員の働き方がブラックだの給特法がおかしいだの、残業代ゼロだとか世間にも教員の実態がやっと認知されてきた。 ​ それはそれで現場で働く我々としては追い風ではある。 ​ ただ、実際の現場感覚からすると、ほとんど何も変わっていないというのが正直なところだ。 全く変わっていないとは言わないが、変化のスピードはおそらく一般企業や私立の学

      • 「ありがとう県民の日」

        今日は家族で過ごす1日になった。 ​ 平日だが今日は愛知県民にとって最高の1日だ。 ​ そう。祝日となり、学校はもちろん休みで部活もなし。 ​ 朝から電車に乗って名駅のドレッシーカフェへ。 ​ 昨年オープンしたばかりで今日は家族で開店時間に行き、お菓子食べ放題のカフェで息子は大喜び(笑) ​ オシャレな空間で私も妻と息子とゆったりとした1日を過ごした。 ​ そしてその後本屋に行ってこれからの息子の読書習慣のために読みたい本を購入し、帰宅。 ​ その

        • 「職場体験から学ぶ3日間」

          昨日で3日間の職場体験が終わった。 ​ 私の学生時代はなかった行事。 本校では2年生が校区のエリアを中心に地域の様々な事業所に分かれて、3日間の職場体験を行う ​ 2年生の定番ともいえる一大イベントの1つ。 ​ あらかじめ子どもの希望職種を募り、そこからできる限り希望に沿った職種に絞って行き先を決める。メンバーのバランスや人数を鑑みていざ決まったあとは当日までの準備。 ​ 心構え、マナー講座、体験先の情報、事前訪問、あいさつ、事業所までのルート、集合場所、緊

          「仲間の成長が自分の刺激になる。」​

          昨日赤羽さんのオンラインサロンでメンバーの成長録をアーカイブで視聴した。 ​ 前回に引き続き、今回も他のメンバーの発表をただただ見て聞いていただけなのだが、とても刺激になる。 ​ 私も次回発表予定だが、とても楽しみだ。 ​ 聞いていて感じたのは、昨年度も同じ時期に同じ内容で他のメンバーの発表があったのだが、その時と私のモチベーションがかなり違ったということ。 ​ 正直昨年度のときは他のメンバーの成長記録に興味はあまりなかった。 ​ 他人は他人、そうなんだー

          「仲間の成長が自分の刺激になる。」​

          「学び多き1日」

          ​ 今日は主に3つの学びがあった。 ​ ①職業体験1日目 ​ 中学2年生の定番ともいえる大きな行事の1つ。 ​ 事前に多くの準備を重ねて、今日から初日の活動日となった。 ​ 6か所の事業所を回ったが、どこの事業所も生徒が一生懸命に頑張る姿が見られて、事業所の担当者の熱心なレクチャーや関わり、丁寧な説明さ作業を肌で感じながら多くことを学んでもらえたかなと思う。 ​ 私自身もその事業所へ行き、少しの時間ではあるが、それぞれの体験場所の裏側や多くの気配り心配り、目に見えにくい配慮な

          「求められていない助言をしてしまう自分に葛藤」

          ​ 職業上なのか、子どものときからなのか、親、先輩、学生生活、部活動、今までの経験による自分の価値観からなのか、未だに整理がつかないが、人に対して 「もっとこうなると良い」 ​ という自分の尺度で相手に助言をしてしまうクセがある。 ​ 教員という職務上、生徒に対して指導しなければならないこともあり、担任や授業、部活動などで自分の想いを言葉にして話すことが多かった。 ​ 自分なりの「指導観」を子どもに伝えながら、子どもを育てて行きたいという信念があった。 ​

          「求められていない助言をしてしまう自分に葛藤」

          「息子との最幸の1日」

          今日は1日オフ。 ​ 朝起きて寝るまで、ほとんど息子と過ごした1日だった。 ​ しかし、今日の息子との充実ぶりは忘れることはないと思う。 ​ 朝は5時30分起床。 ​ 私は毎朝20分の散歩に出かけるのだが、息子がついてくる日もまれにある。 ​ 今日もその日で、手をつないだり、走って競争したり、コンビニに寄りながらいろいろな友達の家㋾紹介してくれたりと楽しみながら散歩を終えた。 ​ その後、朝食を食べて、午前中はU-8のサッカースクールの大会に参加してきた。 ​ サッカーは週1

          「妻のパーソナリティーの理解と夫婦のクオリティタイム」

          ​ 月に1度ほどになるが、妻とは息子がいないときにゆっくりと対話をする。 ​ その対話の内容は多種多様だ。 ​ ・息子の話(家、学校、生まれてきたときのこと、幼稚園、友達付き合い、ママ友、勉強、将来のビジョン、性格、育て方など) ・妻の話(子どもの頃の話、家族、学生、社会人、人間関係、私との交際期間、結婚当初、仕事、夫婦の話、家事、育児、お金、今後のビジョン、性格など) 他、私の話や家族、最近の出来事などいろいろなジャンルに応じてその時々で話題は変わるが、1時間

