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ネットだけど人の繋がりを大切にするnote

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デジタル時代において、ネット上での人間関係がますます重要になっています。このマガジンでは、ネット上での繋がりをどう大切にし、より良いコミュニケーションを築くかに焦点を当てます。 …
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#メンタルヘルス

#123 誰かのために頑張りたい

#123 誰かのために頑張りたい

昨日は、僕が受け持っている中で一番大きい仕事をする日だった。
僕が務める図書館で10年以上続くイベントの本番だったのである。

結果は、大成功……と言っていいと思う、たぶん。
ご来場いただいた子供たちやそのご家族の方々の表情を見る限り、皆さんとても楽しそうにしていたので、大成功ということにしたい。

尋常ではない緊張感から解放され、どっと疲労感が僕の体を襲った。
これを書いている今も、その疲労感は

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#122 気にしすぎているおかげで

#122 気にしすぎているおかげで

noteを始める前は、さまざまな不安があった。
その不安の一つは、書くことがなくなってしまうこと。

noteを始めて4か月。
未だにその不安は拭えてはいないけれど、今のところ毎日何かしら書きたいことが生まれてきてはいる。

その理由の一つは、自分がHSP気質を持ち合わせているからだと思う。

HSPであることを呪いたい瞬間僕は過去にHSPをテーマにした記事を2つ書いている。
そのうちの1つが上記

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#120 笑って老いる人生でありたい

#120 笑って老いる人生でありたい

図書館に勤めていると、人生の先輩たちと接する機会が多くある。
その人のことはほとんど知らないし、本を貸し借りする間柄でしかない。

けれど、顔のしわを見ていると、その人の人となりがなんとなくわかる。
目尻に深いしわが刻まれている人ほど、僕ら図書館員に感謝の言葉をかけてくれることが多い気がする。

その目尻の深いしわこそ、今までの人生でたくさん笑って、たくさん感謝してきた証なのだろうと思う。

いい

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#119 ゆっくり時間をかけること

#119 ゆっくり時間をかけること

図書館に入れる本を選んでいるときに、度々目にする言葉がある。
それは、「効率」や「タイパ」や「時短」という言葉だ。

僕も仕事や家事については、できる限り時短で済ませたいと思っている。
いかに効率よくこなして、他のことに時間を費やせるか……!
それを、日々の生活の中で意識をしている。

けれど、物事によってはゆっくり時間をかけることで味わえるものもある。
そのことを忘れないで生きていきたいなぁと時

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#118 理解者がいてくれたなら

#118 理解者がいてくれたなら

自分で自分のことを認めるのは、とても大切なこと。
メンタルヘルスのことを調べると、自己肯定の重要性が多く語られている。
僕のnoteでもそれは何度も書いた。

けれど、よりよく生きるには、誰かからの承認や理解というのもどうしたって必要になってくるのだと思う。

もし、周囲の人たちが誰も話を聞いてくれなかったり、理解もしてくれなかったりすれば、どう感じるだろう。

やはり寂しい……
そして苦しい……

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#117 病は僕の相棒

#117 病は僕の相棒

時折、自分が難病であることをネガティブに考えてしまう。

自分はなんて不幸な人間なんだ。
なんで僕がこんな目に遭わなくちゃいけないんだ。

と、この世界で一番不幸だという錯覚に陥るのである。

健康であることに越したことはない。
けれど、果たして病気だからといって不幸なのだろうか。
それもまた時折考えてしまうことである。

持病を持っていることは不幸なのか以前にも書いたように、僕はIgA腎症という

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#116 さあ、何を信じて生きようか

#116 さあ、何を信じて生きようか

30代はよく「人生に迷う時期」と言われる。
仕事が安定してきて、人によっては結婚したり、子どもを産んだりして、ある程度のライフイベントを終える。
そして、「人生このままでいいのか」と思うのである。

