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失敗と言わざるを得ないシーズン、ヘグモ監督は浦和にとって何だったか エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024年を振り返る

<全3回中の1回> <マチェイ監督の振り返りはこちら> 浦和レッズの2024年シーズンが終わりました。開幕後に強化責任者が代わったうえ5年ぶりにシーズン中の監督交代が起こり、順位表の下半分で終わったことからも「失敗だった」という評価を免れないシーズンだったと言えるでしょう。そんな中ですが、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 全3回での振り返りですが、過去からの学びとして第3回の2025年シーズン展

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小泉佳穂選手の紹介を書いてみました

柏レイソルサポーターの皆様こんにちは。浦和サポのかすみと申します。2017年から浦和を見てきて、2021年から4年間小泉佳穂選手の思考を辿って応援してきたので、どんな選手なのか私の視点で紹介させていただきます。 なお私は、Twitter/Xにこんな感じで浦和の試合の写真まとめスレッドをアップしてきたほか、小泉選手のインタビューへの考察コメントなどもたくさん投稿してきたので、過去投稿を読んでいただければより詳しく小泉選手について知れると思います。(写真スレッドが長すぎるせいか

【雑感】2025/2/15 J1-第1節 神戸vs浦和

神戸はFFS杯・広島戦、ACLE・上海海港戦を消化して早くも今季3試合目でした。山口、初瀬のレギュラー格の選手が移籍しただけでなく、どうやら怪我人も多いようで、ベンチメンバーを見た時には確かにスタメンの選手たちが疲れてきた時に代わりに入って試合の流れを変えられそうなタイプの選手はいないかもという印象を持ちました。 神戸のここまでの2試合を観た印象としては、特に保持の面で初瀬がいなくなったことの影響が大きそうだ、というものでした。ビルドアップで彼が最後尾と1列前を相手のプレッ

「周到な準備は勝利を招く」 (リーグ第28節・浦和レッズ戦:1-1)

 GK安藤駿介がこの試合に向けて語ってくれた言葉がずっと頭に残っていた。  川崎フロンターレは、15年前に第25節・鹿島アントラーズ戦で3-1のスコアからの16分の再開試合を経験している。現在もクラブに所属している選手の中で2009年から在籍しているのは彼だけである。当時新人である安藤はメンバー外だったが、「両チームの準備の差」が如実に反映された展開だったと語っていた。 「あの試合を川崎は1つの試合として準備していました。ただ鹿島は16分だけの試合として準備していたのだと

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モヤモヤ感が残った監督交代後と伸びなかった勝ち点 エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024年を振り返る

<全3回中の2回> <ヘグモ監督の振り返りはこちら> 浦和レッズの2024年が終わりました。開幕後に強化責任者が代わったうえ5年ぶりにシーズン中の監督交代が起こり、9月からマチェイ・スコルジャ監督が復帰したもののJ1残留争いに足を踏み入れる苦しいものになりました。悩ましいものになった今季ですが、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 全3回の振り返り企画ですが、今回はマチェイさんにスイッチしてからのリ

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現時点での陣容は何点? 前後のバランスや最前線が懸念点か エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2025年を展望する

<全3回中の3回> <ヘグモ監督の振り返りはこちら> <マチェイ監督の振り返りはこちら> 浦和レッズの2024年が終わりました。開幕後に強化責任者が代わったうえ5年ぶりにシーズン中の監督交代が起こり、9月からマチェイ・スコルジャ監督が復帰したもののJ1残留争いに足を踏み入れる苦しいものになりました。そんなシーズンについて、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきました。 全3回の振り返り企画ですが、新シーズンへの展望を

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【雑感】2024シーズンの振り返りと2025シーズンに向けて

2024シーズンお疲れさまでした。シーズンが始まった頃は夢にも思わなかったような順位、内容、陣容でフィニッシュしたシーズンでした。思い出したくないことの方が多いかもしれませんが、僕のような不器用な性格の人は一旦整理を付けないと2025シーズンに気持ちを向けられないので、あれやこれやを振り返りながら、浦和レッズのこれからを考えていきたいと思います。 今回は3章構成で書いていきます。まず第1章では2024年の浦和レッズの大まかな流れを、今年も年間通して試合ごとに雑感を書き残して

