56話、この後に泉さんが出てきても、ああいう関係に納得してしまった以上、もう矢代さんにはどうすることもできないんだよな。
矢代さんが吐き気を催すのは、女であるかのように扱われ、女に向けるような好意を向けられたとき。それは義父が「坊主は本当は女の子なんだ」と言っていたことに起因している。影山や百目鬼の相手の女を想像して欲情するのも、自分がもし本当に女だったら、普通に愛されるのかという投影か。
タイトルの「囀る鳥」は矢代のことだと先生がインタビューでおっしゃっていたが、6巻終わりで百目鬼が見た飛び去る鳥は、矢代が黙って一人去ってしまったことを表しているのだろう。よって「飛ぶ鳥は言葉を持たない」の鳥は百目鬼でもあり、矢代でもあるということになるのだろうか。
54話チラ見せ第2弾、やっぱりママはなんだか怪しい。 そして矢代さん、若返って高校生時代みたい。可愛すぎる!
井波の保険としてのビデオは矢代さんの脅しにならなかった時点でほぼ何の役にも立たないものになっていたが、百目鬼を苦しめるためのものに使えると気がついた。なので、あれは現時点で百目鬼に対してのみ有効。ホテルで葵ちゃんと父親の惨状を話した時と同じマインド。