都市の形成は王朝支配の始まりの必然を持たないが、人為的に囲われた環境は支配的ヒエラルキーを形成するトリガーになる危険性を常にはらんでいる。 狼も観察のために人為的に囲うと同じことが起こる。古代都市のいくつかで支配的ヒエラルキーが形成されたのも同じことではないか?と思われる。
原始時代の社会的統括は、狼の群れと「七人の侍」から類推することができる。 狼の群れも「七人の侍」も、『万物の黎明』によって描かれた原始共同体の統括のありかたに極めて近い(ほぼ同一)であるように思われる。
通俗的に考えられている狼の群れの在り方(たとえば「アルファ雄」など)は、人間に飼われた状態の狼であり、野生ではあり得ないことがフィールドワークで証明されている。 野生の狼は『万物の黎明』で描かれた初期人類や支配を拒否したインディアン社会とほぼ同じ。
久々のキャンプでの焚き火。焚き火って何年ぶりだろう…思い出せない笑。これは勝手な想像だが、焚き火の癒し効果や気分が落ち着くのは原始の祖先の記憶を呼び覚ますからなのか?電波も届かない山奥。自然の風と川の音。こんな非日常も尊いと思ったこの時は翌日お腹壊して大変になるとは知る由もない。