【浦和レッズサポーター向け】シアトル遠征用のまとめ ーー ダウンタウンに気をつけろ

浦和レッズが出場するクラブワールドカップの試合日程と会場が決定しました。 最初の2試合はシアトル。学生時代に留学していたこともあり、ぼく自身、とても慣れ親しんだ街です。嬉しかったですね。そっこうでホテルを押さえました。 サポーターのなかにもさっそく航空券とホテルの手配を進めている方が多いようです。ただ浦和レッズ史上はじめて(たぶん)のアメリカ遠征なので、どこに宿を取ればいいか戸惑っている人もいるかと思います。そこで、先日、下記のツイートをしたところ、たくさんの反響をいただ

最大の目標はリーグ優勝【浦和レッズ】

J1リーグの開幕を告げる『FUJIFILM SUPER CUP』はサンフレッチェ広島がヴィッセル神戸を破り、優勝を飾った。昨シーズンのJ1リーグ優勝チームと天皇杯優勝チームが争う、カップ戦だ。 なぜ、浦和レッズがこの舞台にいないのか? 昨年の天皇杯は出場権をはく奪されてしまった。浦和レッズ側の一部の暴徒による暴挙が原因だった。興梠慎三はチームの不甲斐なさを伝えつつも、この暴挙により若い選手の出場機会をつぶしてしまったことを心に刻んでほしいと引退スピーチでファン・サポータに

開幕前くらい…

ついに始まる? いや、もうそんな時期? いよいよ今週末にスーパーカップ(神戸対広島)が行われ、Jリーグの2025年シーズンが開幕する。 年々短くなるオフシーズン。選手たちが心配になりつつも、やはり「レッズ(サッカー)がない週末」が退屈(しかし平和ではある)なことは事実。 もちろんそれは他チームのサポーターも同じ気持ちだろう。 オフシーズンとはチームが変わる時期。 選手が入れ替わり、チームによっては監督、いや強化部というクラブの根幹から変わる場合もある。 また、公式戦がな

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第28節・浦和レッズ戦の後半)

 11月22日は埼玉スタジアム2002で浦和レッズ戦です。 8月24日、雷雨の影響により中止となっていたJ1リーグ第28節の後半となります。要は45分だけゲームをするわけですが、通常の後半とは違い、両チームとも体力的にフル充電された状態でやり合うことになります。  果たしてどんな試合展開になるのか。 サッカーは90分のゲームですから、それが半分になる・・・・なかなかイメージが掴みにくいところがあります。  それは両チームにとって同じだと思います。週明けのミーティングで

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前橋育英高校、優勝おめでとうございます!!(怪我に泣いた最強世代の7番の話)

高校サッカーで前橋育英高校が優勝したとのこと!! ただ、決勝で対戦したのは、私が通った大学院のすぐ裏にあった流経大柏高校だったので、少しだけ悔しさもある。 試合については、あとで動画で試聴して、OWL magazineで感想でも話させていただこうかなと思っている。 育成年代はあんまり扱わないのですが、決勝くらいは、ね! さておき! 前橋育英高校といえば……。 そう、最近仕事で扱ったのだ。 2012-14年に前橋育英でサッカーをしていた黄金世代には以下のような選手が

夢のその先へ。21

自宅…。 ○○:よっしゃーーー!!選ばれたぞ! 父・母:おめでとう! 〇〇:ありがとう! 麗乃:おめでとう〜! ダダダダ… 〇〇:痛っ…笑。でもありがとう。 プルルルル… 〇〇:姉ちゃん携帯鳴ってるよ。 麗乃:もしもし…うん…了解!ビデオにして…〇〇出番! 〇〇:まさかの俺かい笑。 山下:代表おめでとう! 〇〇:ありがとう。 岩本:近々お祝いパーティーやろうね! 〇〇:お祝いだなんて良いよ…笑。 麗乃:こっちで徐々に進めてるよ! 岩本

夢のその先へ。22

〇〇:お姉様、これはどういったご状況でしょうか? 〇〇は目隠しをされた状態で移動中…。 麗乃:怖い? 〇〇:怖いわ! ??:じゃあ、私の声聞いたら? 〇〇:えっ?焦ります💦 ??:へへっ。可愛い。 麗乃:遊ばないでください飛鳥さん! 〇〇:は?今誰って言った…? 麗乃:飛鳥さん。流石に飛鳥さんはわかるでしょ? 〇〇:まあ…。 飛鳥:反応薄くな〜い? 麗乃:すいません。こいつ乃木坂46を最近追いかけ始めまして…笑。 飛鳥:そういうことね。勉強しときなさ

