大バナナシェイク中サイズ

映画、ドラマ、お笑い、マンガ好きです。 人間の感情とか価値観とか、恋愛哲学の話も好きで…

大バナナシェイク中サイズ

映画、ドラマ、お笑い、マンガ好きです。 人間の感情とか価値観とか、恋愛哲学の話も好きです。 ふと思ったこと、価値観、面白かったエンタメの感想など自由に投稿します。

最近の記事

【舞台】「『来てけつかるべき新世界』本多劇場初日公演観に行った」話

「変わりゆく世の中で、変わらないものがある。」 最後に私はそう言われたような気がした。 4月に上京してきて、初めて生でのヨーロッパ企画公演。初日公演のチケットを確保してから数ヶ月。 ついにこの日が来た。 ついでに初めて珉亭に行き、ラーチャンと餃子を美味しくいただき、準備万端。 いやあ、すばらしかった。 下町感あふれる新世界のはずれの古びた一角に住む人間味あふれる人たちと、近未来のテクノロジーの融合。 大阪弁での捲し立て、セリフの応酬で、人間の会話のリズムでしか埋ま

    • 【テキスト】「ひとりでなんでもできるけど、最近ひとりにも飽きてきた」話

      ひとりでなんでもできる。 外食に行ける。 映画館に行ける。 おしゃれな店に行ける。 沖縄に行ける。 水族館に行ける。 ダイビングに行ける。 ディズニーランドに行ける。 海外旅行に行ける。 海外留学に行ける。 行けるだけでなく、楽しめる。 誰かと行くのが嫌いなわけでは全くない。 何度も友達と旅行しているし、毎度心から楽しいと思う。 ただ、楽しみ方や楽しい種類が違うというだけだ。 ひとりだと、自分の好きな時に、好きな場所に行け、好きなことができ、好きなものを食べられる

      • 【エッセイ】「『すいません』じゃなくて『すみません』」な話

        これは、中学の国語教師が何度も言っていたことだ。 もし「すいません」と言われたら、「何を吸わないんですか?」と聞きましょう、と。 実際に、その先生に「すいません」と謝ったときに、「何を吸わないんですか?」と聞かれ、「すみ!ません」と言い直したことが何度かある。 同じような話で、 お店で会計をするとき、「1000円からお預かりいたします。」と言われたら、「1000円からいくらまでお預かりするんですか?」と聞きましょう、 とも言っていた。 「から」なんてつけず「100

        • 【舞台】「『あの夜であえたら』は一生残る、自分の人生の中で大切な体験だった」話

          2023年11月14日。忘れられないあの日。 『あの夜であえたら』。 17時開演で、休憩を挟んで21時前に終演。 約3時間半。 長かったけど、たぶん一生残る、自分の人生の中で大切な体験になったと思う。 「舞台演劇番組イベント生配信ドラマ」という、一言では説明できないような全く新しい試み。 舞台かつドラマかつ番組イベント。 舞台と映像を同時進行で成り立たせ、国際フォーラム内全体だけでなくニッポン放送も使い、かつ客も参加するという入り組んだ構成。 いかつすぎる。意味わ

        【舞台】「『来てけつかるべき新世界』本多劇場初日公演観に行った」話

          【エッセイ】「何者かになりたい人は、何者にもなれないとよく耳にする」話

          「何者かになりたい」 そう願う人は多くいるだろう。私もそのひとりであった。 ただ、そう願う人は、結局何者にもなれないのだろう、と思ってしまう。 それは、「何かになりたい」が先行して、それが目的化してしまっているからだ。何かになった人は、まずやりたいことがあって、その結果として何者かになったのだ。 映画監督は、作りたい映画があって、映画を通して伝えたいものがあって、そうするうちに映画監督になったのだ。 漠然と「映画監督」になりたいだけで、そのために何かするというのは、順

