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#ラ・リーガ

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Dear サラマンカ. 忘れかけた昔話をするために書く手紙|Travelogue

親愛なるミランダ家の皆様へ こんにちは。みなさんお元気ですか? 私がサラマンカで過ごした日々から、ちょうど30年が経ちましたね。 あなたがたの家庭はとても温かかったです。 お父さん、お母さん、おばあちゃん、カミラ、そしてクリスティアン。 クリスティアンは当時、中学生でしたが、いまはどんな人生を歩んでいるのでしょうか? サラマンカに住み続けているのでしょうか? みなさんがどんなふうに過ごしているのかとても気になります。 おうちでの朝食はいつもシンプルだったけど、とてもおい

【レビュー】終わりよければ EL最終節 レアル・ソシエダ - PAOK

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェイズも遂に最終戦を迎える。 相手はEL常連、ギリシャのPAOKテッサロニキ。 レアル・ソシエダはここまで3勝1分3敗、勝ち点10の18位。 仮にこの試合で負けても、かなり運が悪くない限り、決勝トーナメントPO進出圏内(9〜24位)でのフィニッシュとなる。 なお、PAOKの順位はソシエダより1つ上の17位で、状況はほぼ同じ。 互いに、勝って順位を上げられればプレーオフでほんの少しだけ有利、というのはある。 でもソシエダはそうした理由以上

【レビュー】スチッチが輝いた2つの要因 第23節 エスパニョール - レアル・ソシエダ

リーグ戦3連敗中のレアル・ソシエダ。 ミッドウィークに行われたコパデルレイで久しぶりの勝利を収めたものの、リーグ戦の成績は11位まで沈んでしまっている。 今節の相手は17位、エスパニョール。 エスパニョールは年末まで降格圏にあえいでいたが、年明けから徐々に挽回し、前節はなんとあのマドリー相手に劇的な勝利をもぎ取った。 チームの勢いとしては、ちょっと負けているかもしれない。 直近のコパデルレイ、オサスナ戦はこちらから チームコンディションスベルディアとアイエンが怪我のた

【レビュー】どっちつかずの守備 第20節 バレンシア - レアル・ソシエダ

年明けから3連勝中のレアル・ソシエダ。 リーガでは順位を争うビジャレアルに競り勝ち、コパデルレイではしっかりと試合をコントロールしてラージョを下した。 チーム好転のきっかけとなったバルセロナ戦からは10勝1分2敗と、まさに順風満帆。 今節は、最下位に沈む名門バレンシアとのアウェイ戦。 バレンシアは現在、リーガで直近7試合も勝ちをあげられていない。昨年末にバラハ監督を解任し、チームを立て直している状況にある。 直近のラージョ戦はこちらから チームコンディションアランブルが

【レビュー】完敗 EL第7節 ラツィオ - レアル・ソシエダ

ヨーロッパリーグ(EL)第7節。 レアル・ソシエダは、リーグフェイズで現在首位を走る強豪ラツィオとのアウェイ戦に臨む。しかもラツィオはELではターンオーバーを使うことが多く、それでいての首位。ちょっと格が違う? なおソシエダは12位。 9位以降だと決勝トーナメント進出のプレーオフに回ることになり、試合数が増える。できればこの試合で引き分け以上、さらには最終節PAOK戦に勝ってストレートインを決めたいところ。(引き分けだとちょっと厳しいかも) EL前節、ディナモ・キーウ戦は

ソシエダらしさとは何か

マッチレビューです。 レアル・ソシエダのリーガ第16節、レガネス戦。 でもそれは後回し。 序24-25シーズンの開幕からこの試合で23試合目。 今季より加わったメンバーも馴染み、チームも安定した結果を出し始めた。 このタイミングで、ソシエダの現状の戦術に関して、ひとつ結論を出してみようと思う。 開幕から思うように勝ち点を積み上げることが出来なかった最大の要因は、ビルドアップにある。 ビルドアップが上手くいかないせいでボールが前線に届かない。そればかりか、ロストからショ