「赤く染まった鳥取をどう見るんだ、鳥取よ。」vs.浦和

YBCルヴァンカップ2回戦 vs.浦和レッズ 2-5 負け フル出場 この試合を終えて、感じたこと、考えたこと、得たこと。 Jリーグが在る意味と価値。 自分自身への失望と期待。 恩師ジョアンとの再会。 の3点です。 よろしくお願いします。 Jリーグが在る意味と価値 先日、ルヴァンカップのPR活動で、世瀬選手と一緒に鳥取県庁へ行きました。 その時、「ルヴァン何人入るかなー」と他愛もない話をしていた流れで、ガイナーレ鳥取の歴代最多入場の話になりました。 それは、「20

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第28節・浦和レッズ戦)

 8月24日は埼玉スタジアム2002で浦和レッズ戦です。 ここ最近、埼スタでは勝利がありません。ただ川崎フロンターレには、浦和レッズ戦でよくゴールを決めている選手がいます。  脇坂泰斗です。 今年も去年も等々力での浦和レッズ戦でゴールを決めていますが、アウェイの埼スタでも2年に1回ぐらいのペースでミドルシュートを突き刺しています。何気に浦和キラーだったりしますからね。  今年の等々力の勝利後のこと。ミックスゾーンで「浦和戦、よく決めるねぇ」と本人に声をかけてみると、「あ

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【雑感】2024/11/10 J1-第36節 浦和vs広島

昨年ほんの少しの差で浦和が届かなかったACL2の舞台に立っている今季の広島ですが、彼らは木曜日にオーストラリアのシドニーで試合をして、そこから中2日でこの試合を迎えたということで、時間の経過とともにちょっとしたボールコントロールや球際の競り合いの部分でコンディションの差が出たのかなという印象があります。特に後半に加藤がシュートを打とうとしたら足が攣ったのか上手くミートできずに外してしまった場面は「助かった。。」と思う反面、「大変だよな。。」と同情もしてしまいます。 広島は基

夢のその先へ。24

小川:〇〇さ〜ん!! 冨安:ほら、お迎えだぞ! 〇〇:ったく…(アイドルってことを自覚しろ!) お疲れ様でした! 日本代表メンバー:お疲れ様! 小川:早く〜! 〇〇:待て待て! 急いで人の少ないところへ… 〇〇:裏だとは言え、あんな大声だめだよ?バレてまずい記事が載ったら小川さん自身が危険な事になるかもしれないから。 小川:だって…すぐ伝えたかったから…。 〇〇:ふふっ…。可愛いね〜じゃあ行こう。一応変装してね?小川さんもろバレだから。 小川:急いで来たか

【雑感】2024/12/8 J1-第38節 浦和vs新潟

来季に向けて一足先にチームの成熟を図るなんて簡単に言うことはできますが、来季になれば多かれ少なかれ選手は入れ替わるし、シーズン途中からだと変えにくいことも約6週間のプレシーズン期間があればガラッと変えることも出来るわけで、この試合でどのくらい来季に繋がるものが見られるのかは難しい所だったなと思います。 ましてや、相手の新潟は残留が決まっていないので試合の結果が大事ではあったものの、浦和の方は引退する興梠と宇賀神だけでなく、契約満了で退団するリンセン(もしかすると他にも実はそ

節目【紅白記事合戦2024】【赤のエッセイ】

12月は別れの季節だ。 2024年シーズンのJ1リーグはヴィッセル神戸の優勝で幕を閉じた。応援している浦和レッズは優勝候補にあげられていたにも関わらず、終盤は残留争いに巻き込まれてしまい、結果は13位。不甲斐ない。 そして、シーズンが終わると残念ながらチームを去る選手がいる。理由は引退、契約満了に伴う退団、海外への挑戦など様々だ。 12月8日(日)最終節の試合終了後、ホームの埼玉スタジアムで興梠選手と宇賀神選手の引退セレモニーが行われた。当日のチケットは完売。公式入場者

【雑感】2024/11/22 J1-第28節 浦和vs川崎(後半のみ)