          「妻のパーソナリティーの理解と夫婦のクオリティタイム」

          「精神的不安定な妻への対応」​

          昨日の投稿の続き。 ​ ご近所のよくある息子の友達を通じたちょっとしたトラブルがあった。 ​ よくあるといえばよくある、息子が友達の家で楽しく遊んでいたのだが、息子のマナーが悪く、相手の家に迷惑をかけてしまった。 ​ 相手のママからうちの妻に電話があり、その夜に私は妻から事情をある程度聞く。 ​ 妻はその時点でグルグルと悩み続け、平常心ではなかった。 ​ 妻の話を一通り聞いたが、正直支離滅裂で整理ができているとは言い難い状況だった。 ​ 妻の話は受け止

          「精神的不安定な妻への対応」​

          「トラブルは成長の機会その2」​

          一昨日に起こったトラブルをプラスに転じたことを書いていく。 ​ ①は席替えの悩みを打ち明けた女子生徒への対応 ②は部活動中に明らかにやる気のない生徒への対応 ​ そして、本日は3つめ これが最もこの日大きな出来事であった。 ​ ③「息子を通じたご近所対応による妻のメンタルケア」 ​ この日、私が帰宅すると、妻が私にこう言った 妻「今日近所の友達のA君のママから電話がかかってきたの」 私「そうなんだ。どんな件で?」 妻「M(息子)がA君とA君の家の敷地

          「トラブルは成長の機会その2」​

          トラブルは成長の良い機会」

          今日は1日を通して偶然にも多くのトラブルが発生した。 ​ だが、結論から言えばそれもすべて前向きに捉え、成長のチャンスと考えて落ち着いて対応できたと思う。 ​ 今日あった想定外の出来事とその対応を振り返り、プラスに転じたことを書いて行く。 ​ ①席替えから授業や給食中に近くの子と喋りにくい女子の悩み よくある話。席替えによってA子が近くのメンバーとの会話が合わず、「先生、次の席替えはいつですかー?」と嘆くように愚痴ってくる。シンプルに今の席が嫌なのだ。別にそのグ

          雑談にチャンレジした自習

          私は今まで授業は真面目に受けるものと考えており、規律ばかりを重んじていました。 ​ 特に20代~30代前半は表面的な部分にばかり目が行き、子どもとの関係性は決して良いものではありませんでした。 ​ そのときは、子どもに嫌われても構わない。 ​ というある意味割り切って振り切っていたので悩んでもいませんでしたが、必ずその裏では上手くいっていかないという葛藤もどこかでありました。 ​ 思えば、自分も子どもの頃、何気ない先生の話や雑談が面白く、そんな先生の授業に引き

          「子どもを育てる。私は子どもに尽くし、率先垂範しながら見守り、サポートする」

          中2の担任。11月。後半に差し掛かる。 ​ いろいろなイベントが終え、今日は席替え。 ​ 多くの子どもたちが喜んだり悲しんだりいろいろなリアクションをするなか、私は笑顔で楽しく子どもをリードしつつサポートする。 ​ 体育ではバスケの授業。シュートが入る楽しさ。互いにパスや協力しあいながら点を取る楽しさ。守る楽しさ。一緒に活動する楽しさ・攻防の激しさから生まれるナイスプレー。そこに男女の違いはあっても授業に向かう姿勢の違いはほとんどない。 ​ 委員会や掃除、給食、いろいろな活動

          「子どもを育てる。私は子どもに尽くし、率先垂範しながら見守り、サポートする」

          家族が少しずつ階段を登る日々

          ​ この日は1日オフ。 ​ 午後から息子と実家へ行き、妻は夕方まで1人時間を満喫してもらう。 ​ 息子はおかげさまですくすくと成長し、いつも笑顔が絶えない元気いっぱいの7歳。 ​ 息子から 「パパ、いつもありがとう。僕の好きな遊びを一緒にやってくれたり、好きなことさせてくれて。嬉しいからご褒美上げるね」 ​ と100均でお菓子を買い、一緒に食べた。 ​ 何とも心温まる瞬間だった。 ​ 妻は心身ともに少しずつだが体調が回復している。 ​ まだ万全ではないが、笑顔が増え、毎日の食

           「先生の幸せ研究所 現職研修」​

          今日は土曜日だが、年に数回ある土曜授業だ。 ​ 地域の清掃活動に伴い、その後授業参観を兼ねて午前中のみ授業があり、その後は午後から1時間だけ教員向けの研修を行った。 ​ 先生の幸せ研究所(株)から来られた講師の方で、主に働き方改革に関わる内容だった。 ​ 実は、この「先生の幸せ研究所」という組織は知っており、SNSや執筆活動もしておられる澤田さんなどを通じて知ってはいた。 ​ なので、今回の話を事前に聞いたとき、楽しみで一杯だった。 ​ 職員の3分の1は土

           「先生の幸せ研究所 現職研修」​