【レビュー】激闘の続きは来季に 第24節 ベティス - レアル・ソシエダ

リーガでの連敗を3で止めたレアル・ソシエダ。 今節はベティスとのアウェイゲームに臨む。 現在はソシエダ7位、ベティス11位。どちらも今ひとつ波に乗り切れていないが、本来はもっと上で順位を争うような間柄。 来季のUEFA大会への出場権を占う上でも重要な一戦となる。 ちなみに前回対戦時、ソシエダのシュートはPKの1本だけ。後はベティスのオウンゴールがあって2−0の勝利を収めている。 さらにその前は、シーズン最終盤に勝ち点1差で対戦。ベティスのホームでソシエダが勝ち、EL出場を

【レビュー】3バック型ビルドアップの真意 第19節 レアル・ソシエダ - ビジャレアル

24-25シーズンの前半戦最終節。 レアル・ソシエダはホームに難敵ビジャレアルを迎える。 現在の順位はソシエダ7位、ビジャレアル5位。 来季のCLやEL出場を目指すソシエダにとって、いずれ順位を上回らなければならない相手。 ここで勝って、ぜひとも差を縮めておきたいところ。 前節、セルタ戦はこちらから チームコンディションスビメンディとアゲルドが復帰。 スベルディアが累積によりお休み。 ベッカーは引き続きチームを離れている。 スターティングメンバー左WGにはセルヒ

番外編 ラ・リーガの歴史

ラ・リーガ(La Liga)は、スペインのプロサッカーリーグで、正式には「リーガ・サンタンデール(La Liga Santander)」として知られています。これは、スペイン国内で最も権威のあるサッカーリーグであり、世界中のサッカーファンにとって注目の競技となっています。ラ・リーガは、サッカーの技術的な高さや激しい競争によって、多くの支持を集めています。 ラ・リーガの歴史

¥980

如月のインコ🦜たち

⬛︎勝敗を分けた一枚の黄紙   61分に提示された黄紙に、レアル・マドリー(以下「マドリー」)の名伯楽は明らかに不満のようだった。当然だ。自分たちにとっての右サイドから加速し始めたキリアン・エムバペの左足に、対戦相手であるRCDエスパニョール(以下"RCDE")の左SBカルロス・ロメロの左足がクリーンヒットしていたからだ。さらにタチが悪かったのは、動画を見ると明白なように、ロメロがエムバペが加速することを確認してから〜元より離れていた距離がさらに離れ、より分が悪くなってか

【名刺代わりの挑戦状】ラ・リーガ第11節 レアル・マドリー 対 FCバルセロナ マッチレビュー 【24/25 エル・クラシコ】

今年もやってきた説明不要の大一番。バルセロナはここまで大幅ターンオーバーで挑んだラ・リーガのオサスナ戦、開始10分で退場者を出したCLモナコ戦の2試合を除き全勝で駆け抜けてきた。直近の試合ではにっくきバイエルン・ミュンヘンを4-1で下し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。 対するレアル・マドリーはリーグ戦で引き分け3つ、CLでもリールに負けるなど若干の停滞感がある様子。それでも直近のCLドルトムント戦では前半0-2から60分以降に5点ぶち込むという異常な勝ち方で底力を見せつけ

【レビュー】右サイドの連動 EL第6節 レアル・ソシエダ - ディナモ・キーウ

直近4連勝と波に乗るレアル・ソシエダ。 新戦術が見事にハマり、これからどんどん勝ち星を積み上げていきそうな勢いを感じる。 EL第6節となる今回の相手は36位、ディナモ・キーウ。 現在16位のソシエダは、決勝トーナメントにストレートイン(8位以内)するためにも勝ち点3が欲しいところ。 ソシエダの新戦術について解説してます チームコンディションオスカルソンが帰ってきた。 パチェコはお休み。 スビメンディとバレネチェアは招集されたものの、レガネス戦で負った怪我の大事を取って