ハーフタイムの間に片方の監督は契約解除されて後任が指揮を執ることになり、もう片方の監督も今季限りの退任が決まるという珍しい試合になりました。8/24に行われた前半は、浦和が保持でついに自分たちのやりやすい形を掴めのではという期待感を持てた上に、その流れが来ている時間帯に先制点を取ることが出来た、途中からは川崎が変化を加えて押し返したものの、雨で水が溜まったことでシュートが止まったりして浦和がリードした状態で折り返したというものでした。 6月半ばからヘグモ体制でもそれまでの4

もういくつ寝るとJリーグ開幕【3行日記】

昨シーズン最も脅威に感じた選手は柏のマテウス・サヴィオ選手だった。 圧倒的な突破力とチャンスメイク力に終始ヒヤヒヤさせられた。 今シーズン、サヴィオ選手が浦和にやってきた。ニヤニヤが止まらない。 浦和レッズの試合は毎週土曜日に開催されることが多いですので、 土曜日は試合を見るのがメインで note でつぶやくまでがセットです。 オフシーズンは試合がないので楽しみがひとつ減ってしまいます。 早く、Jリーグが開幕しないかなー #3行日記 #浦和レッズ #urawared

レノファなスタジアムの話(36)指定管理者はフリーハンドではない

前回の更新から半年以上空いてしまいまして(年末に番外編は書きましたが)、年も越してしまいました。 2025年はもうちょっと頑張って、できれば月2本ぐらいは書いていきたいなとは思っていますが。 そんな中、年末から年始にかけて、Jリーグクラブのホームスタジアムに関する『管理』の話題が2件ありましたので、それらに共通する『指定管理者制度』から、何が問題になっているのかについて触れてみようと思います。 指定管理者制度とはまず、そもそも『指定管理者制度』とは何か、という話から。

サヴィオ すげーっ!【浦和レッズ】

あけましておめでとうございます。 2025年シーズン、Jリーグが開幕しました。 浦和レッズの初戦の相手はJ1リーグ2連覇中のヴィッセル神戸。しかも、アウェイ。とにかく、開幕戦に弱い浦和。不安と期待が入り混じるなか、ゴール裏サポーターからの『 We are REDS ! 』コールが始まり、キックオフ。 前線から守備のプレスをかけてくる神戸に対して、GK西川選手からのロングフィードで攻撃をガンガン仕掛ける。 昨シーズンまでの後ろでちんたらと横パスを回すことなく攻撃を仕掛けて

【雑感】2024/10/23 J1-第25節 浦和vs柏

普段はまず自分がどう見たかをそのまま書いた上で色々な人の意見とすり合わせるのですが、この試合はらいかーるとさんの企画シートに参加したことで現地にいながら骨太な解説を聴きながら試合を観たので、ピッチ内の事象についてはどこまでが自分の意見でどこからが解説に影響を受けたのかの境があまり分からない状態です。ただ、こうして自分が気付かないことをリアルタイムで指摘してもらいながら試合を観られるというのはとても有意義な体験でした。これについてはまたどこかで触れることがあるだろうと思うので、

【雑感】2024/11/30 J1-第37節 福岡vs浦和

10位前後の位置にいるチーム同士の対戦だったので同時者以外にはあまり興味を持たれないような試合だったのかなと思います。福岡の方は長谷部さんの退任が既に決まっている中でのホーム最終戦なので、これまで頑張ってきた選手にもプレータイムをあげたいというテンションを56分の3トップ総入れ替えから感じました。 そして、浦和の方も定例会見でスコルジャさんが「今までベンチスタートが多かった選手にプレーする機会を与えるチャンスでもあります。そして来シーズンに向けて新たな戦い方やセットアップを

『代表以外』あるJリーガーの14年 #11  第3章 Stay Gold :その4

 「大五郎カット」で話題となったロナウドのゴールで、ブラジルがドイツを2-0で破りワールドカップ優勝を遂げた6日後、2002年7月6日。    J2は第16節から再開。  新潟は博多でアビスパ福岡と対戦した。  左ひざの負傷からまだフルコンディションに至っていない宮沢はベンチスタート。結局最後まで出番はなかったが、チームは1-0の勝利で再開初戦を飾り、J1自動昇格圏の2位の位置をキープした。  翌7日、新潟に戻った宮沢は新発田市で行なわれたサテライトリーグの試合に出場する

