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『囀る鳥は羽ばたかない』というタイトル
『囀る鳥は羽ばたかないというタイトル』
について、ヤクザ系ライターの鈴木智彦氏がTwitterで興味深い考察をされていたので引用させていただきます。
まずは、囀る〜をヤクザ的に捉えると、
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「三角と矢代、ヤクザ的に観ると『囀る~』は2人の若頭の物語です。そこに本来ならあり得ない愛とセックスが絡みついて、既存のヤクザ劇では不可能な領域まで重層化する。あ、先代の三角にとって矢代は元オンナで、肉体関係のあった若い衆(か舎弟か判然としない)という設定です。俺の推しキャラです。」
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鈴木さん、三角推しなのですね❤️
で、タイトルについては次のとおりです。
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「書きたいことは他にもたくさんあんですが、最後に『囀る鳥は羽ばたかない』というタイトルの理由に触れておきます。奇抜なタイトルだけど、もちろんちゃんと意味がある。幼なじみ(ノンケのはずがホモになってる)はこうつぶやく。
『矢代の自己完結はガキの頃から備わった自防衛なんだろうな』
2巻のラスト、ヒットマンに銃撃された矢代は、病院のベッドで過去を回想します。
『俺は全部受け入れてきた。なんの憂いもない。誰のせいにもしていない。俺の人生は誰かのせいであってはならない』
1巻の2Pにはこう書かれています。漂えど沈まず、されど鳴きもせず。囀る鳥は羽ばたかない。」
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以上、引用でした。
ヤクザ的囀るは三角と矢代の若頭2人の物語と捉えたいと。(何故若頭2人かは2枚目画像の氏の書かれた組織図を見ていただきたい)
大洋図書広報的には矢代と百目鬼の物語となっています。
『囀る鳥は羽ばたかない』が『漂えど沈まず、されど鳴きもせず』の下の句だとすると、やはり囀る〜は「矢代という男の物語」という事になります。
ヤクザ的見解(矢代三角の物語)でも大洋図書(矢代百目鬼の物語)でもありません。
(やった!この期に及んでまだ・・・百目鬼とくっついて欲しくない😅往生際の悪いわたし👎)
矢代を形作るものが何かをヨネダ先生は他でもない影山に語らせています。【自己防衛】だと😢
影山の冷静さが残酷です。
『囀る鳥は羽ばたかない』
「羽ばたけない」のではなく「羽ばたかない」のです。
だから、当然ですがこれは矢代の物語なのです。
どんなかたちであっても、羽ばたくまで見届けます。
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