【レビュー】ジャイアントキリング 第13節 レアル・ソシエダ - バルセロナ

ついにこの日が来てしまった。 ここ数年でもっとも強いバルセロナを、ホームに迎えての一戦。 レアル・ソシエダは前節のリーガでセビージャに勝利。 調子を上げてきてはいるものの、3日前に行われたミッドウィークのEL第4節でプルゼニに敗れ、なんとなく勢いに乗り切れていない。 一方のバルサはべらぼうに強い。 相手がバイエルン(4-1)だろうがマドリー(4-0)だろうがお構いなしに大量得点をあげ、とにかく勝ちまくっている。 前節、セビージャ戦はこちらから チームコンディションバレ

【レビュー】クロスが全然合わない Copa del Ray2回戦 UB コンケンセ - レアル・ソシエダ

スペイン国王杯、コパ・デル・レイの2回戦。 レアル・ソシエダの相手は4部の UB コンケンセ。 直近に行われたELアヤックス戦と、リーガ第15節ベティス戦で消耗したソシエダは、ここでターンオーバーを図る。 心配なのは当然、一発勝負であること。 前日に行われた同2回戦で、ジローナとビジャレアルが敗退したことも他人事とは思えない。 コパデル1回戦はこちらから チームコンディション久保とアゲルドはお休み。 スターティングメンバー直前のベティス戦からは11人すべて入れ替え。

〜英国が生んだ白い巨人のニュースター〜ジュード・ベリンガム

マドリーで世界最高のMFへ  23-24シーズン、レアル・マドリードは歴代最多を更新する15度目のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げた。かつてCL3連覇の中心だったクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマなどを放出し、世代交代を進めながらも再び欧州の頂点に立てしまうのがマドリーが世界最高のクラブと言われる所以なのだろう。  そんなマドリーの15度目のCL制覇の立役者となったのが昨夏ドルトムントから加入したイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。主戦場はボラ

【レビュー】ゴール期待値0でも問題ない 第15節 レアル・ソシエダ - ベティス

レアル・ソシエダは前節ビルバオに敗れたものの、ミッドウィークに行われた強豪アヤックスとの試合では内容も伴った勝利を収めた。 第13節バルセロナ戦からの調子の良さは継続しているように見える。 一方のベティスは直前のカンファレンスリーグで敗れ、リーガでもなかなか勝てていない状況。 ソシエダとベティスはシーズン終盤に順位を競い合うことが多い。 現在の順位はソシエダ10位、ベティス9位。順位争いの直接対決だが、それ以上に、ここでしっかり勝ってシーズンを通してのアドバンテージを握っ

シエラレオネから渡欧半年でマンCと契約した18歳Juma Bahとは

こんにちは、藤井です! 簡単に近況報告をすると、昨年からアフリカ大陸(現在ガーナ🇬🇭、ケニア🇰🇪)にて10代のサッカー選手のスカウティング事業「Afriscout」を開始しました! その一環でアフリカサッカーに関する興味深いトピックについてnoteでまとめていきます。 1発目はアフリカ大陸シエラレオネ🇸🇱から渡欧半年で名門マンチェスター・シティと契約した18歳Juma Bah(ジュマ バー)選手について取り上げます。 Juma Bahの激動の半年間彼の魅力は何といっても

【レビュー】レミーロからのロングボールをどう考えるか EL第4節 プルゼニ - レアル・ソシエダ

24-25ヨーロッパリーグ(EL)も中盤となる4試合目。 レアル・ソシエダはここまで1勝1分1敗。 ラ・リーガの方を重視した選手起用だったから、というのもあるが、ちょっと取りこぼしてる感じも否めない。 次節以降にはアヤックスやラツィオといった強豪との対戦も残っているので、今節のヴィクトリア・プルゼニにはぜひとも勝っておきたいところ。 前節、テルアビブ戦はこちらから チームコンディションバレネチェアとトゥリエンテスは引き続きお休み。 スターティングメンバーまさかのター