実際に30代になって思った。
結局のところ、人生の迷いに年齢も時期も関係はない。

僕は34年間の人生の大半は、迷いながら生きてきた。
そして、今だって迷いながら生きている。

大々的に「図書館司書」

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#115 背伸びするのをやめてみる

#115 背伸びするのをやめてみる

noteにしろ、創作にしろ、書けないときには共通点がある。

上記のサイトマップに「書けないときのヒント」として、スランプ時に書いた記事をまとめている。

インプットが足りない。
頭が活性化していない。
頭で考えすぎている。

こういうときはだいたい、文章が遅々として前に進んでくれない。

僕は、子どもの頃から趣味で創作をしてきたが、2012年から2022年の10年間、全く書けない状態が続いた。

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#114 傷を負った人々の強さ

#114 傷を負った人々の強さ

noteを見ていると、心の傷を負った人たちが多いと感じる。
誰かの言葉で傷ついたり、自身の境遇で傷ついたり、あるいは自分で自分を傷つけてしまったり。

かくいう僕もその一人だ。
未だに幼い頃や若い頃につけられた傷が痛むことがしばしばある。

その傷を理由に自信をなくし、内にこもっていた時期もある。
何度もこの世からいなくなることだって考えた。
どうしてこんなに傷を負っているんだと自問自答を何度もし

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#112 誰でもできることなどない

#112 誰でもできることなどない

自分を褒める。
できたことを褒める。
そうすることで自分のことが好きになる。

頭ではわかっているつもりだ。
だからなんとか自分のいいところとか、できたこととかを見つけて褒める努力はしている。

けれど、どうしてもそれができないときもある。
自分のことを褒めようとしても褒められない。
そんなときに必ず浮かぶ言葉があることに気が付いた。

それは、「誰でもできる」という言葉だった。

褒めるべきとこ

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#111 幸せはきっとそばにある

#111 幸せはきっとそばにある

「幸せ」ってなんだろうなと考えることがある。
僕の中では、何かを成し遂げて得られるものだと思っていた。

偉業を達成するのもそうだし、仕事で活躍することもその一つ。
結婚というのも、僕にとってはそのうちの一つだった。
僕にとって結婚は成し遂げられないものだと思っている(あるいは思い込んでいる)。
だから結婚式に参加したときに、「こういう幸せは無縁だ」と思ってしまったのだと思う。

何かを成し遂げて

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#110 幸せになる権利

#110 幸せになる権利

こんにちは、立竹落花です。
10月6日に、親友の結婚式に参加してきました。
とてもとても幸せを感じられる時間でした。
そこで今日と明日の2日間は「幸せ」をテーマにした記事をお送りしたいと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここは、「幸せ」を形にしたような場所だな――

親友の結婚式に参加して、まず僕はそう思った。

バージンロードを歩き、愛し合うこ

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#109 積極的にサボりましょう

#109 積極的にサボりましょう

よし、今日も頑張ろう!

と意気込んで仕事に行ったり、学校に行ったり、自分のやるべきことに向かったりする人も多いのではないだろうか。
僕も日によってはそう意気込むことはある。
仕事、note執筆、創作、勉強——などなど。

一方で、最近僕にはとある悩みがある。
その原因が、まさしく頑張ってしまうことなのではないかと思うのだった。

体力切れという悩み連続投稿100回を機に、note記事投稿を週4~

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#108 今の自分ってどんな自分?

#108 今の自分ってどんな自分?

過去という存在はなかなかに強烈だと常々思う。
過去の黒歴史がフラッシュバックしたり、
自分を否定した過去の言葉が急に蘇ったりして自己否定することもある。

過去の出来事によって自己否定感を持ってしまうのは、人間の一種の機能なのかもしれない。
10世紀ごろに書かれた『落窪物語』を田辺聖子さんが現代の文章でアレンジをした『おちくぼ姫』を読んで、僕はそう思った。

主人公のおちくぼ姫が「もうちょっと自信

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