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#小説

たぬかな炎上で学ぶメディア論

たぬかな炎上で学ぶメディア論

     メディアとは何か?

 たぬかなの結論 <メディアは仮想敵を大衆に与えているだけの装置に過ぎない>

 たぬかなという女性をご存じだろうか?170㎝以下の男に人権はないと言った発言だけを切り取って大々的に報道され、大炎上し、スポンサー契約を全て解除された元プロゲーマーである。

 彼女の弁明は、以下の通りだ。

 ① 何年もチビに人権はないと私は放送でずっと言っていた。閲覧30人の放送で

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『声をあげるんです。声をあげれば誰かが応えてくれます。世の中捨てたもんじゃないんです。誰かが手を差し伸べてくれるんです。』

『声をあげるんです。声をあげれば誰かが応えてくれます。世の中捨てたもんじゃないんです。誰かが手を差し伸べてくれるんです。』

【護られなかった者たちへ】

泣ける映画として色々な方からオススメされた作品です、やっとの鑑賞!大好きなミステリー作品であり、社会派作品で大満足でした(^_^)

舞台は仙台です。体を縛り放置し餓死させる、という凄惨な殺人が連続しておこります。阿部寛演じる宮城県警刑事の笘篠は、この連続殺人を捜査することになります。

調べていく中で、被害者は全員福祉保健事務所に勤めており、生活保護の受給に関して過

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神の誤解(2024年のデルタ142)

「主は自分の事どう思ってるんです?」
んん-まあ、難しいよね。ネットで申すで神だって説得されてるから、そういう風にも思ってる部分はある
「『神』だって認めるんですか?」
えーとね。いろいろ誤解があるようだけど。『神』って所謂ルーラーの一族の地球での通り名さな
「ほむほむ」
天使っていうのが世界管轄の公務員で、『神』っていうのはその取り纏め役なんだよね。確かに下の次元を見るならば、所謂全知全能ってな

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ドメスティックワールド 第五話 ハラルドの逆襲

ドメスティックワールド 第五話 ハラルドの逆襲

バルバドスの前皇帝ハラルドの生存を確信した真央は一人ロバに乗り死の砂漠に向かった。
ハラルドは死の砂漠に拠点を持つ魔塔アトランティアの塔主によって保護されていた。真央が死の砂漠に入ったことを知った魔塔ではその対応を協議していたが、その会議の場にハラルドが入ってきた。
「塔主。どうやら私の出撃するときが来たようですな。破壊神はこのハラルドにお任せください。我に秘策、神殺しの大魔法陣あり。必ずや破壊神

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ドメスティックワールド オリジナルビデオ

ドメスティックワールド オリジナルビデオ

自主映画や同人誌の紹介ではなくオリジナル作品のドメスティックワールドの動画を公開します。

 主題歌 未来の勇者
[Verse]
未来が開くよ
希望の光が差す
勇気を持って進め
共に前へ行こう
[Verse 2]
戦う力を 胸に秘め燃やす
闇を切り裂いて
正義の道示す
[Chorus]
最強の勇者よ
その手を掲げて
悪を打ち倒し
未来を守るんだ
[Bridge]
天地が

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[詩]夜間飛行

[詩]夜間飛行

ポラロイドに映る世界は
目に映る世界とはどこか違う
幻を追いかけるような
どこか虚しくて切ないと感じる

フェアンヴェー?ゼーンズフト?
僕は彷徨う
ヴァンダールスト
僕を掻き立てるのさ

夜空を滑る飛行機の中で
見える景色は星の中を泳ぐよう
ああ、まるで僕は夜光虫
あなたはこの夜景のどこ光だろう
想いを爆ぜる夜間飛行

「戸惑いの言葉よりも今は
トワイライトに溶け行った方が
心がざわつかないのか

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【連続小説】『2025クライシスの向こう側』4話

【連続小説】『2025クライシスの向こう側』4話

連続小説 on note 『2025クライシスの向こう側』
第1部 愛尊と楓麗亜の七日間

第4話 最後の晩餐と夢のつづきさよならリチャード

リチャードは何も食べないし飲まない。
だから最後の晩餐とはいうものの普段の自炊と変わらない。
近所のスーパーで魚を買った。
赤ワイン2本と第3のビールを買った。
そしてパン。それから野菜。
一応ダヴィンチの
『最後の晩餐』によせたメニューにしてみる。
魚は

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HKB(6) チャップリンの秘書だった高野虎市の「警鐘」(前編)

HKB(6) チャップリンの秘書だった高野虎市の「警鐘」(前編)


高野虎市、チャップリンの秘書となる高野虎市、シアトルへ行く

今から約100年前のこと。
移民としてアメリカへ渡った高野虎市(こうのとらいち)が、喜劇王、チャーリー・チャップリンの秘書になれたのは、いったい何故だったのでしょうか?
 
高野虎市(戸籍上は「虎一」)は、明治18年(1885)、広島県安芸郡八木村(現広島市安佐南区八木)の裕福な家庭に生まれました。

八木尋常小学校に入学しますが、学

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連載小説 魔女の囁き:6

連載小説 魔女の囁き:6

 岩瀬が米国へ発った一週間後だった。各部署からあがってきた報告書のなかに、二軍の監督と打撃コーチからのものがあった。ふたりの報告書の内容は、どちらも自身の打撃をがたがたに崩されて二軍で調整中の河合のことだった。状態がすこぶるいいというのだ。岩瀬が考えた復帰メニューを毎日忠実にこなしているという。まだ二軍で調整をはじめてから一ヶ月も経っていない。岩瀬の見解では、一軍にもどるまで早くても二、三ヶ月かか

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「家に帰るまでがフェス」誰が言ったのだろう

「家に帰るまでがフェス」誰が言ったのだろう

 ライブが趣味でフェスにも行くことがある。
 以前、勤務先の先輩に「ああ、夏の野外だよね」と言われて「それも合ってますけど、実は年中どこかしらで行われてるんですよ、例えば」云々をつい熱く語ってしまい、早口のMC、次第に相手が愛想笑いを浮かべ「はいはい、もう分かったから」で遇らわれ、はっと気付いた頃には冷房の真下でひとりきりだった。

 学生時代は毎年グループで参加しても、就職すれば忙しく予定が調整

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【連続小説】『2025クライシスの向こう側』7話

【連続小説】『2025クライシスの向こう側』7話

連続小説 on note 『2025クライシスの向こう側』
第1部 愛尊と楓麗亜の七日間

第7話 充実する少女ともだち

パーソナル情報を
ほぼ明かさないというやり方が功を奏したのか、
やはり大掛かりな大手メーカーによる
プロモーション露出の効果なのか、
デビューアルバムは予想を
大きく超えた売上をマークした。
日本はもとより、韓国、中国、アメリカ、
カナダ、オーストラリア、フランス、
イギリス

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【連続小説】2025クライシスの向こう側 10話

【連続小説】2025クライシスの向こう側 10話

連続小説 on note 『2025クライシスの向こう側』
第1部 愛尊と楓麗亜の七日間

第10話 これはね、予感じゃなくて確信なの真冬のカブトムシ

大江は早速、
レコーディングのため、
フリーライブのため、
打ち合わせを始めた。

大江が最初に集めたのは、
レコーディングチーム。
メーカーのA&Rの栗田、
レコーディングエンジニアの沖田、
マスタリング担当の村松と
そのエンジニアの岩田の5名

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