27日朝はレアル・マドリーvsバルセロナ 

日本時間で10/27の朝4時から クラシコ(伝統の一戦)が始まる。 楽天モバイルならDAZN15%還元で ラ・リーガが楽しめる。 今なら乗り換え14,000ポイント! https://r10.to/h5elAr バルセロナはCL第3節で、 バイエルンに4得点と圧倒。 ゴール量産体制のレバンドフスキ、 ラフィーニャ、ヤマルの 前線が好調なのに加え 中盤の層が実に厚い。 ペドリ、カサドの他に フェルミン、ガビ、ダニ・オルモ デヨングが続々と故障から復帰。 カンテラ出身の若手と

so beautiful アトレティコ・マドリー2023-2024シーズン総括

まとめます。これでおしまい。 タイトルはおれの人生のお友達、FILTERのBeautifulより いきます。 ●成績シメオネ体制のフルシーズン12年目で初めて3位以内を逃したシーズン。43失点は過去最多タイ。個人的には"ジローナ凄かったね"という感想だが、まずいぞという論調があったりするんでしょうか。よく知りません。 12節ラス・パルマス(1-2)に負けるまでは割とマドリーとジローナについていけたがバルサとアトレティックにアウェーで負けた辺りから厳しくなった。「直接対決

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【メイレビュー】11/18(Mon)「バロンドーラーと王国を育んだスペインの“土壌”を考える」佐伯夕利子(ビジャレアルCF) #ハフコミ 隔週報 vol.87

 みなさん、こんにちは! 毎月ハフコミウェビナーのレビューを担当している、ライターの五十嵐メイです。  月に1回、Zoomを利用して開催されるハフコミウェビナー、今回のテーマは「バロンドーラーと王国を育んだスペインの“土壌”を考える」です。特別講師には、元Jリーグ理事でビジャレアルCFの佐伯夕利子さんをお招きしました。    佐伯さんは、お父様のお仕事の都合で18歳の時にスペインに渡り、指導者としての道を歩み始めました。そこから30年以上にわたって、スペインサッカーの成長を

波紋を呼んだバロンドール受賞式 ヴィ二シウス落選の理由は?

こんにちは、SPGです。 今日はサッカーファンの私が注目 していたイベントについて考察します。 バロンドールとは? サッカーの世界年間最優秀選手 に贈られる賞です。メッシが過去最多の 8回受賞、クリスチアーノ・ロナウドが 過去5回受賞しています。 今年は日本時間で10月29日に授賞式が 開催されました。 ブラジル代表ヴィ二シウスが落選 ヴィ二シウスはレアル・マドリードに 所属するブラジル人ストライカーで、 リーガでは15得点。 リーガとUEFAチャンピオンズリーグの

【レビュー】勝敗を分けた質的優位 第10節 ジローナ - レアル・ソシエダ

代表ウィークがあったため、約2週間ぶりのリーガ。 ソシエダは前節アトレティコに引き分けたものの、内容は素晴らしかった。 今節の相手は去年3位のジローナ。 ただ今季のジローナは主力を根こそぎ引き抜かれ、怪我人も多い。リーガでもCLでも負けがかさんでいる。 ソシエダはここで勝ち点3を得て、さらにチームの状態を上げていきたいところ。 前節、アトレティコ戦はこちらから。 チームコンディション幸いなことに、代表活動中の怪我人はなし。 スターティングメンバーソシエダは4−3−3

バレンシアC.F/衰退の歴史とNou Mestalla計画

最近の悪いニュースですっかり評判を落としてしまったバレンシアC.Fですが、この低迷しているクラブを語るうえで欠かせないのは、新スタジアムの計画でしょう。この計画は、多くの熱狂的なサポーターに耐えがたい苦しみ与え続ける、クラブ低迷のきっかけの一つであり、負の遺産であると言えます。そこで今回はその新スタジアム計画に焦点を当ててバレンシア低迷の歴史を紹介していきます。 Nou Mestalla スタジアムは、スペインが直面した経済危機の象徴として、長年その姿を放置されたまま残され

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たっとさんのキャリモ配信14〜マドリー戦

こんにちは。たまにやるサッカーってなんで、こんなに楽しいのでしょうかね。バスケ部に入部してたらって思うこともあります。ですが、サッカー部で良かったですね。明日もよろしくお願いいたします。😊😸🍛