浦和レッズJリーグ2025シーズン開幕戦 ライブビューイング

※2025年2月16日: 興梠さんのトーク(大決起集会でワントップの補強に触れた話)を追記しました 2月15日(土)13時から、イオンモール浦和美園のイオンシネマで、今シーズンの初戦 対ヴィッセル神戸の試合のライブビューイングが行われました。 そちらの様子を思いつくままリポート致します。 それにしても、初めてのライブビューイング参加でしたので、全く予想していなかった出来事に終始驚きっぱなし。 ライブビューイングイベント開始(シアターへの入場)が始まる1時間前から、それは

『代表以外』あるJリーガーの14年 #16 第4章 アイシテル ニイガタ:その5

 2003年11月23日、日曜日。  その日は朝から、新潟市一帯に冷たい雨がシトシトと降りつづいていた。  にもかかわらず、ビッグスワンへと集まった人の数は4万2,223人。  それまでのJ2リーグ最多記録を塗り替える数字だった。  加えて、チケットを入手できなかったファン・サポーターのために、クラブはスタジアム敷地内に270インチの大型ビジョンを設置。傘を差し、合羽に身を包んだ人たちがそのビジョンの前にも大勢集まっていた。  勝利すればもちろん引き分けでも、新潟は初のJ1

【浦和レッズ2025編成展望】~何を目標に据えるのか~

「誰かやらないかなー。」「オフシーズンはこういう妄想が楽しいんだよなー」と思っているだけではいけないと思い、自分でやってみることにしました。 何分こういった書き物は初めてなので、読みずらい部分があったらごめんなさい。 端的に言うと先駆者二名の記事をパクります。 他チームの戦力状況には興味があるので、こういった輪が広がっていくといいなと思います。 それでは本題に移りましょう。 今回のオフシーズンの浦和の動きはどうやら遅そうなので(外国人補強は欧州のマーケットが開くのを待つ

『代表以外』あるJリーガーの14年 #17  第5章 コンバート:その1

 携帯電話の向こうから、レッズ時代の同僚の声が響く。  アルビレックス新潟がJ1へと昇格して迎えた最初のシーズン、2004年の5月8日のことだ。 「明日の試合、絶対ブーイングされるでしょ」  翌5月9日には古巣との対戦が控えている。J1ファーストステージ第9節、対浦和レッズ戦、が。    抑えきれない若干の腹立ちを顕わにしながら、反論する。 「でも、オレは自分から出たくて出たわけじゃないじゃん。追い出されたのに、なんでブーイングされなきゃなんないの」  電話の向こうか

いや〜寒かった。天気も、試合内容も…。J1リーグ最終節、浦和対新潟はスコアレスドロー。お尻が浮くことはなく、隣の人は舟を漕いでいた。指定席はしらけた雰囲気だった。こんな状況で来シーズンは大丈夫なのか?引退する慎三とウガには感謝しかない。ふがいない浦和を今後は内側から救って欲しい。

 『代表以外』あるJリーガーの14年 #15 第4章 アイシテル ニイガタ:その4

 2003年11月21日、J2最終節を2日後に控えた、その夜――。  新潟から遠く離れた埼玉県北葛飾郡庄和町(現・春日部市)。  宮沢の実家の居間に、母・和美の驚きに充ちた声が響いた。 「ちょっとお父さん!お父さんってばっ!大変!」  何事かと、父の恵雄が居間へ駆けつける――。  居間のテレビには、久米宏が司会を務めるニュースショーのスポーツコーナーが映し出されていた。  2日後に迫ったJ2最終節の特集。  画面にはアルビレックスの練習風景が映し出され、その中に母は息子の

ELOレーティングでみるJリーグ、浦和 - 2024年の推移

ELOレーティングという手法があるらしい。オンラインゲームのレーティングに利用されていたり、FIFAランキングの根拠情報にもなっているとのこと。説明はChatGPTさんに譲る。 数式のところをもう少し細かく言うと、 $$ R_{new} = R_{current} + K * (S-E) \\ $$ $${R_{new}}$$: 試合後の新しいスコア $${R_{current}}$$: 試合前のスコア $${K}$$: 更新係数(変動幅を調整する定数。一般的には2

学ぶ文化はどこへ消えた?

