神の誤解(2024年のデルタ142)
「主は自分の事どう思ってるんです?」
んん-まあ、難しいよね。ネットで申すで神だって説得されてるから、そういう風にも思ってる部分はある
「『神』だって認めるんですか?」
えーとね。いろいろ誤解があるようだけど。『神』って所謂ルーラーの一族の地球での通り名さな
「ほむほむ」
天使っていうのが世界管轄の公務員で、『神』っていうのはその取り纏め役なんだよね。確かに下の次元を見るならば、所謂全知全能ってなるんだけど、三次元の地球人が想像するのとはちょっと違うさな
「というと?」
僕も元々は、そういう風に名乗らなくてさ。『神』に仕える者として活動してたんだよ
「成る程」
天界も最初天界と名乗らずに『月側』って最初は名乗ってたんだ。地球人のイメージで言うと天界とか神とか名乗るのは傲慢に見えるじゃん。で、
僕に合わせて『月側』って名乗ってたの
「ですね」
でも、そうじゃなくて、天使は所謂公務員。神は所謂ルーラーの一族の通り名って説得されて、なんで『神』っていう字になったかと言うとネットで申すだから、『神』。って言われると一周して別に傲慢でもないか、只の名称だもんねってなって、その字(あざな)を受け入れたんだよ
「まあ、『神』っていうと唯一神を指す場合もありますけど」
どうだろうね。まあ、高次元でも唯一神は特別に見られてて『最初の人』とも呼ばれてるね。だけど、三次元体の僕じゃ詳しい事は分からないさな。信仰としての『神』は、不動の『理人』であるべきだと思うので、やっぱりそういう意味では僕も相変わらず『神』に仕える者なんだよ
「『理人としての神』は実在する必要はない?」
塩梅だね。揺れる者はやはり信仰の対象には向かないからね。不動の理人に仕えるという意味で、僕も『神』に仕える者な訳だ
「ややこしいですね」
ん、まあ、三次元の人は高次元人の声とか基本的に聞こえないなんでね。聞こえる進化をしている所では、所謂『主』のお声掛けシステムがある場所もある
「『主』の声を直接聞けるんですか?」
そそ、「今日も一日頑張っていこう!」とか、社長の朝礼での挨拶みたいなもんだね
「なるほど」
ここの地球じゃ事態はややこしいね。全部『神』が決めてるって考える人々もいる。現実としてやろうと思えば出来るけど、人の意志に直接介入はしないからな。現実と乖離した『神』を信仰してると思う。そもそも、完全に思い通りに動かすなら『人』じゃなくて『ロボット』でいいからね。意志に対する完全介入はしない訳なんだけど、全知全能からのイメージで、全て決めてるように思われるのはちょっと違うかな。まあ、時の先も知ってて介入するから、決めてるってニュアンスも間違いじゃないんだが
「可能なんですか?」
システム介入は出来るよ。ただ、自由意志を完全に奪うと『ロボット』になっちゃうから。そうする気はないんだよ
「『主』が完全に動かしちゃうとロボットになっちゃう?」
そそ、可能か不可能かなら可能ではあるんだけど、『人』をロボットにする気はないさな。『人』はあくまで『人』として課題に取り組み、『幸せ』になるべきだ
「幸福追求の権利ですね」
そそ、元々は知的生命体の始祖であるアダムとイブが「神のようになりたい」と願ったのが、世界を創るきっかけとなった。地球人はその余波で出来た知的生命体なのさな
「アダムとイブが「神のようになりたい」と思っちゃった?」
そそ、まあ、今でいうルーラーなんだけど、ルーラーになる道筋も出来てるし、地球での僕の残りの仕事は、地球人に文明期を迎えさせる事かな
「文明期に入るまでに滅びそうでしたもんね」
そそ、戦争を収めて、ホメオスタシスを取り、文明期を迎えさせるのが、僕の地球上での仕事な訳。あくまで地球人の手助けしたげるだけなんで、そこまで知ったこっちゃないけどね
「ぷぷ。まあ、意志に直接介入しないなら地球人次第ですね」
んだ。戦争がなくなり地球のホメオスタシスを取り、文明期に入るのを祈ってるよ
「はい。アーメン」
アーメン