【23/24】FCバルセロナ私的通信簿【選手名鑑】

今年もあります私的通信簿。前回は23年の冬らしいですね。これまでは記事を分けることで読みやすい字数に収めてきましたが、弊害として全選手書き終わるまでに2か月かかっています。恐ろしいことですよね。 今年はその反省を生かして全員一気にやります。当然文字数は増えます。15000字くらいあるらしい。目次を置いておくので、よきところから読んでくださるのも大歓迎です。 シーズン振り返り22/23 まずはおさらいから始めましょう。昨シーズンのバルサはこんな感じでした。画像をどん。

【レビュー】失点が有利に働いた? 第9節 レアル・ソシエダ - アトレティコ・マドリー

EL第2節アンデルレヒト戦から中2日。 レアル・ソシエダはホームにアトレティコ・マドリーを迎える。 ソシエダはアトレティコに対し、リーガでは19-20シーズン以来勝ち星を上げられていない。だが今回は、直前のアンデルレヒト戦でスタメンを大幅に変更し、ターンオーバーを決行してこの試合に備えてきた。 対するアトレティコは先週のマドリードダービー、ミッドウィークのアウェイCLベンフィカ戦と大幅なターンオーバーをすることなくきている。 そして今回またアウェイ。 お互い過密日程なが

【ウェビナー告知】11/18(Mon)「バロンドーラーと王国を育んだスペインの“土壌”を考える」佐伯夕利子(ビジャレアルCF) #ハフコミ 隔週報 vol.86

「日本サッカーのピラミッドの中腹(ハーフウェイ)から活性化させて、日本サッカー全体を盛り上げていく!」(宇都宮徹壱)  そんな私の思いから、2021年2月にスタートした、ハフコミ(ハーフウェイオンラインコミュニティ)。2024年に4年目を迎えることとなりました。  前回のハフコミウェビナーは10月14日(月・祝)に開催。「J3との入れ替え&ソニー仙台退会から考えるJFLの存在意義」と題し、JFL理事長の加藤桂三さんに特別講師をお願いしました。  そして次回のウェビナーは

ドイツ・イギリス・スペインでサッカー観戦

ブンデスリーガ、プレミアリーグ、ラ・リーガの試合を観に行ってきました。 サッカー技術のみならず、国民性や国におけるサッカー競技の立ち位置、スタジアムの運営方針までを肌で感じられ、とても面白かったです。 4大リーグ全部そうだと思うけれど、チケットを取るのに苦労するわ、試合日時が変動するから他の予定が狂うわ、大変苦戦しましたが無事観れて良かったです😭😭 ※購入後にも試合日時が変動するので要注意です。特に飛行機での移動が試合日前後にある方は、飛行機を変更可能チケットにしておくこ

レアル・マドリードにおいて欧州サッカーの市場独占が完了した理由

オンライン決済サービスペイパルの創業者であり、テスラやfacebookなど現代を代表する数多くの企業の初期からの投資家であるピーター・ティールは「競争は負け犬のためにある」とし、資本主義社会において企業は競争するのではなく独占を目指すべきであると主張している。欧州サッカーは2000年代以後ビジネス的に拡大し、他の大陸リーグの追随を許さないまでに成長した。リーグ全体の売上規模においてはプレミアリーグが群を抜いており、2023/24シーズンのラ・リーガのクラブ合計売上が約6,08

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【レビュー】対人強すぎアランブルのテクニックを図解 第8節 レアル・ソシエダ - バレンシア

ソシエダは現在1勝2分4敗。 開幕から続いていた悪い流れが徐々に変わりつつある。 相手はこちらも同じく1勝2分4敗と調子の上がらないバレンシア。 どうかどうか、ソシエダ復調の肥やしになってください。 前節、バジャドリー戦はこちらから EL第1節、ニース戦もあります チームコンディション怪我人がだいぶ減った。ザハリャンも早く帰ってきてほしい。 ハビ・ロペスかっこいい。 スターティングメンバーELニース戦のターンオーバーが上手くいった印象。 ひたすら出ているスビメンデ

