とても好きな詩。 紙風船 落ちてきたら 今度は もっと高く もっともっと高く 何度でも 打ち上げよう 美しい 願いごとのように 『もっと高く』黒田三郎著(思潮社)
父親と3歳の娘の日々を描いた詩集の傑作。解説は荻原魚雷さん。詩を読むよろこび、詩集を持つよろこびが味わえる1冊です。フォークグループの「赤い鳥」が曲をつけて歌った詩。「落ちて来たら/今度は/もっと高く/もっともっと高く/何度でも/打ち上げよう/美しい/願いごとのように」(紙風船)
松下育男さんが、note『「現代詩の入り口」1 やさしい心の持ち主は、黒田三郎の詩を読んでみよう』とおっしゃるので、図書館で10冊ほども黒田三郎の本を予約してしまった。酔っぱらった状態で予約したので、今見て驚いたワ(笑)。もちろん、何冊かは著作は読んでるんだけどね。