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秋田編

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秋田県に関する記事やつぶやきまとめ
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そろそろ隠れた良作ゲーム、クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』の話をしたい

そろそろ隠れた良作ゲーム、クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』の話をしたい

 北東北、あるいは北東北をモチーフとした場所を舞台としている作品は漫画、小説問わず数多い。
 そして漫画や小説などのメディアと比べれば数こそ少ないものの、ゲーム作品の舞台としても度々北東北は登場している。

 例えば一昨年配信され、当ブログでも度々言及している『ポケッモンスター スカーレット・バイオレット』の追加DLC『翠の仮面』の舞台であるキタカミの里は、岩手県北上市をベースとしつつ北東北の様々

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【秋田県小坂町】明治100年通りの小坂鉱山事務所と康楽館に見るかつての栄華

【秋田県小坂町】明治100年通りの小坂鉱山事務所と康楽館に見るかつての栄華

 幼い頃、祖父の運転する車で祖母と共に何度か色々な場所に遊びに行った記憶があるのだが、その中に長年実在する場所かどうか曖昧だった場所があった。
 ぐにゃぐにゃと曲がりくねった山道の続く深い森の中を何時間も走った先に、突然そこには現れた。
 立派な西洋風の建物が何軒も立ち並び、色とりどりの鮮やかな旗が風と共にはためいていた。

 長らく「千と千尋の神隠しの内容と自分の記憶を混同していたのだろう」だと

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マダラのタラコで北国の正月料理「鱈の子炒り」とご飯のお供「醤油漬け」

マダラのタラコで北国の正月料理「鱈の子炒り」とご飯のお供「醤油漬け」

 冬が深まるにつれ、北国で見かけるようになる物体がある。
 色の個体差も大きく (今回購入したものは比較的色が薄いが真っ黒いものもある)一見すると何かの腫瘍のようにも見えるこの物体の正体はマダラの卵巣である。

 日本で一般的なタラといえば、マダラとスケトウダラの2種類だろう。

 この時期の北東北ではマダラとスケトウダラが共に繁殖期を迎える。肉とアラはもちろんのこと、特に珍重されるのは卵 (厳密

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青森・岩手・秋田の2024年Google検索ワード急上昇ランキングについて解説してみた

青森・岩手・秋田の2024年Google検索ワード急上昇ランキングについて解説してみた

 先日、Googleは2024年に日本国内で昨年と比較して検索数が急上昇した検索ワードのランキングを発表した。
 このランキングは全体とジャンル別のほか、都道府県名と共に検索されたワード上位5つも掲載されているのだが、見てみると予想以上にローカル色が強く、他の地域のものについては「なんのこっちゃ」と思うものばかりで面白い。

 というわけで今回は自分がある程度把握できている青森・岩手・秋田の北東北

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【秋田県大館市】鉱業!曲げわっぱ!比内鶏!大館郷土博物館は大館の魅力が凝縮されていた

【秋田県大館市】鉱業!曲げわっぱ!比内鶏!大館郷土博物館は大館の魅力が凝縮されていた

 秋田県北部にある町、大館市。
 秋田県県北の中心都市であり、全国的には毎年秋に行われるきりたんぽ祭りや秋田犬、比内地鶏などで有名な街だろう。
 かつて城下町として栄えたこの街の産業や文化を伝える博物館が大館郷土博物館である。

 以前紹介した青森県五戸町のごのへ郷土館 (旧・豊間内小学校)と同様、ここ大館郷土博物館も廃校となった大館東高等学校を再利用した郷土博物館だ。

 また、ちょうど去年の今

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秋田のクラフトジン「AKITA CRAFT GIN 岑 No.65」で秋田の森の香りに酔いしれる

秋田のクラフトジン「AKITA CRAFT GIN 岑 No.65」で秋田の森の香りに酔いしれる

 最近は落ち着きを見せ始めているが、ここ数年クラフトジンのブームがきていた。

 ジンをご存知のない方向けに説明すると、ジンとはジュニパーベリーという針葉樹の果実を中心とした様々な植物の香りをつけた蒸留酒の一種だ。
 よく売られているものの度数は40°以上と強めで、ソーダで割ったジンソーダやトニックウォーターで割ったジントニックなどは居酒屋でもよく売られている。

 少し前まで日本でよく飲まれてい

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実家のレシピの梅干しならぬ「梅漬け (杏漬け)」と、津軽地方の伝統保存食「紫蘇巻梅」を作りたかった

実家のレシピの梅干しならぬ「梅漬け (杏漬け)」と、津軽地方の伝統保存食「紫蘇巻梅」を作りたかった

「梅の実を塩漬けにした保存食」と言われれば、日本全国で一般的なものは梅干しだろう。
 梅干しを作った経験がある人はわかると思うが、梅干しはその名の通りに途中で梅を干す工程が入る。そのおかげで適度に水分が無くなり、独特の食感が生まれると共に携行性が増し料理にも使いやすいというメリットが生じる。