ソシエダのサディクが持つポテンシャル 〜復調へのカギ〜

レアル・ソシエダのサディクがなにかと批判を浴びている。 自業自得なところも否めないし、個人的にサディクが好きとか嫌いとかいう感情も特にない。移籍したいって言ってるみたいだし、次はフィットするチームに行けるといいねくらいに思っていた。ただ、なんやかんやあってソシエダに残るみたいな話になってきているようだ。 残るなら残るで話は変わってくる。 応援するソシエダに、世間から嫌われてる選手がいるのはなんとなく嫌だ。だからサディクの良いところを探し、どうすればうまくやっていけるのか考え

FCバルセロナ 24〜25前半戦総括

こんにちは。 今日は、私の趣味の海外サッカー観戦で全試合見ている、 「バルセロナ」の今シーズンの前半戦の振り返りをざっくりしていこうと思います。 ● シャビ→フリックバルサへ まず、今シーズンは、昨季までのシャビ政権から、フリックへ監督が交代したのが最大のニュースでしょう。 バイエルンにて、CL制覇の経験がある、実績のある名将が監督になることは、 ここ数年のバルセロナにとって、1番の願いだったかもしれません。 憎きバルメトウ前会長に、バルセロナの財政が壊され、

8月のインコ🦜たち

◼️想像以上だった魔境の深さ  現地時間の8月15日(木)、24-25シーズンのラ・リーガが開幕した。シーズンは早くも4節を消化、国際Aマッチウィークのため1週間の中断期間に入っている。フリック新体制のバルセロナが順調に滑り出し、レアル・マドリーやアトレティコ・デ・マドリー、ビジャレアルが順当に彼らを追走する一方、セビージャやレアル・ソシエダ、ベティスといった第2勢力候補が下位に低迷するなど、少々波乱含みの展開となっている。  筆者がサポートする昇格組のRCDエスパニョー

大敗のクラシコ バルセロナとの差とは?

258戦目となるエル・クラシコが行われた。 レアル・マドリー0対バルセロナ4 でバルセロナが勝利を収めた。 この結果、マドリ―105勝、バルサ101勝、52引き分けという結果となった。 また、マドリ―としては、リーグ戦&ホームで久しぶりの敗戦となった。 お互いにCLではドイツ勢に対して大勝をしたため、この試合は期待されていた。 マドリ―は、ドルトムント戦の後半にギアを上げたことにより、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積した。そのためか、ヴィニシウスやエンバぺが決定機で力んで

晩秋のインコ🦜たち

⬛︎緒言  まず、何よりも先に、2024年10月29日にスペイン東部で発生した記録的豪雨により生じた各種の被害に苦しむ全ての方々にお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方々への哀悼の意を表する。  この豪雨は、主にバレンシア州で甚大な被害をもたらした。同州の州都バレンシアは、筆者が18年に渡西した際に訪れた街の一つであり、小さからぬ思い入れのある土地である。滞在期間は二泊三日とわずかだったが、温暖な気候と豊かな美味、そして何より、城壁に囲まれた旧市街の景観に心を奪わ

バルセロナがレアル・マドリードを打ち砕いた理由

圧倒 ベルナベウ制圧!!!2年ぶりクラシコ勝利!!3年ぶりベルナベウ勝利!! カオスという名の統制 ■バルサのハイプレスとハイライン 立ち上がりから両チームともハイプレスの応酬。どちらが先にミスるかの我慢比べが、どちらもミスすることのないカオスの生まれないゲーム展開。 バルサのプレスは、フェルミンとレヴァが実質2トップの並びでレアルCBにプレス。レアルのオフェンス陣形はベリンガムを押し出しヴィニシウスを左サイドへ。カマヴィンガが中央に入っての4-3-3。カマヴィンガが

【Legendry Series】モウリーニョとクアトロ・クラシコ #3 ペペ

冷戦 第1話 第2話 ぺぺ ■権力闘争 コパ・デル・レイを制して尚、モウリーニョやレアルの選手たちが浮かない顔をしているのには、まだ重要なトーナメントが残っているからだ。 チャンピオンズリーグ 本当の意味で価値、名声を手にするならばこの大会で勝つことだ。 モウリーニョはコパ・デル・レイを獲ったことでクラブ内部のイニシアチブは握った。ホルヘ・バルダーノの力はもはや無いと同然だ。結果で示してみた。 だが世論はまだ動いていない。世論はコパ・デル・レイファイナルなど『ク