今季の開幕に向けてこんなことを書きましたが、残念ながら「学ぶ文化」というものは定着せず、結果が出ない中で昨季のやり形に近いところへ戻しながらヘグモ体制は終わりました。ピッチ内を見ると、主に保持で選手個々の成長が見えていて、そういったところを僕はポジティブに捉えていたものの、ヘグモさんの更迭が発表される少し前から現場ではあまりヘグモさんたちのことを好意的に受け入れられていないような言葉が見えてきていました。 ヘグモさんの招聘にあたっては、2023年にスコルジャさんが「私の人生

「私の成長曲線」2年 稲垣篤志

「私の成長曲線」 法学部法律学科 2年稲垣篤志(浦和レッズユース) こんにちは。 今回、2年生最後の部員ブログを担当させていただきます。 法学部法律学科2年の稲垣篤志です。 昨年、私の部員ブログの最後に「来年は少しでも成長した自分を報告できたらなと思います。」と綴りました。 前人未到のリーグ無敗優勝を成し遂げ、思うこと、感じることはたくさんありますが、 年に1度のこの機会に私は「今」感じていることを素直に書きたいと思います。 「凛々しくなったな」 「話し方が大人になっ

さらば調子乗り世代

2024年12月8日。浦和、いやJ リーグの歴史に残る大エース、興梠慎三と共にこの日を最後に現役を引退する選手がいた。宇賀神友弥。 興梠と同じタイミングでのセレモニーと挨拶。人によっては嫌だと感じるかもしれない。しかし宇賀神は最後まで彼らしい姿を見せてくれた。 遡って2021年。ホーム最終戦後、このシーズンを最後にレッズ退団が決まっていた宇賀神は同じくセレモニーの舞台に立っていた。 そこに掲げられた一つの断幕。ゴール裏の上の方にわりとひっそりと出されたそれには「ウガ、俺達の

自己紹介|はじめてのnote

はじめまして。 note始めてみました。 思い出記録用です。ゆっくり自分のペースで投稿します笑 1年続けば御の字ですね。 プロフィール 出身地:埼玉県川口市 年齢:19 (05生まれ) 趣味:サッカー観戦、筋トレ 都内の私立大学に通う普通の大学1年生です。幼稚園の時にサッカーを初めて高校3年生までやってました。埼玉ではかなり有名なクラブチームでやってたので結構ガチです笑 今はプレーから離れて、浦和レッズの応援に全てを捧げています。 noteを始めたきっかけ 大学生に

第1位、優勝、優勝へ【3行日記】

推しの劇団の公演がCoRich舞台芸術アワード!2024で第1位に輝きました! 浦和レッズレディースがPK戦の末、昨年のリベンジを果たして皇后杯優勝! ダニーロ ボザ選手、浦和レッズへようこそ!リーグ優勝への戦力は整った! アガリスクエンターテイメントの『なかなか失われない30年』がCoRich舞台芸術!に登録された2024年の公演6668本のなかから、第1位に選ばれました。その記念として、2025年1月31日(金)23:59までYouTubeで期間限定無料配信されてい

【雑感】2024/10/30 J1-第35節 横浜FMvs浦和

まるで昨年の自分たちを見ているようだと言わんばかりのコンディション状態のマリノスでしたが、開始早々に右SBの加藤が負傷し、代わって入った天野も終盤に負傷して途中交代、さらにプレッシングの強度もここ数年のマリノスのイメージほどではなく、浦和のビルドアップに時間がある状態も多々見られました。 ACLでは対戦相手の特徴がJリーグのチームとあまりにも違うので計算が立つ選手を使わないと危ういですし、かといってJリーグはクラブ間での選手個々のレベルの総和にあまり差が無いので大胆なターン

みんな大好き「大谷翔平」

さっき仕事帰り。 いつものように、浦和レッズ関連の広告バナーやモニュメント、サッカーの街っぽさで溢れたJR浦和駅を歩いた。 最近は週替わりの地方物産展などで賑わうスペースに、いつも以上の人だかり。確か昨日の夜通った時は、信州展だったか飛騨高山展だったかのはず。 ところが。 今日は、大谷翔平グッズ展だった。 たぶん、サッカー好き人口率全国ランキング1位だと思う街の、ここ浦和駅に大谷翔平の等身大パネルが並んでいた。 日本人はみんな大好きなんだね、「大谷翔平」。 微笑ましくも

福岡に勝てない…前半はパスをつないで攻撃できていたがシュートまで至らず、紺野に決められて失点。後半、至恩の個人技が光ったが得点ならず。凌磨はお疲れ気味で心配。ベンチ外のグスタフソンは来年も残ってくれるよね。最終節の新潟は残留争いで激戦になる。慎三さんたちの有終の美を飾って欲しい。