 対して秋田県や青森県などの北東北の一部地域では、この「干し」の工程を挟まない梅漬けという保存食が存在す

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2日と1時間半かけて「干かすべ」から「かすべ煮(エイヒレの煮付け)」を炊く

2日と1時間半かけて「干かすべ」から「かすべ煮(エイヒレの煮付け)」を炊く

 関東地方に住んでいた頃、これまで当たり前に見てきた食材がスーパーに並んでおらず驚いたことは何度かあった。その中でも自分にとって筆頭と呼べるものがかすべだ。

 東北地方、または北海道や新潟県などに住んだ経験のある方は、スーパーの鮮魚コーナーに独特の形状を桃色の肉の塊が並んでいるのを見たことがあるだろう。

 かすべと呼ばれるこれの正体はエイの仲間のヒレの部分である。厳密に言えば、写真のものは皮を

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過去に記事で紹介した北東北のスポットまとめ&軽く紹介

過去に記事で紹介した北東北のスポットまとめ&軽く紹介

 気づけば昨年の8月末に始めたnoteももうすぐ一年。投稿した記事も100本を超えて久しい。節目ということで過去に紹介した博物館や資料館、観光スポットなどの記事をまとめてみた。
 どれも自分の趣味で行くような場所なので偏りが激しいものの、観光の参考などにご活用いただければ幸いである。
 なおオススメ度、アクセスについては以下の基準で、独断と偏見に基づいて評価している。

オススメ度
★⭐︎⭐︎⭐

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北東北の陸上自衛隊カレー食べ比べ

北東北の陸上自衛隊カレー食べ比べ

 北東北にも梅雨が到来し、今年もまた一段と蒸し暑い日々が続いている。
 食欲が落ちるこの時期だからこそ、スパイシーなものが食べたくなる。そして、スパイシーな料理の代表格といえばカレーだろう。
 そして日本でカレーといえば、この組織のことを忘れてはいけない。そう、自衛隊だ。

 ご存知の方も多いと思われるが陸上自衛隊や海上自衛隊では各駐屯地や部隊、護衛艦毎のカレーレシピを公開している。

 今回は上

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【秋田県北秋田市】阿仁で見たマタギ文化と阿仁鉱山の歴史

【秋田県北秋田市】阿仁で見たマタギ文化と阿仁鉱山の歴史

 山々に囲まれた秋田県では、行政区分上は大きな町の一部でもその町の中心部からはかなり離れており、独自の雰囲気を今でも色濃く残した地域というものも数多い。
 秋田県北秋田市にある阿仁もそういった集落の1つだ。

 北秋田市は2001年に鷹巣町、合川町、森吉町、そして阿仁町が合併してできた比較的新しい市だ。
 秋田県北部の中央に位置し、その面積は由利本荘市に次ぐ秋田県で第2位。秋田県全体の面積の1割を

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【秋田県仙北市】辰年の八幡平ドラゴンアイこと鏡沼と、新玉川温泉に行ってきた

【秋田県仙北市】辰年の八幡平ドラゴンアイこと鏡沼と、新玉川温泉に行ってきた

 秋田県と岩手県の北部にまたがる八幡平。日本百名山の1つにも数えられ、夏は登山客、冬はスキーヤーで賑わい四季折々の姿を見せるこの山は北東北の誇るリゾート地の1つだ。

 そんな八幡平の山頂近くには、近年になってドラゴンアイとして知名度を大きく高め、一躍観光名所へと上り詰めた場所がある。

 ドラゴンアイの正式名称は鏡沼。
 夏には青く美しい姿を見せるが、冬になると八幡平の深雪に完全に埋まってしまう

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【秋田県大潟村】「干拓博物館」で学ぶ日本史上最大の干拓事業の軌跡

【秋田県大潟村】「干拓博物館」で学ぶ日本史上最大の干拓事業の軌跡

 かつて秋田県には、日本で2番目に大きな湖があった。

 湖の名前は八郎潟。
 北東北の伝承では、龍になったマタギ八郎太郎が作り上げたと伝わっている。

 この湖は第二次世界大戦後の干拓により大きくその面積を縮めたものの、現在も残る八郎潟調整湖ですら日本で18番目に大きな湖沼に数えられている。

 現在ではまず考えられない、日本史上最大の干拓事業。
 それを記録した博物館である干拓博物館が、秋田県

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「珍味」より「佳味」と呼びたいヌタウナギ

「珍味」より「佳味」と呼びたいヌタウナギ

 ヌタウナギという魚がいる。
 厳密には無顎類という魚類とは違うグループなのだが、広義では魚に含む場合もあり、しかも「魚屋に売っている魚っぽい生き物」なので当記事では魚として扱う。

 その独特のビジュアルや「ピンチになるとスライム状の粘液を体から放出する」というそろそろポケモンのモチーフになりそうな特徴的すぎる生体からか、鉄腕DASHなどのテレビ番組で幾度となく取り上げられており、数々のライター

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