ラ・リーガにおける審判の質の低下とVAR

スペイン王立サッカー連盟(RFEF)のラファエル・ルザン会長が、審判制度の構造改革に着手する意向を示したとスペインサッカーメディアが報じた。これは、近年のラ・リーガにおけるレフェリングの質の低下が深刻であることを裏付けている。この問題は単なる審判の技術的なミスにとどまらず、制度全体の構造的な欠陥に起因している。 ルザン会長は、透明性の向上と公平な評価を目的として、審判の選定・昇格基準の見直しを進める方針を示した。現行の指名制度の問題を解決し、実力のある審判が重要な試合を担当で

【レビュー】停滞するビルドアップはどこに向かうのか? 第7節 マジョルカ - レアル・ソシエダ

第5節マドリーとの試合から中3日。 ヨーロッパリーグの日程との兼ね合いで、前倒しとなった今回の第7節はアウェーでマジョルカと戦う。 ソシエダの戦績はここまで1勝1分3敗と全然ふるわない。 それでも、マドリー戦では課題のビルドアップに光明が見えた。今節はミッドウィーク開催。ターンオーバーで中盤のメンツが替わる中、果たしてどうなるか。 前節マドリー戦はこちら。 インテリオールの新しい連動性についても解説しています。 チームコンディションハビ・ロペスがハムストリングを傷め欠場

【アトレティコ・マドリー選手名鑑23-24】遠い旅の空の下で

23-24シーズンも終了。今年の選手名鑑です。画像を送ってくれた皆様、ありがとうございました。 今年のタイトルはストレイテナーの「ネクサス」の歌詞から。僕らはたまたま同じ船に乗り合わせただけの赤の他人。サッカークラブってのはそういうもの。今日を大切にしながら、行きましょう。 GK13.ヤン・オブラク(31歳🇸🇮) 公式戦全試合にフル出場した大魔神。気づけばアトレティコ生活10年目となった。ちなみにラリーガ38試合フル出場はこれが4度目。すごい。 なんだか目立たないシーズ

風邪すらひかない勝者のメンタリティ(24-25シーズン 第12節バレンシア 対 レアル・マドリード)

正月早々、インフルエンザなのかと思われるような高熱に襲われ(11月にインフルエンザワクチン注射打ったはず。)、一晩汗をかいて我慢したらだいぶ良くなった。日頃からサウナとか行って免疫を高めねばと改めて反省してしまった。 そんななか、日本時間月3日早朝に行われたラリーガ 24-25シーズン 第12節延期分を観て、レアル・マドリードの選手達の勝者のメンタリティに感服してしまった。明らかにホーム バレンシアは年明けのこの試合に照準を合わせてきていて、勢いがすさまじくセンターバックに

【レビュー】久保のトップ下 第6節 レアル・ソシエダ - バジャドリー

ソシエダはマジョルカとの試合に敗れ、現在1勝1分4敗。 勝てないのは元より、低調なパフォーマンスも問題視されている。 今節の相手は、セグンダ(2部)から上がってきたバジャドリー。本来の実力差で考えればソシエダが有利だが、バジャドリーはミッドウィークの試合がなかったためコンディションが良い。 ソシエダは過密日程と怪我人の多さが懸念されるが、どんな形であれ、まずは結果を出さなければならない。 前節、マジョルカ戦はこちら。 ELの日程の関係で、7節と6節の順番が入れ替わって

【レビュー】散々な試合の原因を何に求めるか 第4節 ヘタフェ - レアル・ソシエダ

ソシエダは前節のアラベス戦に敗れ、現在1勝2敗。 中3日でのアウェイゲームとなる。 対するヘタフェは前節ベティスとの試合が延期になったことを受け、中7日とかなりフレッシュな状態。 (ベティスがECLのプレーオフとブッキングしたため。なおベティスは勝利したので、ECL出場が確定した。) 前節、アラベス戦はこちらから チームコンディション移籍市場が閉幕。急務とされていた9番には、コペンハーゲンから期待の若手、オスカルソンが加入した。 バレネチェアとパチェコは万全ではないな