強化責任者の交代に主力級の退団、監督人事をどう考えるか エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の3回> <開幕前のキャンプ振り返り(前編)はこちら> <開幕してからの振りかえり(中編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 中編までは基本的にピッチ上のチームにフォーカスしてきましたが、今回はピッチ外のところ。選手編成や監督人事、あるいはシーズン途中で強化責任者が交

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CBだった遠藤航の未来を見抜いた、曺貴裁の13年前の言葉

タイムラインに現れたとある記事の告知に対してどうしても一言申したくなったので、以下のようなツイートをした。 書いた通り、遠藤航はもともとCBの選手であった。 直近のリヴァプールでこの位置で使われることが増えて活躍したことでそのルーツを知らない人からすれば驚きかもしれないが、「昔からやってたしやりやすいだろうなぁ」と思ったものである。プレミアリーグのレベルは想像できないレベルという前提も汲んだ上での余談になるが、自分が取材をしてきたボランチとCBの両方をこなせる選手は総じて

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【雑感】2024/10/19 J1-第34節 東京Vvs浦和

スコルジャさんの来日から1週間に1試合のペースで4試合をこなし、そこから今節は2週間空いての試合でしたが、果たしてスコルジャさんが来る前とこの5試合で何が良くなったのかを探すのが難しいなと言うのが正直なところです。結果が出ていないことでプレーがネガティブなものか勢い任せのものかのどちらかに振れてしまっているような見え方は正に残留争いの渦中にいるチームのそれであって、2011年や2019年もこんな感じでしたかね。 この試合の前に怪我を抱えていた選手のうち、9/28の神戸戦で負

期待と不安が同居したキャンプとチームのモデルチェンジ エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の1回> <開幕してからの振りかえり(中編)はこちら> <編成や監督人事の振り返り(後編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 実際のところ、ここまで経過したリーグ戦は24試合で残りは14試合とバランスが少し良くありません。そのため、ハーフシーズンの振り返りとしてはかな

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対談 西川周作✕李忠成 『プロサッカー選手になりたいなら・・・』

少年時代、サッカーをただ楽しんでいた日々から、プロを目指すために考え方が変わった瞬間まで。今も活躍を続ける西川周作選手と、引退後に新しい道を歩んでいる李忠成さんが、自分たちの経験をもとに「どうやって意識を高めたのか」を話してくれました。子どもの頃の練習や食事の工夫、プロになるために必要だったこと、さらに勉強との向き合い方まで、未来のサッカー選手へのアドバイスがたくさん詰まっています。 「『 サッカー選手になりたい』と思ったのは、中学から高校に上がるタイミング」(西川周作)

『代表以外』あるJリーガーの14年 #19  第5章 コンバート:その3

 2004年5月9日、雨の落ちるビッグスワン。  アルビレックス新潟対浦和レッズ戦。  宮沢が対峙したエメルソンの右足から蹴りこまれたボールが、自陣ゴール内に転がる。  J2時代とちがいJ1では劣勢を強いられる時間が長く、先制されることがほとんどだった。  そんなチーム状況下にあって、監督の反町は選手たちによくこう説いていた。 「すぐ下向いてションボリするんじゃない。起きてしまったことは忘れて、切り替えるのが大切なんだ」、と。  反町の言うことは、宮沢も頭では理解できて

【雑感】2024/10/5 J1-第33節 浦和vsC大阪

前半の早い時間に失点し、その後は保持でなかなかチャンスを作れずにそのまま無得点で終わるというパターンが3試合続きました。浦和はグスタフソンがコンディション不良でメンバー外になった影響もあったと思いますが、この試合のスタートは渡邊がCHで原口がトップ下になりました。 渡邊も原口もCHとしての振る舞いが上手に出来ているかと言うと何とも言えないところではありますが、基本的には足元でボールを扱うことが上手で守備時に相手に対して強く当たれるということ、そもそもCHの人員が足りていない

2024 Season -Urawa Red Diamonds-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回は浦和について書きます。 浦和はシーズン途中に監督が変わったり、夏に多くの選手が加入したりとマネジメントが難しいシーズンだったのではないかと思います。 その浦和がどのようなサッカーをしていたのか見ていきます。 ●基本情報J1順位 13位 12勝 12分 14敗 勝点48 49得点 45失点 得失点-4 ●Attack◯西川健在  浦和の攻撃は西川選手から始まる。  キャッチ後、正確なパントキックからロングカウンターが発動され