一時期よく齋藤孝さんの自己啓発本を読んでいました。その中で、読み物に悩んだら夏目漱石の本が良いみたいな箇所があり、日本語のテンポが良いから(たしか)です。本当かなと思い夏目漱石を読んでました。なんとなく言ってることがわかり、難しいけどたしかに面白い。私は三四郎が好きでしたね。
無一文から出発、 今もフルで働いている。 出来損ないなので、 今も学習を続けている。 人からは愚か者に、 そう映るらしい。 ただ、 ボクなりの世界はある。 それはなんと、 宇宙よりも大きい🚀 【参照】 広田先生話「三四郎」より
ポケットに名言を ★ 夏目漱石 『智に働けば角がたつ 情に棹させば流される 意地を通せば窮屈だ 』 夏目漱石 ナツメソウセキ (1867-1916) 日本の小説家
満員電車に乗ってるときふと思い出し笑いをしたくなった。80年ごろ週刊少年マガジンで連載していた小林まこと12の三四郎の何気ないワンシーンで三四郎たちがランニング中にすれちがった変な顔の女性に「変な顔」と言われる場面が頭に浮かび吹き出しそうになり次の駅で降りた。わかる人いないかな。
三四郎 続き 主人公や他の登場人物に感情移入するのもひとつの読み方ですが、全体を俯瞰して読むのも楽しみ方の一つ。ただ、三四郎の場合、なんでこうなるのというところが多すぎ。登場人物の生活背景まで読み込む必要があるということなんでしょう。
漱石の三四郎を読んだが、どの登場人物にも感情移入できない。読んでいて常にイライラしていた。若いころ読んだときにはさわやかな青春小説と思っていたが、そうではなかった。いったい何なのだろう。こちらが年を取ったせいか。
漱石 #2(前回の続き) 3月から初めて、いままで読んだのは、『猫』『倫敦島』『坊ちゃん』『草枕』『二百十日・野分』『虞美人草』『坑夫』『文鳥』『夢十夜』。 いまは『三四郎』を読んでいます。(続く)