九份から望む海(囀る鳥は羽ばたかない二次創作⑪)
台北(台湾桃園国際)空港から
MRT(都市高速鉄道)を乗り継ぎ、
バスで2時間弱
左手に海を眺め山道を進むと
タイムスリップした様な街に着く
九份という街だ
山の斜面に
張り付く様に建物が立ち並び
細い階段がその間を縫うように伸びていく
九份の代表的な建物
大きな木造の茶楼は
一面横に並ぶ窓に赤いランタンが吊られ
それが三段重ねの形をしている
街中の通路にも赤いランタンが続き
その様子は訪れる人々の郷愁を誘う
俺達の予約したホテルは
バスを降りて正面
「基山街」の入り