- 運営しているクリエイター
記事一覧
そういや「図書館」のどこにも「本」って字は入ってないね
「図書館ガイダンスなのに、インターネットの話ばかりするのはなぜですか?」
勤務先の大学図書館で、1年生に聞かれてしまいました。
このガイダンスでは、図書館にある紙の本の探し方はもちろんですが、同じくらいの時間をかけてインターネットの話もしています。
確かに「本の話をされるとばかり思っていたのになんで?」と、疑問に思うかもしれませんね。そこで今回は、最初に図書館がインターネットにも強い理由、次
人生に迷ってるなら、とりあえず図書館で働いてみない?
人生に迷うあなたに必要なのは、悩むことではありません。本当に必要なのは、徹底的な行動と新しい視点です。図書館勤務は、そのどちらもを手に入れられる、まさに悩めるあなたにピッタリの仕事なのです。
今回は、人生に迷っている人に図書館勤務をオススメする理由を、2つに分けてご紹介します。
1. 普段出会わないような情報に出会える図書館職員は、とにかくたくさん書庫の中を歩きます。利用者から返却された本や新
今の時代、情報リテラシーと同じくらい大切なことって?
参議院選挙が近づいてまいりましたね。
ところで、みなさんは相性のいい政党チェッカーを試してみたことはありますか?選択式の簡単な質問に答えていくと、自分の思想に近い政党はどれかを診断してくれるツールです。ファッションなどのサイトにありがちな性格診断に似たシステムのものです。
性格診断はともかく、この政党診断は政治に詳しくない人にとっては重宝します。投票はしたいけど、何を見て判断したらいいのか分か
恋に仕事に人生に……悩む女性に贈る「読むと元気になれる」3人の作家
女性向け自己啓発本の特徴は何でしょう?これまで数々の本を読んだ私が思うのは、成功だけが目標ではなく、その過程の人生までもを楽しむことを大切にしている作品が多いということです。仕事だけでなく、プライベートも充実させたい。女性向け自己啓発本は、そんな女性の人生の道のりそのものを照らしてくれる存在なのです。
今回は、女性向け自己啓発本マニアの私がオススメする「読むと元気になれる」作家を3人、ご紹介しま
390ページの学術書を初心者に完読させた文章のコツ、大解剖!~「手放してはいけない本」ぱーとⅡ を添えて~ 【読書レポート】その①
全390ページ。氷室冴子の著作も業績も全くと言っていいほど無知だったのに、読めば読むほど引き込まれました。それはなぜか。今回読んだ、嵯峨景子著『氷室冴子とその時代』は、「学術書は難しいもの」という定義を覆すような、画期的な本でした。
この記事では、まず初めに本書が「読みやすかった」理由の考察と、本書を読んで改めて感じた「手放してはいけない本」の2つのテーマを順に追っていこうと思います。
難しい
レポート、企画書、ブログ……伝わる文章を書くコツ
「伝わる文章」とは、シンプルな文章のこと。でも何かを書いていると、つい熱中して自分だけの世界に入りがちですよね。今回は「伝わる文章」を書くためのチェックポイントを3つお伝えします。
この記事は、私が読書好きとしてあらゆる本を読んできた中で感じたこと、また、勤務先である大学図書館のレファレンスカウンター(参考カウンター)で、学生のレポート執筆に関する相談に乗ってきた経験を元に作成しました。ぜひ、最
Wikipediaはあなたの味方!調べ物で上手に使う方法
Wikipediaを参考文献にしてはいけない、というのは有名な話ですよね。
Wikipediaのメリットは、まず手軽に調べられること。そして、分かりやすい言葉で書かれていることでしょう。
こんなに便利なサイト、研究や調べ物に使わないのはもったいない!でも、ダメなんじゃないの?
いいえ、そんな事はありません!使い方を少し変えれば、効率よく調べ物ができる魔法のツールに大変身するのです。今回は、W