サッカーの代表的なリーグとそれぞれの魅力

どうも〜👋 金曜担当のゆうだいです! 突然ですが、皆さんはサッカーは見ますか? もしかしたら、日本代表のワールドカップでの試合だけを見るという人も多いかと思います。 最後に行われたワールドカップは約2年前… その時は、日本代表が格上と称されるドイツ代表とスペイン代表に勝利し、決勝トーナメントまで駒を進めました! その代表選手たちは普段はクラブチームでプレーをしており、サッカー選手としてのメインの収入はクラブチームから得ております。 そしてそのクラブチームですが、各

クラシコにおけるレアルのバルサ対策に対する致命的欠陥とカオスに飲まれた組織構造/STORM(カオス)の前に悲鳴を上げるチュアメニとバルベルデ

天地開闢 レアルのビルドアップはベリンガムを肩上げした4-3-3。プレッシングを回避すべく、バルベルデ、チュアメニ、カマヴィンガでポジションをローテーションしながらビルドアップを始める。 バルサのトップとトップ下は、守備の配置においては横並びの2トップ。また両サイドのウイングも同列まで上がってプレスするため、プレッシングに関していえば4トップのフォーメーションになり、前からの圧力を強めていく。バルサの残った中盤は2枚のため、ココには広大なスペースが生まれやすい。また、レア

ラ・リーガ第5節ジローナvsバルセロナマッチレビュー

目次 1.ザックリとした試合展開 2.要所解説 3.フリックバルサの弱点 4.Pick up Player Best5 普段はXにてバルサを中心にポストしている Culeのタケタケチッチです! (Culeはバルサファンの愛称) 1.ザックリとした試合展開 結果はアウェイの地でバルサが1-4で勝利しました。 バルサは昨季ジローナとの2試合を2-4と破れ、シーズンダブルを許していました。 だから絶対勝利が求められる試合でした。 勝ってくれて本当によかったです笑 ザックリと

【レビュー】セルヒオ・ゴメスは救世主? 第1節 レアル・ソシエダ - ラージョ

ついに24-25のラ・リーガ新シーズンが開幕。 初戦の相手は去年17位でギリギリ降格を免れたラージョ・バジェカーノ。 ソシエダから見れば格下ではあるものの、昨シーズンの対戦では2引き分け。さらにラージョはマドリーとも2引き分け、バルサとも1引き分けに持ち込んでおり、全然気が抜けない相手だ。 PSM最終戦はこちらから チームコンディション アイエン・ムニョスが復帰。 オリンピック組(パチェコ、トゥリエンテス、セルヒオ・ゴメス)合流。 メリーノとカルロス・フェルナンデス

雑誌と映像で掘りまくる!U-NEXT的欧州サッカーの楽しみ方

今年も欧州サッカーが開幕しました。U-NEXT映画部の林です。25年来のアーセナルファンである自分にとって、今年はかなり特別な開幕です。プレミアリーグとU-NEXTが7年間のパートナーシップ契約を締結。独占配信が始まったのです。 自社とプレミアのロゴが並んでいる…。なんてことでしょう。もちろんU-NEXTでは、引き続きラ・リーガ1部も全試合配信します! 大学時代からこれまで様々なサービスにお世話になって欧州サッカーを楽しんできましたが、U-NEXTなればこその特長としては

再びの悪夢と、歓喜と。 24−25第13節 マドリーvsオサスナ(H)

交代 20‘ ロドリゴ→ブラヒム 29‘ ミリトン→ラウール・アセンシオ HT‘ ルーカス→モドリッチ バルベルデが右SB 74‘ ヴィニ、ベリンガム→エンドリッキ、ギュレル エンバペが左側、エンドリッキが右側のFW キッカー ロドリゴ(ルーカス)、モドリッチ システム 保持 カマヴィンガがアンカー、バルベルデ右、ベリンガムが左のIHっぽい433がベース 非保持 ベリンガムが左に戻り、ヴィニとエンバペの前残りで442 [試合]チュアメニやクルトワが離脱しており、さらにバ