天使の世界はモノクロで静か。人間界は饒舌で色彩過多な一方,肉体はもろく精神は悲しみに満ちている...天使がサーカス花形女性に恋をし,永遠の命を捨て下界に降りたつ物語...裏テーマは平和への祈り,と今回見てわかった。 モノクロで描く幻想と,カラー描く後半の現実,いずれも美しい叙情詩
ヴィム・ヴェンダース監督映画『ベルリン 天使の詩』鑑賞。この映画の広告を見た瞬間、思い出食堂「出前一丁!」(2015年4月) 掲載の、治島カロ先生「ミックスジュース」が蘇り、絶対観ないと!と思った。たった一コマなのに、絵の力はやはりすごいな、と実感した次第。