          【エッセイ】「何者かになりたい人は、何者にもなれないとよく耳にする」話

          【エッセイ】「地球に今宇宙人がいないのが不思議」話

          どうして今地球に宇宙人はいないのだろう。 地球が誕生したのは約46億年前。宇宙が誕生したのは確か約138億年前。地球に生命が生まれた大きな要因は、恒星である太陽との距離がちょうどよく、生命が生まれる環境がだったからだと思われる。 宇宙には無数の恒星が存在している。地球の他に生命が誕生している星がないと思う方が不自然だ。そのため地球の他に知的生命体は存在するという前提に立ちたいと思う。 宇宙誕生と地球誕生には約90億年の隔たりがある。つまり、地球の数十億年先輩の星があった

          【エッセイ】「地球に今宇宙人がいないのが不思議」話

          【映画】「『グレーテストショーマン』がきっかけで映画を好きになった」話

          今でこそ、映画は自分の生活になくてはならないものになっていますが、そのきっかけは高校1年生のときに観た『グレーテストショーマン』だった。 高校1年生の冬、6つ離れた姉から勧められた『グレーテストショーマン』。 その映画の曲がすごいということで、映画が私の生活圏の映画館で上映される前に、サントラを聴き始めた。 音楽好きというわけでもなかった私。 全曲良いなあ、という単純な感想。 それでも本当にそのサントラにハマって、映画を観る前から、繰り返し、繰り返し、聴いていた。 そ

          【映画】「『グレーテストショーマン』がきっかけで映画を好きになった」話

          【エッセイ】「反抗期がないのは良いことだとは思わない」話

          私は、反抗期がなかったということが良いことだとは思わない。 なぜなら、反抗期とは「自己形成期間」だからである。 私は反抗期がなかった。 理由は、反抗すること自体が面倒だったからだ。 小さい頃から、自分以外の人間の顔色を窺う人間だった。 別に両親が怖くて厳しいような家庭ではなかったが、親に喜ばれたい、親を困らせたくない、と思って生きていた。 また、私には姉と兄がいて、彼らを見ていたということも大きい。 例えば、朝の起床時やご飯の支度ができたとき、親は私たちを呼ぶ。 兄や

          【エッセイ】「反抗期がないのは良いことだとは思わない」話

          【ドラマ】「完璧なドラマ第1話」の話

          ドラマやマンガで「完璧な第1話」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。 私は、マンガではもちろん 『僕のヒーローアカデミア』です! No. 1ヒーローに憧れた無個性な少年。 母親は「ごめんね。」と繰り返す。 周りからバカにされ、蔑まれ、自分に力がないことも自覚している。 それでも、助けを求める顔を見て、咄嗟に体が動いてしまう。 それは、何よりも大事な「ヒーローの本質」。 そして、憧れたNo. 1ヒーローに言われる。 母から言われたかった言葉。 謝罪ではなく、こ

          【ドラマ】「完璧なドラマ第1話」の話

          【エッセイ】「ライバルが教えてくれた」話

          私にはときどき思い出す人がいる。 私の町は駅もなく、信号も手で数えられるほどしかない小さな田舎町だった。 中学校は町でひとつ、私の学年は60名ほどだったが、私は要領がよく、テストの成績は中学校3年間ほとんど毎回学年1位だった。 しかし、毎回学年2位で、競っていた女子生徒がいた。プライドの高かった私は、いつも気にしていないふりをしていたが、内心ではテストのたびに「その人に負けてたまるか」と勉強に励んでいた。 1度だけその人に負けて学年2位になったときの悔しさは、今でも覚えて

          【エッセイ】「ライバルが教えてくれた」話

          はじめてのnote | 自己紹介

          はじめまして! 「大バナナシェイク中サイズ」と申します。 この名前、以前に立川シネマシティという映画館を訪れた際に、「大バナナシェイク(中)」というドリンクが売っているのを見て、「大きいのか、小さいのか、どっちなんだい」と少しおもしろくて印象に残っていたのが由来です。 私は東京在住の23歳です。 現在は映画ビジネスについて学んでいます。 映画、ドラマ、お笑い、マンガなどエンタメが好きです。 映画は特に邦画が好きで、吉田恵輔さん、今泉力哉さん、沖田修一さん、是枝裕和さん

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