やらかくなるほど深まるものなーんだ?
今回は、漫画『バガボンド』と読み解く
“強さと身体”をテーマに挙げて話してみたい。
※以外『バガボンド27巻』ネタバレと個人的解釈を含みます。
柔らかさは本来の自然な状態であるということ
また固さは自然体から遠ざかっているということ
「強さ」と聞けば、ムキムキな筋肉や拳を突き上げるポーズが浮かび「固い筋肉」を思い描くが、
実は力みや頑なさは、体を固くするため自身をこわばらせてしまうことがある。さらに「気負い」が深まることによって心までもが固くなってしまうのだ。
一方で、全ての力を抜いてやわやわのどこにも力が入っていないくらい“やらかく”なることが出来れば、強敵の刃さえ全く通じず、どういったことか勝手に相手を負かしてしまうという場面。おそらく、この時の武蔵は「戦おう」という気力・意志すら持ち合わせていない。
強い力で相手をねじ伏せ勝つのではなく、もはや相手になる敵がいない状態=本来の“無敵”な姿なのだろう。
本人はまるで戦っている感覚がなく、まさに“戦わずして勝つ”様子はとても印象深い。
本来の強さとは、固いチカラではなく
“しなる”ことができる柔軟さや柔らかさなのだということを教えてくれている気がして面白い。
思えば、生まれたての赤ちゃんはとてもやわらかくどこにも力が入っていないため自然体そのものだ。
年老いて来るほど体のあらゆるところが固くなっていき最後は全身が硬くなり人間は死んでいく。
人間の一生をとおした姿の変容・造られ方の道理が、本来の強さや健康というものを物語り、またそれらを示してくれているのだろう。
健康は柔らかいさとともに在ると言える。
そしてまた本物の強さというものも、実は固さではなくやわらかさの中に生きていると思うのだ。人間が本来の力を最大限に発揮できる時というのは、自分にとっての“自然な状態”が叶っている時である。
🔽柔らかい筋肉を育てて本来の健康を取り戻す『体の手入れ』とは?
🔽『体の手入れ』を始めて変わったこと(肉体面)
🔽『体の手入れ』によって変わったこと(精神面)
漫画の裏表紙にあった作者の言葉もなぜかこのページにぴったりでとても素敵だった。
私も、いい身体の状態で過ごせた時に心が自然と満たされることを体現してからは、
身体と心が一致することの心地よさを伝えたくて、語りたくてたまらなくなった。
本当のしあわせとは、こうして心身がともに満たされていくことなのだろう。
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